4月21日(金)「木版画教室、夢中の2時間 ――『モダン』をテーマに」

4月21日のなのはな

 今日の天気は雨予報。雨前の午前中に、山小屋で作業を進めました。
 山小屋の5枚の畑に、今は春ジャガイモが植わっています。全体的に芽が出て、大きいものは草丈20センチほどになっていました。数日前に、大人数のみんながジャガイモの土寄せをしてくれていて、ジャガイモの芽がシャキッと立っていました。

 

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 今日は、そのジャガイモの霜対策用で敷いていた藁を、束ねて回収する作業をしました。畑に着くと、畑の入り口に、大きな藁の山が出来ていました。この山が、畑にあって、とてもたくさんの量でした。そのため、軽トラ部隊の4人が、古吉野と山小屋を往復して、藁を運んでくれました。

 時間内に、確実に藁を全て運べるように、綿密なタイムスケジュールが組まれていました。やよいちゃんがタイムコールをしてくれて、みんなで時間を意識しながら、きびきびと動きました。藁を束にする人、縛る人、軽トラに積む人と役割分担をして、流れ作業で進めていきました。

 

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 高くそびえたっていた藁の山が、みんなで一斉に取り掛かると、あっという間に小さくなっていきました。そして、藁が綺麗に束ねられて、軽トラにどんどん積まれていきます。第1便で、軽トラ1のどれみちゃんとなつみちゃんが出発しました。次は、軽トラ2のつきちゃんとりんねちゃんが畑の前に止めてくれます。みんながあうんの呼吸でスムーズに進んでいく作業がとても気持ちが良かったです。

 藁の山が無くなって、熊手や箒で畑を掃くと、見違えるほどにすっきりとしました。そして、綺麗にして、次の畑、次の畑と進んでいきました。

 軽トラチームが出発してからは、山小屋の畑で出来る作業を、残ったみんなと進めました。

 山小屋前の畑は、2畝ほどジャガイモの芽が出ていない所があって、補植をしました。補植をするために、穴を開けていると、芽が出ていないと思っていたところに、まだほんの5ミリほどのジャガイモの芽が出ていることに気が付きました。まだ赤くて緑色の葉になっていない、小さな赤ちゃんの芽でした。土に埋もれて見えなかったけれど、ちゃんと出ていたんだなあとおもって嬉しくなりました。もう一度芽が出ているかどうかを確認して、芽が出ているところは土をはぐって芽が伸びやすいようにすることが出来ました。

 山小屋前の畑で作業していて、ふと山小屋のほうを見ると、大きな梨の木の花がたくさん咲いていました。見上げるほどの高い木に、白い花が散りばめられているように見えて、その光景がとても綺麗でした。山小屋の作業でしか見られない光景だなあと思って、嬉しくなりました。

 畑に植わっているナッツの花も、咲いていることを発見しました。新芽の柔らかい葉がいっぱい生えて、その中に、八重桜のような、たくさんの花びらが付いて、ポンポンと花がたくさん咲いていました。小さい木だけれど、こんなにたくさん花をつけて、これからどんな実を付けるんだろうなあと思って、とても楽しみになりました。

 

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 軽トラ部隊が、続々と帰ってきてくれました。その頃には、私達も藁の縛りを進めていて、すぐに積んで、すぐに軽トラを送ることが出来ました。やよいちゃんが、「とても順調に進んでいます!」と笑顔で言ってくれて、とても嬉しかったです。

 5枚の畑の藁回収が終わって、最後の時間で梅林の畑の草取りをしました。ジャガイモ畝間に、笹のような、根ががっしりと張っている雑草がありました。まだ小さい今の段階で草取りをするのがベストなタイミングでした。梅林の畑はだんだん畑のように、3段になっていて、1段ごとに終わらせていくと、そのたびに達成感を感じました。

 

 

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 草取りも終わって、軽トラ部隊も最後の藁を積めた! というところで、パラパラと小雨が降ってきました。まるで、その時を見計らっていたかのように、作業が終わったと同時に雨が降ってきました。天から私達の作業の様子を見ていたひとがいたのかなあと思いました。
 雨前に、藁を乾いた状態で収納出来て良かったなあと思いました。帰ってきた古吉野でも雨が降っていて、野菜たちの恵みの雨になるなあと思って、とても嬉しい気持ちになりました。

(りな)

 

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〈雨の降る午後、室内で、コンサートの舞台背景に使った布のアイロンがけや、夜のソフトバレー練習再開に向けた体育館の掃除などをみんなで進めました〉

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〈夜には、藤井先生が来てくださり、木版画教室が開かれました〉

 今回の版画教室では、それぞれ「モダン」をテーマに、考案を進めました。図鑑や、作品集を見たりしながら、描いてみたい物や自分の中で表現したいものをスケッチしていきました。
 藤井先生が、案を練る段階は一番、時間をかけるべきだ、というお話をしてくださりました。

 私は、前回と同じ貝をテーマに、スケッチを始めました。貝の模様を繰り返したり拡大したりして、構図を考えていきました。これまでも、私は絵を描いてきていて、渦巻きは自分にとって常に身近にあるものでした。今回は、藤井さんが持ってきてくださった作品集の中にある版画のように、見ていて気持ちが安らぐような心に触れる表現や作品作りをしたいと思いました。

 

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 藤井さんの持ってきてくださった本の中に、清宮質文さんの版画集がありました。とてもシンプルな構図にシンブルな線で表現されていて、心が惹きつけられます。藤井さんが一緒に観てそれぞれの作品について感想を言ってくださるのも、とても嬉しいなと思いました。構図や色を参考に工夫して、作っていきたいと思いました。

 藤井さんは、メンバーにとって、参考になる版画集を見せてくださり、構図の案についてアドバイスをくださっていました。
 隣ではほしちゃんが、アンモナイトを発色のよい色合いで描いていました。色使いがほしちゃんらしく、美しいな、と思いました。

 

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 りんねちゃんはイチジクの蕾をモチーフにしていました。参考にする版画を見本にしていたり、自分でイチジクの蕾の写真を撮ってきていて、構図はとてもシンプルで真っ直ぐで、りんねちゃんにぴったりで見ていて嬉しくなりました。
 版画教室の時間が、あっという間に過ぎてしまいました。みんなの作品も、これからまた工夫して進化していくと思います。私も、ぎりぎりまで図案はしっかりと練って整理していきたいと思いました。

(まよ)