「山小屋の夜空」 みつき

5月4日

 もうすぐ消灯なので、短く書きます。

 ここまでのキャンプが、盛りだくさんで、夢のような時間でした。
 1日目は、山小屋ウォークラリーの実行委員をさせていただきました。
 新しいアトラクション、ターザンの場所にずっと居させてもらったのですが、みんながとびきりの笑顔を向けてくれることに、わたしも心の底から笑顔が溢れてきました。
「ほんっとうに楽しかったよ!」と何人ものみんなが、声をかけてくれました。隣ではいつも、まなかちゃんとあきなちゃんが、
「ああ、係でも、とっても楽しい!」「大成功だね!」
 と興奮しながら話してくれました。
 本当に、みんなとだからこんなに楽しくて、こんなに楽しくすることができるんだと、改めて実感しました。

 夜に、初めて山小屋のテントの中で眠りました。
 みんなとテントに入って、寝袋に足を入れてみると、その今までにない感覚にびっくりしました。すっぽりと体が包まれて、みのむしになると、なんだかほっとしました。
 鳥の鳴き声が頭のすぐ上で聞こえたり、誰かが歩く音がすぐ近くで聞こえたり、自分が自然の中のひとつになったようでした。
 1日の充実感や満足感を振り返るより先に、瞼が閉じてしまいました。

 そして、山小屋の夜空を見ていたら、流れ星が見えました。
 それは生まれて初めて見る、今までずっとずっと見たかった、流れ星でした。
 流れ星に願い事を唱えれば叶う。信じ続けて、ずっと探していたはずなのに、そのとき、わたしは何も唱えることができませんでした。
 願い事なんてない。わたしは、本当に、1番しあわせだと、感じました。