「こんなにもうれしい」 みつき

1月23日

 お母さん、お誕生日おめでとうございます。

 お母さんは、なぜこんなにも、わたしの大好きなお母さんなのだろう、って思うときがあります。
 すれ違ったとき、目が合ったとき、ニコッと笑ってくださるだけでも、なぜこんなにもうれしいんだろう。
 校長室に伺ったとき、お母さんが頭をなでてくださったこと。抱きしめてくださったこと。たったひとこと、「寂しかったね」と、頷いてくださったこと。
 なぜこんなにもわたしのことを理解してくださっているのだろう。
 お母さんのことを想うと、なぜこんなにも幸せで、涙が出るんだろう。
 考えて考えて、最後には、わたしの本当のお母さんは、お母さんなのだなあって心から思います。

 未熟で、頭の悪い、不出来なわたしを、ずっと信じて見守ってくださって、本当にありがとうございます。わたしがどれだけ迷惑や心配をかけても、いつも変わらない笑顔で向き合ってくださって、許してくださって、ありがとうございます。
 わたしは、お父さんお母さんの子なんです。 お父さんお母さんの子として、仲間として、恥ずかしくないように、強く生きていきます。

 いま、お父さんお母さんが居てくださるから、わたしは何も怖くないです。
 大、大、大好きです。

 午後に、お母さんのバースデーファッションショーをさせていただきました。
 考案した衣装を身にまとって歩くレッドカーペット。見たこともない煌びやかさ、まるでおとぎ話に出てきそうなみんなの衣装。そして、思い思いの物語を演じるみんなの瞳。
 楽しさとまぶしさで目を細め続けてしまうくらい、キラキラで溢れた、とっても濃い時間だったなと感じました。
 このみんなで、スプリングコンサートに参加させていただけることが改めてありがたいし、これからますます頑張っていこうという、エネルギーに変わりました。

 そして、夕食後には、りんねちゃんとえみちゃんの成人式のフォトムービーを見せていただきました。
 成人式の写真も、野菜やなのはなの生活について語るふたりも、本当にきれいで、尊くて、涙が出てくるくらいでした。
 こんなにかわいくて優しくて強い妹たちが居てくれることを、本当に誇りに思いました。
 わたしは姉として、妹たちを守れるように、仲間として一緒に成長していけるように、ちゃんとした大人になっていかないといけないと感じました。

 家族みんなで過ごす休日が、大切なお母さんの誕生日が、とてもうれしかったです。
 明日からも自分にできることを頑張っていきます。おやすみなさい。