「今日の溝切り」 せいこ

5月21日

 ひろちゃん、お誕生日おめでとうございます。
 ひろちゃんは、お風呂が一緒になった時とかに、「今日は何をしてたの?」と話しかけてくれて、そうやってひろちゃんと話をする時間が、私はとても大好きです。
 私がその日、嬉しかったことや、頑張ったこと、ちょっと失敗したことでも、どんな話でもひろちゃんは肯定的に聞いてくれて、すごく気持ちを大切にしてもらっているのを感じます。

 ひろちゃんが、「大丈夫だよ!」と言ってくれると、本当に大丈夫だと思えます。
 それはひろちゃんが、誰に対しても、相手と同じ目線まで降りてきてくれて、話を聞いてくれて、心を通わせてくれているからだなぁと感じるし、そんなひろちゃんをいつも尊敬しています。
 そして、自分を大きく見せたりせずに等身大で、謙虚で、物事を曖昧にしない、ごまかさない姿勢がすごく潔くて綺麗で、私もいつだってそうありたいと強く思います。

 このあいだの母の日で、ひろちゃんがお仕事組さんを代表して、手紙を読んでくれました。その中で、ひろちゃんがなのはなに来てから、回復するまでのストーリーを共有してくれて、大きな希望を貰いました。
 ひろちゃんのことが大好きです。これからもどうぞ、よろしくお願いします。

*今日の溝切り*
 今日の午前は、カーブミラー田んぼの溝切り。まことちゃんや、ふみちゃんやまみちゃんなど、お仕事組さんとも一緒の作業がとても嬉しかったです。
 作業の前に、今日から、稲の水やりがスタート。グラウンド一面に並んでいる播種のトレー。上にかかっているミラシートをはぐると、稲は草丈3センチほどに綺麗に出揃っていて、感動しました。みんなでトレーの端まで水が行き渡るように、ジョーロで水やりをしていきました。
 ミラシートを最後に閉じるときには、ピンと張って、雨水などが溜まらないようにすることが大事だと、まえちゃんが教えてくれました。水やりをした後も、きっちりとした作業を心がけます。

 カーブミラー田んぼの溝切りは、クワで泥を軽くさらうところと、穴あきスコップを使って「羊羹方式」で、土をかきだすところが少しあるくらいの、基本的な溝切り。やっぱり楽しかったです。特にこの田んぼは最後、まえちゃんが出水口を少し手直ししてくれると、溝に溜まっていた水が綺麗に川まで流れていくのをみんなで見ることができて、いつも以上に達成感でいっぱいになりました。

 連日溝切り作業をさせて頂いて。今日のように理想通りに水が流れることって結構少ないのだなぁと感じます。みんなで一列に入って、傾斜とかはあまり考えずに、みんな一定の深さで、溝を作っていく。なるべく出水口に水が流れるように意識はするけれど、少し水が止まってしまっているところがあっても、「田んぼの地面より、30センチの深さがあるか」などを考慮して、でも、あまりにも水が停滞していたら少し手直しして、作業の落とし所をつけていくようです。この落とし所がどこかを見極めるのが私にとってまだ難しいところです。気づけば、いつまでも水を流そうと頑張っていて、まえちゃんが、「この田んぼはこれでひとまずオッケーです!」と言ってくれて初めて「あ、ここで終わりなのか」と、認識したり。まだまだ、作業の本質をきちんとは分かっていないんだなぁ、と思って、ちゃんと、作業の落とし所まで考えられるようになっていきたいです。

 最近は1日中、ずっと外で力いっぱい動けて、身体は夜になると疲れることもあるけれど、心は満たされていて、そんな毎日がすごくありがたいです。
 今日も1日ありがとうございました。