「忙しくも、楽しい」 ななほ

4月1日

(朝)

 昨夜、9時ごろから舞台背景の布やバトンの準備をまえちゃんやあゆちゃん達と一緒にできて嬉しかったです。

 私は裁縫が得意ではないかもしれないけれど、好きで、さくらちゃんと布を吊るす為に印をつけた所へ、バッテンの字に縫っていきました。
 どうやら、この糸にテグスを結んで布を吊るようです。最初はドキドキしたのですが、(絶対に解れさせないぞ)と思いながら念には念を入れて、しっかりと縫って行く時間が楽しかったです。

 9時半ごろからはまえちゃんやちさちゃんが印をつけてくれていたロープに、テグスを結んでいきました。1か所1か所で長さは違うのですが、あゆちゃんやちさちゃんと一緒にメジャーで測りながら、間違えのないように集中して作業を進めていきました。

 私はこれまで、舞台背景の作業に入ることは少なかったのですが、こんな風に舞台裏では緻密に計算されたうえで、布がつられているんだなと思ったし、あゆちゃんが、
「ななほちゃんは、私たちより照明については詳しくなるね」
 と話してくれて、今年も竹内さんやかにちゃんに教えて頂きながら、照明の仕込みも頑張りたいなと思いました。

 本当に小さなことかもしれないけれど、昨夜、ちょっぴり消灯を過ぎてまで舞台背景の手伝いをさせてもらって、とても満たされた気持ちで布団に入りました。スプリングコンサートの日が迫ってくる中で、緊張したり焦る気持ちがあったり、どこかで本番に重きを置いてしまいがちだったけれど、やっぱりコンサートに向かう過程が大切で、今が一番忙しくも、楽しい期間だなと改めて思いました。 

 話は変わるのですが、この間、望遠鏡の足が少し折れてしまった時、私は、「よし、G17で直そう!」と思い、教材室の吹き矢チームの箱からG17を出してきたのですが、須原さんに、「G17で直るわけないがな。無駄な事じゃけん」と言われて、結果、須原さんが超強力接着剤で直してくれました。

 るりこちゃんから聞いたところ、
「須原さん、笑いながらぷんぷんだったよ。G17で望遠鏡を直すのは、ジェット旅客機を米粒で直したようなモノだって言ってた」
 と教えてくれて、私の中でG17は何でも直せるような気がしていたので、つい笑ってしまいました。でも、望遠鏡も直ったし、ついでに須原さんに教えて頂きながらさび落としとスプレーでピカピカにできて、良かったなと思います。

 他にも日々の生活の何気ない会話や、誰かと接する時間の中で、(ああ、本当に幸せは目の前にあるんだな)と感じます。不安に先取りをしないで、よい意味でなのはなファミリーが期待されているのを感じながら、その期待に応えられるような表現をみんなとしたいし、気持ちを上げ過ぎたり、下げ過ぎたりしないで、自分の理想に近づけるように最後の最後まで、練習も頑張りたいです。そして、ソロモン王のセリフや青春の詩をいつも頭に入れて、コンサートにも日々の生活にも向かいたいなよ思います。

 一昨日から大竹さんがなのはなに帰って来てくれました。大竹さんの変わらない笑顔が嬉しかったし、来て直ぐに須原さんと話をしていて、夜にはとっても素敵なデザインを紙に描いていて、その姿がカッコイイなと思いました。