「優しい心」 りんね

3月3日

 お父さんが、
「優しい心を作るために、宇宙や、人間が生まれたんだよ」
 と教えてくれます。今日、そのことが確かに、本当だ、と実感することがありました。とても嬉しかったです。

 夕方、リビングにいたときに、たいちゃんが眠っていました。少し鼻が詰まっていて、息苦しそうだったので、ちょっとでも息がしやすいようにと思って、縦にだっこをして、廊下に出ていました。
 そこに、たけちゃんやまっちゃんが来てくれて、ほんの少し、図書室で一緒にいました。あゆみちゃんが、たいちゃんを迎えに来てくれたので、私はリビングに戻りました。

 そして記事を書いていると、たけちゃんが来てくれて、私のほっぺを痛いくらいぎゅっと掴んで、満面の笑顔を近づけてくれました。
 たけちゃんは、たいちゃんが抱っこされていることが、嬉しかったのだと感じました。
 また、あゆみちゃんが、たいちゃんを抱っこする準備をしているとき、たけちゃんは、一人でものすごく上手に、図書室の椅子や階段を、慎重に降りていました。あんなに小さいのに、ちっとも危なっかしくなくて、あゆみちゃんが安心してたいちゃんを見られるように、気遣っているのだと思いました。

 まだ1歳なのに、たけちゃんの大きな優しさを感じたとき、たけちゃんの姿は、望まれた姿、そのままなのだと、思いました。宇宙を作ったものが、優しい心を作りたかったということが、とてもよくわかった気がしました。

 誰かの喜びを自分の喜びにすること、誰かを嬉しい気持ちにする存在に、自分からなっていくこと。そういう姿が、何よりも尊くて、美しいものだと、思いました。
 私も、誰にも高く評価されなくても、認められなくても、たけちゃんのような優しさを持って生きられたら、何よりだと思いました。
 お父さんやお母さんが、「子供を育てながら、自分も育ててもらう」と言っていたことも、こういうことなのかと感じられて、嬉しかったです。

3月4日

 今日は午前中に、あんなちゃん、どれみちゃんと、桃とスモモの剪定を、全て終えることができました。
 これまで、あんなちゃんからずっと、1本1本の剪定する枝や、その理由を教え続けてもらって、剪定をさせてもらったことが、本当にありがたかったです。あんなちゃんが深く深く、桃と向き合ってきた結晶を、伝えていただけることは、ものすごく貴重な経験でした。

 私はまだ、完全に理解できていなかったり、ともすると考えが浅く、切りすぎてしまったり、することがあります。けれど、あんなちゃんから教えてもらったことを無駄にせず、これから、もっと桃を育てる役に立てるように、桃の木の成長や変化を良く見ていきたいと思いました。

 夕方の時間は、あんなちゃんに駐車場斜面のイチジクの剪定を、見てもらいました。
 このイチジク(主に中央の3本)は、樹勢が強く、上へ上へと伸びてしまって、手入れできる限界を超えつつありました。
 自分だけでは、もうどうして良いか分からなくなってしまっていたところへ、あんなちゃんが理解してくれて、一緒に考えてくれて、本当に助かりました。
 また明日の朝も、剪定をあんなちゃんと進められると思うので、頑張りたいです。

3月5日

 今日は、午前、午後で、コンサートの前半と後半の通しを行いました。
 通しが終わって、お父さんやお母さん、あゆちゃんから、みんなの気持ちに雑味があること、伝える立場としての心持ちが持てていないことを教えてもらいました。
 それには、脚本を私たちが、深く理解する必要があるし、脚本を伝える立場としての自覚を持ち、日々の生活からも厳しく生きていかなければなりませんでした。

 夜の集合で、アインシュタインが書いた手紙について、深めて教えてもらいました。
「愛」が世界を救う癒しのエネルギーになる、ということは、目の前の、自分の手の届くところにいる人たちとの時間を、大切にして生きるということ。
 欲張って先を急がない。かといって堕落もしない。堅実に、真面目に、優しさを持ち続けて、日々を生きること。
 それは、当たり前のようでとても難しくて、今の社会では、自分の子供に対しても、ともすれば自分の欲なしに慈しんだり可愛がったりするのではなく、間違った愛し方をしてしまう。
 良く生きるということは、本当に難しいことだと、思います。けれど、そういう生き方を、みんながしていったら、たけちゃんのような優しい子が、幸せに育つことができます。

 今の私にできることは、仲間の中で、甘えないことです。
 自分の役割から逃げず、常に、自分に出来る精一杯で、一人ではできないことはみんなに助けてもらいながら、向かっていくことです。
 それを、ずっと続けていくことです。

 お父さんやお母さん、あゆちゃんたちから、いつも言葉にして、たくさん教えてもらえることが、本当にありがたいです。私も、なのはなのスプリングコンサートで、お客様に伝える立場になれるように、心を磨いていきます。