【6月号④】「盛男おじいちゃんの山で過ごす特別な時間」せいこ

 

 
 山小屋キャンプのオープニングを飾るレクリエーション、「山小屋ウォークラリー」が始まりました!

 盛男おじいちゃんの山を一周するコースの中で、実行委員さんが用意してくれた、自然、サバイバルにまつわるクイズや、射的、ジップライン、吹き矢、タケノコ掘り、括り罠を仕掛ける、といったゲームをみんなで楽しみました。

 その中でも、ジップライン、通称「ターザン」。これは初めて試みる遊びで、キャンプ準備期間から、実行委員さんが、「今年は夢の遊びも実現できそうです!」と予告してくれていたものでした。

 チェックポイントに着いてみると、丸太に跨り、三十メートルほど離れた木と木の間をターザンのように移動できる乗り物が、見事に作られていました。

 ゲーム内容は、チームのみんなが一人ずつ、その「ターザン」に乗って、滑り降りる途中で須原さんが見せてくれるボードに何が書かれているかを当てるといったもので、私は「ターザン」に乗ると、思った以上にスリリングで、文字を見る余裕も無かったのですが、一度はやって味わってみたかったターザンの気分を満喫でき、とても楽しかったです。
  

山の中にはクイズのチェックポイントも!

  
 また、括り罠を仕掛けるというチェックポイント。こちらは、事前に、お父さんが古吉野で講習会をしてくださっていて、罠のかけ方をみんなで勉強していました。チェックポイントでは、あんなちゃん、けいたろうさんが採点をしてくれました。

「罠がうまく弾けるかどうか」が第一の採点基準で、それをクリアしていることを前提に、且つ、「罠を素早くかけられるか」「罠がイノシシにバレないようなカモフラージュができているか」でボーナス点が獲得できるという採点でした。

 いざ、括り罠チャレンジスタート! 事前に練習した通りに、木の麓にロープを引っ掛ける、バネを引くなど、なんとか頑張って、罠を仕掛けていきます。

 私たちのチームは、ボーナス点が加点される五分には間に合わなかったけれど、制限時間の十分にはなんとか罠をセット出来ました。

 そして、
「カモフラージュが良いと思います!」

 あんなちゃんのカモフラージュ点が仮加算されました。

 さて、肝心の、「うまく罠が弾けるかどうか」という採点。これがクリアできないとボーナス点も加算されません。あんなちゃんが竹の棒でイノシシが歩く経路を辿ってくれました。緊張の瞬間。

 結果は……、残念! あんなちゃんが強く竹の棒を罠の位置に刺すと、罠は弾けたのですが、これだと、イノシシが歩いたくらいでは弾けないだろう、とのこと。すごく悔しかったです。
  
  
 チェックポイントに行くまでの間に、各地に設置されていたクイズも面白いものばかりでした。特に印象に残っているのは、一つの木に書かれた、「この木の幹の円周は何センチでしょう?」というクイズ。
  
もちろん定規やメジャーは持っていなくって、だいたいの長さをみんなで予測して当てると言ったクイズです。私のチームでは、さきちゃんが大活躍しました。

「私これ分かる! 私の手首から中指の先までが、ちょうど十七センチなんだ!」

 さきちゃんの手を木の幹に沿わせて、みんなでさきちゃんの手で何個分の長さかを調べ、答えを決めました。結果は見事、どのチームよりも正確な長さに近い答えを出すことが出来、みんなで大喜びしました。

「1つだけでもいい。自分の身体の一部分の長さを知ってるとか。それだけでも、すごく役に立つんだよ」

 お母さんが集合の時に言ってくださっていた言葉が、本当にそのままで、感動したし、私も身体のどこか一部分の長さをきちんと知っておこうと思いました。

 おじいちゃんの山で、存分に遊んだウォークラリー。とても楽しかったです。