【2月号①】「未来を信じる前向きな気持ちで ―― なのはなの仲間からの心尽くしの成人式 ――」りんね

 
 卒業生のひなのちゃん、えみちゃんと、三人で、新成人として成人式を迎えました。
 なのはなで迎えた成人式は、二十歳の節目として、これ以上ないほど、幸せで、ありがたくて、宝物のような思い出になりました。

 家族総出で、心尽くしのお祝いして頂き、なのはなで成人を迎えられたことが、本当に恵まれていると、感じました。成人式当日までの四日間、かにちゃんを中心とした撮影班のみんなと、フォトムービーのための撮影が行われてきました。

 かにちゃんが、「成人の子の、未来の子供に、『お母さんはこんな風に過ごしてたんだよ』ということが伝わって、希望になるような、ムービーを作りたい」と教えてくれました。
  
  
 それぞれが、希望のある新成人として映える衣装、背景。どこまでも深く、一緒に考えて、撮影を実現してくれました。撮影中、絶えず笑顔と暖かい言葉かけをしてくれた、撮影班のみんな。いつもまっすぐにカメラを構えて、優しい心遣いで支えてくれた、かにちゃん。

 はじめは緊張していたけれど、みんなが明るく暖かい空気を作ってくれたから、とにかく嬉しい気持ちで撮影に臨むことができました。

 えみちゃんと一緒に、真っ青な空の下、レインボーの衣装を着て、梅林奥畑でくるくると回ったこと。応援に来てくれたみんなが、四方八方から、一生懸命シャボン玉を吹いてくれたこと。須原さんに、「もし、よければ応援に来てください」と声をかけさせていただいたら、本当に、走って、応援に来てくださったこと。
  

成人式までの期間も、様々な衣装や背景で、新成人の子たちの写真を撮りました

  
 夕日に向かってポーズをとる、えみちゃんが、かけがえのない尊い存在であると感じたこと。大好きなアコースティックギターで、撮影班の暖かい空気の中、演奏させてもらったこと。ひなのちゃんとえみちゃんと、クラゲの衣装を着て、部屋の明かりを落とし、宇宙に浮いているかのような撮影をしたこと。

 どれも、思い出すだけで胸が暖かくなるような、宝物の思い出です。フォトムービー撮影の四日間が、本当に嬉しかったです。成人式当日は、ヘアメイク、着付け、撮影のために、まだ日も出ていないような朝早くから、多くの方が携わってくださいました。

 私は、前日の夜は、早起きするぞ、と思って緊張して眠ったのですが、起床時刻の六時、そっとゆりかちゃんが肩を叩いてくれた気配で、起きました。

 急いでリビングへ向かうと、あゆちゃんやゆりかちゃんが、ひなのちゃんとえみちゃんのヘアメイクをしていて、その間に、早い朝食を頂きました。成人の子がさっと食べて力をつけられるように、と台所さんが用意してくださった、おにぎりと卵焼き、バナナの朝食でした。美味しくて、ありがたく、朝食をとりながら、いよいよ当日だという実感が湧いてきました。
  

朝6時過ぎから、ヘアメイクを始めました

  
 私は、ベースメイクをゆりかちゃんにしていただき、その他のメイク、髪型は、あゆちゃんがしてくださいました。髪型は、途中二人がかりで束ねなければいけなくて、あゆちゃんとゆりかちゃんの協力から、お団子が作られました。このお団子は、河上さんはじめ、大勢のみんなから、たくさん褒めていただきました。

 ここぞ、というときに、プロよりもすごいくらいに、ばっちりの髪型を作れてしまう技術、そして優しさが、ありがたかったです。

 メイクが進むころには、リビングの窓から朝日が差し込んできました。そのときは、応援に来てくださっていたりゅうさんが、隣に立って影を作ってくださりました。

「りゅうさん、笑わさないでよ。することないなら、ちょっとあっちに行ってて」
「いや、僕は影を作ってるので、ちゃんと役割があります」
 あゆちゃんとりゅうさんの、絶えない暖かな会話に、メイク中に思わず笑ってしまうくらい、心が和みました。

 ヘアメイクが完成すると、たくさん、「綺麗!」と言ってもらいました。成人式をお祝いしてくれる、こんなに優しい家族がいることが、涙が出そうなくらい、嬉しかったです。

■気持ちを正して

 振袖は、毎年なのはなに着付けに来てくださる、村上さんが着付けてくださいました。ヘアメイクを終えてパソコン室へ行くと、村上さん、河上さんも来てくださっていて、ありがたくて、嬉しかったです。
     
