「1週間のテーマ」 ゆず

6月11日 朝

 一昨日のことになってしまうのですが、書いておきたかったので書きます。

 桃の防除をしました。
 2つのチームに分かれて、桃畑を回りました。
 薬剤の噴霧をさせてもらうのは今回がはじめてで、あんなちゃんが最初に、どのように噴霧をするのかを見せてくれました。かけ残しの無いように、けれど同じところを二度かけず、薬を無駄にしないように。言葉で伝えながら、実際にかけて見せてくれました。
 あんなちゃんの噴霧していく道筋は、曖昧さが全くなくて、緻密で、とてもきれいだと思いました。

 ひろこちゃん、りなちゃん、ななほちゃんと、1人1本ずつ噴霧を交代しながら、桃畑を回りました。
 大きい木になると枝数も多く、また、枝の背面からも噴霧するため、より難しく感じました。今自分がかけているところを見ると同時に、木の全体や、反対側の枝も見ながらかけ進めていくことが必要だなと思い、2つの場所を同時に見ることができたらいいのに、ともどかしい気持ちになりました。
 集中して1本の木に向き合い、1つひとつの枝先まで心を向ける時間が、楽しく、嬉しかったです。
 お互いに噴霧を見合って、声を掛け合って、進めていきました。3人が一緒に見てくれていることが、心強かったです。

 防除のあと、新桃畑の木の伐採をしました。
 ネットをかける時にあたってしまう木を切り、軽トラで崖崩れハウス前上畑まで運びました。
 あんなちゃんが木の積み方を教えてくれて、あんなちゃんとななほちゃんと3人で運びました。畑の中にあんなちゃんが軽トラを入れてくれて、3人で荷台に積んだ木を引っ張ると、一度で全てをずるっと降ろすことができて、気持ちよくて、楽しかったです。

 切り倒した木を見たとき、これらを運ぶのは一仕事のように思ったけれど、あんなちゃんとさせてもらうと、あっという間に進んでいくように感じました。あんなちゃんとの作業では、そんなふうにスケール大きく感じたことも自分たちの手で次々と進めていけるんだというような、驚きと楽しさを感じることがたくさんあるなと思いました。

 昨日もあんなちゃんたちと袋がけを1日進めて、私も自分のできる限りで、心を込めて、1つひとつの作業に向かいたいなと思います。

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 あっという間に1週間が過ぎていきます。なのはなでみんなと過ごせる時間が、とても嬉しいです。外に出て、みんなの気持ちを感じ合って、色々なものに触れて、景色が鮮やかで、心が呼吸しているような、そんな気持ちになります。

 1週間、テーマを決めて過ごそうと思いました。
 職場離脱に入る前の1週間は、「助けて、と言って助けてもらう」というテーマで過ごしていました。
 相手が気にかけてくれて何も言わなくても助けてもらうのではなく、自分から、助けて、と言って助けてもらう。そうやって自分をオープンにする。人と関わる。まえちゃんが、「一番近くにいる人に助けてもらえないのは、それはやっぱり人との関係がちゃんと取れていないということだし、自分もしんどいよ」と言ってくれたことがありました。
 自分から人と関係をとること。自分をオープンにすること。助け、助けられる関係をつくることを身につけること。人と関わることを怖れない。諦めない。それが先週のテーマでした。

 今週、なのはなで過ごせる1週間のテーマを何にしよう。みんなと過ごせるこの1週間を、自分の一歩前進に繋げたいと思いました。
 1つひとつ、今やっている目の前のことを、楽しむ。やること自体を楽しむこと。それをテーマにしました。
 いつでも評価を怖れる気持ちがあること。それが、私が越えるべき、大きな壁の1つだと思っています。毎日の一場面、一場面を、自分が評価される場にしてしまって、何をするにも、いつでも、怖れる気持ちを持ってしまう。ほんとうは怖くないのに、楽しいことなのに、怖いものにしてしまって、いつも怖れている。だから楽しめないし、力が出ない。気持ちを持続できない。ほんとうにこれが、自分にとって越えなければちゃんと生きられない、大切なこと。そう思います。

 怖がらない、というテーマにしようかと思ったけれど、○○ない、ではなくて、○○する、のテーマでと思い、やること自体を楽しむ、というテーマにしました。まわりのみんなの楽しむ気持ちを自分に映して、目の前のことに気持ちを開いて、過ごそうと思いました。

 今日も1日、楽しんで過ごします。
 読んでくださって、ありがとうございます。