4月22日(金)「桃の枝にゆとりを & 観葉植物の手入れ」

4月22日のなのはな

「桃の枝は、1年で1.5倍から2倍に太くなるときがあります」
 あんなちゃんが、教えてくれました。
 桃の木は、花が落ちて、新しい葉が一斉に開き始めています。葉で光合成をして養分を作り、1年の成長がこれから始まっていきます。

 

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 桃の枝を吊っているワイヤーロープ、エクセル線の、枝を通している輪のところを、枝が太くなっても余裕があるように、広げていきました。
 ワイヤーロープは、れいこちゃんとなつみちゃんが、インパクトレンチを使って、金具を一旦外し、調整をしてくれました。
 エクセル線は、あんなちゃん、やすよちゃん、ゆりちゃんと私で、ゆとりがない輪を、手で結びなおしていきました。
 輪にゆとりを持たせるけれど、ワイヤーのピンとした張りは、維持しなければなりません。はじめはエクセル線の扱いに慣れていなくて、手こずってしまいましたが、だんだんと、ピンと張ったまま、ゆとりを持たせて結ぶコツを、掴めてきました。

 

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 あんなちゃんが、主枝などの上向きの元気な枝は、特に勢いよく太るから、多めにゆとりを持たせることを教えてくれました。
 桃の枝も、生きていて、元気にどんどん成長していくのだな、と感じて、本当にすごいなと思いました。
 桃畑で作業をしていると、気づくと太陽が高くなっていて、桃の葉がキラキラと光り、春の輝き、うららかさに包まれていることに気づきました。

 みんなで1本ずつの木を進めていき、午前中で古畑、石生、開墾17アール、26アールと、半分の桃畑を終わらせることができました。
 慣れてくると、ワイヤーロープ組と、エクセル線組の終わる時間が、ほぼ同じくらいになってきて、順調に進んでいることを感じました。

 

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 午後も、新桃、池上、夕の子、最後に奥桃畑へ進み、全ての桃畑の、輪を広げる作業が終わりました。
「これで安心して、桃の成長を見守れます」と、あんなちゃんが笑顔で伝えてくれて、ほっとして、とても嬉しかったです。

 作業が少し早く終わったので、摘果の作業も、少し進めることができました。
 花弁が散って、ガクが残っている元の部分に、小指の爪先ほどの、小さな実ができていました。優しい黄緑色の実には、真っ白な産毛が生えていて、蝶々の口のような、先端がくるりとした雌しべが伸びています。
 今年も、小さく美しい、桃の実の赤ちゃんがたくさんついていて、とても嬉しいなと感じました。

 

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 摘果は、まだ実を落とすことにためらいがあり、あまり手早く行うことができませんでした。また摘果に入ることがあれば、的確に残すべき実を残し、素早く摘果ができるように、なっていきたいと思いました。

 あんなちゃんを中心に、温かい空気で1日の桃作業を進められて、とても嬉しかったです。

(りんね)

 

〈池上桃畑の一角で、ポポーの花が咲いています。前シーズンも甘い実をつけてくれたポポーは、今年、新たに種をまいて木を増やす予定です〉

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 4月になって、夜の気温が0度を下回らなくなってきました。そろそろ、室内に取り込んでいた観葉植物を外に出す季節になりました。

 図書室の中で育てていた、シンビジウムや何種類かの観葉植物を、体育館の軒下に移動させました。屋根が付いていて雨をしのぐことが出来、日中は半日陰で風通しもよく、とても良い環境です。シンビジウムは花を咲かせる季節が終わって、これからは株を成長させる時期になります。今月から液肥やりや固形肥料やりをはじめることもできました。ぐんぐん水を吸っていく光景を見ると、もうこの季節になったんだなあと嬉しくなりました。

 

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 そして、植え替えや挿し木の時期でもあります。さくらちゃんと一緒に様々な観葉植物の植え替えや挿し木の作業をしました。

 シンビジウムは根元に球根のような形をした、「バルブ」というものが付いていて、今日は「バックバルブ吹き」という手入れを行いました。これは、葉の出ていないバルブを切り取って、新しい鉢に植え替える作業です。一見、葉が出ていないと、役目が終わったかのように見えるけれど、実はその球根の中にいっぱい栄養分を蓄えていて、縁の下の力持ちのようにその株を支えています。バックバルブだけになった株を、一度鉢から取り出し、根を綺麗にほぐして新しい鉢に植えました。

 

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〈シンビジウムのバックバルブ〉

 

 初めての手入れで、さくらちゃんと一緒に、試行錯誤しながら考えて作業している時間がとても楽しかったです。鉢の底から槌で数回叩くと、ごそっと土ごと、株を取ることが出来ました。鉢の中では、太い根がびっしりと張っていて、根が土をしっかり握っているようでした。

 一度、古い土や、黒くなった根を落として、硬くて栄養が詰まっているバルブだけを残して、新しい鉢に植えます。新しい鉢に入れるのは、今度は土ではなくて水コケです。根を水コケで優しく包み込むように、鉢に入れて、その後たっぷりと水をやります。水コケは最初はカラカラに乾いていたけれど、水をやったらとてもふわふわして、とても可愛い見た目をしていました。水コケが水を吸うと、スポンジのように水をたっぷりと含んでいて、指で押すとじゅわーっと水が出てきて、保水力が抜群に良いんだなあと知りました。

 芽は出ていないだろう、と思っていたけれど、鉢から取り出すときに、さくらちゃんが新しく出ている新芽を見つけてくれました。まだ1センチぐらいの赤ちゃんで、タケノコのようににょきっと顔を出しているのがとても可愛かったです。生きていたんだなあと思ってとても嬉しかったし、バックバルブ吹きが、命を吹き返すような作業で、とても楽しかったです。

 オリヅルラン、というストライプ模様の付いた葉をもっている観葉植物の株分けをしました。この植物は、イチゴのように、親株からランナーという管が出て、子株に繋がっています。へその緒のようだなあとも思うし、ランナーから子株がたくさん生まれている光景が、とても可愛いです。この子株を新しく小さな素焼き鉢に植えることが出来ました。

 

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 ランナーから切り取って、鉢に植えます。手のひらに乗る小さな3号の鉢に、ぴよっとオリヅルランの葉がでているのが、カップケーキのようだなあと思いました。今日で20株増えて、活着してくれたらいいなあと思うし、小さな鉢なので、古吉野の校舎にたくさん飾れたらいいなあと思いました。

 体育館の軒下が、観葉植物でとても賑やかになりました。ウチワサボテンは小さなつぼみをつけていて、また花が咲くのがとても楽しみです。

(りな)

 

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〈ウチワサボテンの蕾です〉

 

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〈種用の白大豆の選別も進めました。他にも、田んぼの肥料入れの準備や、レタスの植え付けなど、作業を進めることのできた1日でした〉

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