「毎日の中に隠れている」 るりこ

3月7日

○のんちゃん

 卒業生ののんちゃんと、しほちゃんが帰ってきてくれて、ダンスもそうだけれど、2人が振る舞う明るい空気感が古吉野いっぱいに流れているように感じます。ずっと一緒にいられたらいいのになと思います。

 午前は、大人数ダンス3曲と『ハッピー・フェイス』のダンスを、のんちゃんに見てもらいました。
 中心でのんちゃん、しほちゃん、あけみちゃんが踊っていると、わたし自身も踊っているときの周りの景色が違ってみえて、3人のキレのある動きが視線に入るたびに心臓がどきっとすることが何度もありました。

 途中でお父さんにも見ていただき、アドバイスをいただいたところも、その後すぐに、のんちゃんが全員の動きを統一してくれました。
 のんちゃんは振りの考案をしてくれたこともあって、のんちゃんのなかで、「ここを見せたい!」というところや、振りに込めた思いというものが明確にあって、そこがより輝くように、でもみんなが踊りやすいようにということも考えてくれて、丁寧に教えてくれました。

 のんちゃんが教えてくれたことを、何度も何度も繰り返し踊っていく内に、徐々に身体に入っていくようでした。
 お昼の放送がなって、(もう時間なの!?)と思いました。それほど夢中になるくらい、のんちゃんが教えてくれるダンス練習の時間が本当に楽しいなと、改めて思いました。

 誰も一人にしないで、全員が身体に入るように、そして全員が楽しめるように、そんな明るく前向きな空気を作り出してくれるのんちゃんがとても優しいです。
 今日のんちゃんが教えてくれたことを、お仕事組さんとも確認をして、みんなでまた一段ステップアップできたらなと思います。

*倉庫完成

 午後からは建築を進め、今日は最終仕上げの壁のコーキングをしました。
 須原さんが白い壁にあった、アイボリー色のコーキング材を用意してくださっていました。
 初めに須原さんが5センチくらいだけ、やり方を見せてくださいました。ものすごく滑らかで、凹凸が全くありませんでした。
 早速、さくらちゃんと始めたのですが、コーキング材をパテでならすのが予想以上に難しく苦戦しました。ですが、周りを囲ったマスキングテープを外すと、きれいに壁となじんでいて、もしまた機会があれば挑戦して、もっと上手になりたいと思いました。

 その後は最終の片付けとして、倉庫内の物を全て出して、地面を掃いたり、使った道具の片付け、倉庫周りの整理をしました。
 木材を片付けていると、改めてこんなに使ったのかと驚きました。
 倉庫の中のものを全て出すと、ものすごく広々として見えました。脚立やウマはそのまま倉庫に置くことになり、収納をしていたさくらちゃんが、「模様替えをしているみたいだね」と言っていて、本当に家みたいだなと思いました。

 片付けもきれいに終えたら、とうとう、籾摺り機倉庫が完成になりました。
(タッチアップが残っていますが、コンサート前としてはここまでで完了です)
 母屋とか壁張りとか、全てが初めてのことだらけだったけれど、須原さんに教えていただき、さくらちゃんとここまで作り上げてこられたことがとても嬉しく思いました。

 できあがった倉庫をいろいろなことに活用できたらいいね、ということで、須原さんが雨の日でも洗濯物が干せるように、鉄骨部分にフックを付けて、竿が通せるようにしようとおっしゃっていました。
 それも、今までは雨が降ってきたら、一本一本ハンガーを回収していましたが、これからは竿ごと倉庫内に移動できるようにできたらいいのでないかと言ってくださり、それがものすごく画期的でいいなと思いました。
 
 サイジングの壁もまだ残っていて、さくらちゃんと2棟目を密かに望んだりしています。
 倉庫の後ろはさくらの木があるので、さくらが咲く季節にこの中でお花見ができたらなと思います。

 今日で建築は一段落ですが、明日からはいよいよ舞台背景のパイプの組み立てが始まります。やることは違っても、緊張感は変わらずにもって、自分ができることを頑張りたいです。

*カランコエ

 最後に1つ、嬉しいことがありました。
 昨年の夏に、あゆちゃんが瀕死になったカランコエの鉢を、みくちゃんに渡したものがありました。それを、みくちゃんと一緒に見させてもらっていたのですが、二重ハウスの中で鮮やかなピンク色の小花を開花させてくれました。初めの姿を忘れてしまうくらいに、背丈が伸び、ピンクの花は小さいけれど、ボリューム感があって、とても可愛らしいです。一部、挿し木を試みたものも、同じくらいの背丈になるまで大きくなりました。
 カランコエについて調べてみたところ、小さな花がたくさん咲くことから『たくさんの小さな思い出』という花言葉があると知り、それもまた素敵だなと思いました。 
 あゆちゃんが、「もっと増やして」と言ってくれたので、また挿し木をして増やしたいと思っています。

 コンサートまっしぐらだけど、その中でちょっと気持ちが癒されるものが、カランコエの水やりや様子を見ることになっています。そういうものが1つでも日常のなかにあるだけでちょっぴり気分転換になっていて、毎日の中に隠れている小さな幸せはこういうこともいうのかなと思って、大切にしたいです。