 三人の振袖は、なのはなの新成人の子によって、代々受け継がれてきたものでした。お母さんとお父さんが選んでくださった、繊細に鶴が描かれた、赤い振袖を着させてもらえたことが、本当に嬉しかったです。
 振袖を着ることには、非常に緊張していました。けれど、村上さんが美しい手つきで、どんどん着付けを進めてくださる中、振袖によって気持ちが引き締められることを感じました。

 振袖は、未婚の女性が着る、最も格式の高い正装だと、教えていただきました。振袖に見合った心持ちをしなければならない、と、背筋が正される思いでした。

 着付けてくださった村上さんは、着付けることが大好きなんです、ということをお話してくださいました。どこまでも、好意的で優しい村上さんが、毎年来てくださるから、安心して古吉野から成人式へ向かうことができると思いました。とてもありがたかったです。
   
  
 お父さん、お母さんもパソコン室へ来てくださり、「それぞれ、よく似あっているね」と言ってくださいました。その言葉が、本当に嬉しかったです。

 振袖を着て、階段を下りて歩いていくことは、非常に緊張しました。けれど子供玄関を出ると、みんなが並んで笑顔を向けてくれていて、少し恥ずかしかったけれど、嬉しかったです。

 私は、りゅうさんとあゆちゃんの運転する、オデッセイに乗せてもらい、成人式が行われる勝央文化ホールへ行きました。
  
  
 大勢の新成人の中にあっても、常になのはなのみんなが見守ってくれていることや、私もなのはなの一人として、この場にいる、ということが、とても心強かったです。背筋を正して、なのはなの子として誇りを持っていることができました。

 式典の後、なのはなを応援してくださっている、元町議会議長の岡本良一さん、町議会議員の岡本良規さん、古吉野総区長の木村さん、田野県議会議員さんに、お祝いの言葉をかけていただきました。なのはなの子として、たくさんの方にお祝いしていただけることが、とてもありがたく、その分、なのはなの成人としての役割を、ちゃんと果たしていかなければいけないと感じました。
  
  
 古吉野へ帰ると、家族全員で集合写真を撮り、撮影チームのみんなと、那岐山を背景にした撮影に向かいました。

 いつも私たちを見守っている大きな存在である、那岐山を背景に、振袖で撮影してもらえたことが、とても嬉しかったです。

■なのはな写真館、オープン

 この日は太陽が出て、穏やかな気候だったため、外でも落ち着いた気持ちで撮影が進みました。
 昼食後は、みんなが体育館を会場にして、スケール大きく、美しく、作ってくれた、“なのはな写真館”での撮影になりました。
  
  
 撮影場所は、かにちゃん、あゆちゃん、まえちゃんの三ブースに分かれていて、時間を区切って、ひなのちゃんとえみちゃんと、交代してブースを回っていきました。

 どこのブースへ行っても、取り囲んで、照明や応援をしてくれているみんなが、いつも笑顔を向けてくれていました。カメラマンのみんなが、姿勢、表情まで、いい写真になるようにたくさん教えてくれました。いろんな小道具を使った、遊びのあるポーズも、たくさんさせてもらいました。

 午後の時間いっぱい、いい写真を残すために、みんなが撮影をしてくれたことが、ありがたかったです。
  
  
 最後は、少人数だけが残り、成人式の一日の感想と、二十歳の抱負の撮影がありました。
 ひなのちゃん、えみちゃんの、「なのはなのみんなと、この先出会う人のために、自分を作っていく」というそれぞれの抱負を聞かせてもらって、嬉しさが胸に広がり、私もそうでありたいと思いました。

 感想や抱負を言うのは、緊張したけれど、かにちゃんが、「落ち着いて、言いやすいところから言ったらいいよ」と言ってくれていたので、安心して一つひとつ、言葉にしていくことができました。
 私の二十歳の抱負は、「感謝」です。
  
  
 お父さん、お母さん、みんなから、日々、よく生きるための道を示していただいていること。よく生きたいという気持ちを、みんなと一緒に表現する場があること。なのはなファミリーに居られることに、深い感謝を持ちます。

 そして、小さな枠組みの、拘りを無くします。未来を信じて、目の前のことに誠実にあります。今、こうして生きられることへの感謝を忘れません。

 今はとても未熟だけれど、なのはなで、未来を信じる前向きな気持ちで、成人を迎えられたことが、本当に恵まれていると感じます。

 ひなのちゃん、えみちゃんという、同じく未来に向かっていく仲間と一緒に、みんなから成人のお祝いをしていただけて、嬉しかったです。