「美しくそこにあるだけ」 まよ

6月22日

●園芸作業
 今日は午後、さとみちゃんと一緒に花壇の花の植え替えをしました。園芸作業に入ることは稀なのでとても新鮮で、嬉しかったです。初めに中庭のマリーゴールドが、少し詰まっていたので、交互に植わっていた黄色と橙色のマリーゴールドを間引いていきました。草取りをして綺麗になった一番上の段に、間引いたマリーゴールドを植えていきました。鮮やかな色のマリーゴールドが植わってとても綺麗で嬉しかったです。さとみちゃんとマリーゴールドを美しく写真に撮れるよう、背景に無駄なものが写らないように意識しました。

 駐車場の花壇に移り、草取りをしていきました。ずっとやりたかった作業だったようで、さとみちゃんが喜んでくれていたのが嬉しかったです。ウクライナの市場に花屋があったお話をまた、思い出していました。花を見るとふっと心が穏やかになります。ただ美しくそこにあるだけ、というものに、時間や労力を費やすことで、そこを通りかかる人や作業から帰ってきたみんなの心がほっとします。さとみちゃんの優しい空気を感じながら、マリーゴールドを自分であり、みんなだと思いながら、作業できてとても嬉しかったです。眼の前にある花が全部、私で、通りかかる誰かで、神様だということを思って、心を込めて向かえるようになりたい、そう思って作業をしました。

 お母さんが、途中ツツジの中から飛び出している笹を切りに来てくださいました。実際に自分が剪定ばさみで刈ってみると、とても力のいる作業で、お母さんが整えたツツジがとても綺麗でした。最後には、駐車場の花壇にマリーゴールドが2列に並びました。笹を刈るのが途中になってしまったのですが、また、さとみちゃんと一緒にできたらいいなと思いました。

 お母さんやさとみちゃん、園芸部のみんなが、いつもお風呂場や玄関、食卓のテーブルに花を活けてくれて、当たり前のように花のある生活をさせてもらっていることが、とても有難いことだなと思います。忙しい中でも、そうやって花を見ることで本当に気持ちが潤います。さとみちゃんがたくさん綺麗な笑顔を向けてくれて、たくさん写真を撮れたことも嬉しかったです。
 読んでくださりありがとうございました。