「真っ新な畑から」 りな

4月14日

 今日は朝から雨が降っていました。昨日、ホウレンソウと小松菜の種まきをして、恵みの雨になって嬉しいし、久しぶりの雨だなあと思って、野菜たちが潤ったらいいなあと思いました。

 今朝、大竹さんをみんなでお見送りすることが出来て嬉しかったです。私は、台所の窓からだったのですが、みんなが大竹さんの車を追ってお仕事組さんの坂道のほうまで走って行く姿があって、あゆちゃんとりゅうさんの結婚式の、ウエディングカーを思い出して、温かい気持ちになりました。大竹さんがコンサートの小道具をたくさん作ってくださったり、コンサートが終わっても、桃の作業や種まきも一緒に出来て楽しかったです。また、12月のウィンターコンサートに帰ってきてくださると聞いて、とても嬉しいなあと思いました。

 今日は、午前、午後を通して、れいこちゃん中心にトマトの定植に入らせてもらいました。
 崖崩れ北ハウスと真ん中ハウスは、春菊とセロリが撤去されて、昨日はあけみちゃんが管理機をかけてくれて、真っ新に畑が耕されていました。そこから、今日は畝のライン引きから始まりました。

 北ハウスは、昨日大人数のみんながハウスのビニールの張替えをしてくれていました。遠くから見ると、北ハウスだけ涼しげな水色で、とても綺麗だなあと思いました。「梨地」と言って、すりガラスのように日光を直接的に通さないのだと教えてもらいました。これからの季節にぴったりだなあと思って、嬉しかったです。ピンと張られているビニールハウスが、その中にいてもとても気持ちがいいなあと思いました。

 ビニールハウスの中にいると雨音が増量されて、時々声が届かないぐらい雨音が大きく聞こえる時もありました。その時は、手で合図を送って作業を進めました。雨の日は外の畑作業は出来ないけれど、ハウスの中の作業は、いくら雨が降っていても出来るなあと思って、嬉しかったです。
 ハウスの中の土は、もみ殻もたくさん含まれていて、とてもふかふかでした。畝たてをしていても、まるで土をさらっていないように軽くて、どんどん進んでいくのがとても楽しかったです。れいこちゃんやみんなと、畝間に土を残さず、畑を綺麗にすることが出来ました。

 畝を立てられたところで、支柱立てに取り掛かりました。縦竹をグラウンドで須原さんやちさちゃん、さくらちゃんが同時並行で切ってくださっていました。切られた竹を、さきちゃんとななほちゃんが軽トラで運んでくれました。竹は青々としていてとても綺麗でした。竹を使いやすい長さに切ってくださっていることがとても心強くて、ありがたいなあと思いました。

 よしみちゃんやれいこちゃんが電動ドリルで、支柱を立てる穴を開けてくれました。その穴に、縦竹を刺していきました。さきちゃんと一緒に、「せーの!」と声を合わせて2人の体重をかけて竹を刺します。すると、何センチも下にぐっと刺さって、そのたびに、「おおー!」とさきちゃんと喜びました。

 私達を追いかけて、ななほちゃんやりんねちゃんが篠竹で穴を埋めてくれました。この工程は、桃のポール立ての時と同じで、トマトの支柱建てでも応用出来ることが嬉しいなあと思いました。今回は、かけやで打っていないのに、竹が深くに刺さって頑丈に固定されたことがとても嬉しかったです。

 縦竹を立てられたところで、スズランテープで天井を固定しました。端はハウスの骨組みのパイプに結び付けて、竹と竹をスズランテープで繋げます。スズランテープを張ったところまでトマトが伸びることが出来るので、なるべく高いところに結び付けました。完成したハウスは、天井が碁盤の目のようにスズランが張り巡らされて、畝の真ん中には、青竹が真っ直ぐ、ずらーっと並んでいました。その光景が、何だか料亭の柵みたいだなあと思いました。畑が整然としていて、とても綺麗で、これを私達が作ったとは思えないほどでした。でも、真っ新な畑から、畝を立て、支柱を立てていくのが、考えなければいけないこともあったけれど、とても楽しかったです。

 午後からは、いよいよ定植に入りました。昼食後の集合で、お父さんからトマトの植穴に埋める肥料を教えてもらいました。みんなで初めに、牡蠣殻とマルチリン酸を埋めました。
 トマトの定植は、他の野菜の定植と少し違って、植穴に水をたっぷり入れて、水に浸すようにしてトマトの苗を植え付けます。
 植穴に水を入れていく役を、ななほちゃんがホースを持ってしてくれました。ななほちゃんが植穴にたっぷりと水を入れてくれて、ななほちゃんを追って、5人で取り掛かって定植をしました。

 定植をするときに、花の向きを気を付けました。今後、大きくなって花をたくさん付けることを想像して、花を畝に平行に、支柱の反対側に付くような向きで植え付けました。ホースの水の出がとても良くて、次々にななほちゃんが植穴に水を入れてくれました。その水が染みこんで、無くなってしまわないうちにと、1株ずつ列になってみんなで取り掛かりました。

 1株植えたら先頭の人の前の株に取り付き、植え付けているうちに次々にみんなが前に来てくれて、まるでリレーをしているかのようでした。スピードは大切だけれど、トマトの苗を大切に、一番花を落とさないように、慎重に、丁寧に植え付けました。

 植穴に水がたっぷりと入って、その中にトマトの苗を入れると、まるでトマトの苗がプールに浸かっているみたいでした。トマトの苗は、とても大きくなっていて、背丈も30センチぐらいあって、茎がとても太かったです。葉が青々としていて、一番花がもう咲いているものもあって、苗がとても元気で丈夫そうでした。ポットを取ると、根がびっしりと張っていました。根が詰まらないように、根を少しほぐして定植しました。根鉢が水でほぐれて、活着してくれたらいいなあと思いました。

 真ん中ハウス、北ハウスの定植を、みんなでそれぞれの棟につき8分ほどで終わらせることが出来て、本当にあっという間でした。トマトの苗が伸びていて、ピンと立てていない苗もあったのですが、残りの時間で全ての株を、支柱に誘引することが出来て嬉しかったです。
 トマトがすくすく育ってくれたらいいなあと思いました。

 夜は新しい畑のチームの発表があって、私はAチームに入らせてもらうことになりました。担当する野菜を責任もって育てたいなあと思うし、新しい春夏野菜の畑がワクワクするなあと思いました。

 明日も雨と聞いていて、出来ることを精一杯頑張りたいです。