【2月号⑨】「揺るがない美しさを表現できるように ―― スプリングコンサートに向けての楽譜作りと編曲 ――」せいこ

 スプリングコンサートに向けて、バンドメンバーも、本格的に準備を進めています。
 今回のコンサートで演奏するバンド曲は、十曲。曲調は、バラエティに富み、ドラマチックな音楽劇にできそうなものばかりです。
  
  
 私は、さとみちゃんと一緒に、バンド曲の楽譜作りを進めました。原曲を楽譜に起こしてスコアを作り、それをなのはなバンド用に編曲する作業です。

 私は主に、一つ目の工程、原曲の譜起こしをさせて頂きました。ソフトを使ってパソコンで楽譜を作るのは、今回が初めてで、さとみちゃんに教わりながら、少しずつ使い方を覚えていきました。

 原曲を何度も聴いて、音符を書き留めていくことで、よく聴かないと気づかなかった魅力的なフレーズなどをたくさん発見できて、すごく楽しかったです。

 さとみちゃんは、私が作ったスコアを、なのはなバンドで演奏できるようにアレンジしてくれます。原曲とは違う楽器でその曲の印象的なフレーズをカバーしたり、時には原曲には無いフレーズを生み出したり、と、自在に曲を美しく仕上げるさとみちゃんが改めてすごいと思いました。
  
    
 楽譜作りでは、みんながダンスを踊りながら歌うコーラスパートも作成し、最近では、『マディ・ウォーターズ』と、『バード・セット・フリー』のコーラス習慣練習が始まっています。

 『マディ・ウォーターズ』は、コンサートのなかでも重要な位置を占める曲で、バンドメンバーを除く全員で踊ります。物語を予感させるような、きてくれたお客様が、よりドキドキワクワクするような曲になるよう、みんなで練習を重ねています。

 『バード・セット・フリー』、こちらも全員ダンスの一曲です。誇り高く、揺るがない美しさを表現できるよう、気持ちを作って練習に励んでいます。

 習慣練習の時間は、朝食前の十分間。ダンスや畑、ミーティングや当番などで日々忙しいみんなですが、隙間時間を使って、短時間集中で歌います。

 最初の五分間で、ポイントを絞った部分練習をし、最後に一曲通してみんなで歌う。毎日のこの十分間を、いかに質高く、濃い時間に出来るか。この習慣練習を重ねながら、みんなにもっともっと充実感を感じてもらえるように私も精一杯努めて、練習を進化させていきます。