「答えを伝える」 なる

2月10日

 お父さんの脚本を、みんなで読み合わせをしました。
 夜に月を見上げるシーンから始まり、お父さんが思い浮かびました。
 市ヶ谷博士の新相対性理論は本当に大発明だと思いました。いつでもどこにでもいける剣が、本当はだれも自分のなかにあるんだと博士が言っていて、正しく理解できていないかもしれないけれど、今の私の時間も新相対性理論を使えるんだと言ってもらっているような気がしました。食堂の黒板のカウントダウンが60日をきって、その数字を見るとどう間に合うのか自分でも信じられなくなるけれど、信じて1日1日精一杯生きていたら新相対性理論が良い方に働いてくれるんだと励まされるようでした。
 年齢に関係なく、充実した時間にできるかどうかは自分次第なのだと思いました。
 
 おじいちゃんのことが出てきました。
 お母さんが、今日だけでもいいからおじいちゃんを弔いたかったと話してくれて、私の中でも今日の読み合わせの1回で、おじいちゃんが永遠になりました。おじいちゃんが生きていたこと、生きてきた経験、おじいちゃんの気持ちは永遠になったのだと思いました。私のなかにおじいちゃんは永遠に生き続けるよ、とおじいちゃんに向かって伝えられるのだと思うと涙がこぼれました。

 何のために生きているのか。
 なのはなに来るまで、ずっと求めていました。求めても求めても教えてくれる人もいないし、わからなかったけれど、今度は自分が答えを伝えるんだと思うと、とても誇らしくて伝えたいと力が入ります。
 きっと声に出さなくても心のなかで求めている人、答えを欲している人がホールにいて、その人に深く、深く助けになるに違いないと思えます。ホールにはいなくても、その先にいつか届く人がいると思えます。

 私は物理は苦手だったけれど、お父さんが話してくれていると、おもしろそうだなと思いました。
 明日からの合宿を頑張りたいです。