「蓋を持ち上げて」 みつき

1月20日

 夜、前回のミーティングの作文の読みまわしをさせていただきました。
 前回の読みまわしと同様、また、みんなに助けてもらったな、と感じました。
 今までに感じてきた、苦しくて苦しくて、死にたいくらいなのに、どこにもぶつけられないこの絶望と憤り。わたしは、そこに目を向けることがこわかったです。もう思い出したくなかったです。だから、重い鉄の蓋で、閉じ込めてしまっていました。
 でも、今日、みんなが一緒に、「せーの」と蓋を持ち上げてくれました。
 怖くないから、大丈夫だから、絶対に立ち向かえるから…。そう伝えてくれました。
 わたし1人だったら、蓋は開けられませんでした。
 みんなが居てくれるから、わたしは失くしてしまったものも、持つべきものも、取り戻して、回復していけるのだなと感じました。

 午前中には、卒業生ののんちゃんから『Happy Face』のダンスの振りを教えていただきました。
『Happy Face』の曲の世界観ぴったりの、コミカルで軽やかな振りがとてもかわいかったです。みんなで一列に並んで順番に顔をぴょこぴょこ出していったり、手をパーにして、ピエロのように踊ったり。終始、みんなと、「かわいい! 楽しい!」と言い合って、笑顔になってしまいました。
 でも、途中には、拳を叩いたり、顔を手で覆って天を仰いだりする振りも出てきます。笑顔の裏に隠した怒りや、苦悩を思わせるような場面もあって、ただ楽しいだけではいけないのだろうな、と感じました。

 わたしはまだ、ダンスの振りについていけず、曲に合わせると頭が混乱してしまいました。明日も練習があるので、早く、みんなと踊れるようになりたいです。
 また、踊れるようになってきたら、あゆちゃんが和訳してくれた歌詞も見せていただいて、表現する気持ちや、見る景色を意識して、「伝わるダンス」になるようにしたいと思います。

 わたしはダンスが得意とは言えないけれど、できないことを怖がらずに、かと言ってできないことを言い訳にせずに、みんなの何倍も、練習していきたいです。

 夜、のんちゃんが招集をかけてくれて、お仕事組さんとも一緒にダンスの復習ができました。
 少しずつダンスが頭に入ってきたので、1人でも空き時間に練習できるようになるかなと思います。身体もぽかぽかになって、とても楽しかったです。

 ミーティングを受けさせてもらっていて、最近、身体も心ものびのび、とても気持ちが良いです。
 お父さんお母さん、おやすみなさい。