「落ち葉、落ち葉、落ち葉堆肥」 さき

1月25日

〇落ち葉の山づくり
 今、崖崩れハウス前上畑で、落ち葉堆肥をいくつもの山にして作っています。
 今回は最後と思われる、山を3つ作りました。ダンプ1杯を2つの山にわけ、すでにあった未完成の小さな山にプラスし、計3つの山を作ります。
 ひと山につき3人とりついて、まずは中心をくぼませ、そこに米ぬかと鶏糞をそれぞれ1袋半、3~4回に分けて入れました。そして、ジョーロ2杯の水をかけながら、落ち葉とまんべんなく混ぜて、上から踏んで、また外側の層を一層、上にかぶせます。その繰り返しです。

 私は、あんなちゃん、みつきちゃんとトリオで、担当を決めたらあとは自動運転で、同じ工程をどんどん進めていきました。ふわふわの落ち葉を上からみんなで円を描きながら、まわるのが楽しかったです。ふざけて遊んでるわけではないけれど、なんだか子供に戻って砂場で山を作っているようなそんな気持ちになりました。こんなに落ち葉に触れたことがないし、落ち葉がこんなにあったかいなんて知る余地もありませんでした。だから実際、畑作業は、ほとんどは土を触ったり、自然を触ったりするもので、心から楽しいことなのだと感じる瞬間でした。

 私は、この肥料と落ち葉を混ぜ合わせるというのが、料理のようでとても面白いなと感じました。米ぬかは実際粉チーズみたいだし、鶏糞はよくわからないけど(胡椒的な?)、落ち葉と混ぜ合わせると、とてもいい香りがしてきます。
 
 最後に、きれいなおまんじゅうのような、ドームのような、美しい形の落ち葉山が完成です。みんなで作るからこそ、達成感があり、目に見てわかる美しい形を見ると、とてもうれしくなりました。落ち葉堆肥を作りながら今日感じたこと。みんなとする落ち葉堆肥づくり、自己肯定感高まります。とても高まります。

 最後に、ビニールをかけ、マイカー線でぎっちりみっちりと密閉し、隙間なく封じ込めました。
 こうすることで発酵がしやすくなり、端だけがカラカラで発酵しないということはなく、全体が発酵してくれると思います。この落ち葉堆肥をまた、春の元肥入れや、夏野菜の追肥などで、使っていけると思うとワクワクします。次に開けるときが待ち遠しいです。