「それだけで」 さき

4月11日

 昨日、スプリングコンサートを無事みんなとやりきることができました。
 コンサートを終えて、今までにないくらい、すっきりとしています。
 ソロモン王やアインシュタインの言葉が私たちに教えてくれたこと。それを舞台の上で伝えることができ、感動し、涙してくれた人がいる。
 勝央金時太鼓の『那岐おろし』の振動で、感動してくれた人がいる。
 それだけでももう、十分すぎるくらいうれしいです。

 あらためて、「幸せは自分の欲を満たすことではなく、食べること、飲むこと、労働すること、ただそれだけでいい」ということを実感しました。コンサート前の作業では、みんなで走って、水やりをする。コンサートの日にはたくさんの卒業生やなのはなとつながっている人と、みんなが本当の家族のように、会話をし、食事をする。

 それがどんなに幸せなことか。それは決して当たり前なことではないと思います。コンサートの3時間半は、一瞬が永遠になったと感じました。それをずっと心に刻んで生きていきます。そうすれば、きっとどんな困難なことでも、のりこえられ、前向きに生きていけると思います。

 私は、お父さんのお話のように、大した人ではないし、何かできるというわけでもありません。けれど、食べること、飲むこと、労働することで心地よい眠りを得ること。それだけはできます。究極のところは、それだけでいいのだと生きていれば、ダークマターも味方してくれると信じています。

 最後に、私は、もう過去を振り返って悔やむ必要も、心配する必要もない。
 私は、お父さんとお母さんの子。どこにいたとしても、なのはなの子です。
 そのことを今、何の迷いもなく、すっと言い切ることができます。
 それは、今日で本当に自分の中で整理されたからです。私も、親も変わった。
 それぞれ独立した一人の人間として、私はなのはなの子であり、それを誇りとして生きていきます。

  今日もありがとうございました。