「舞台美術係で」 りな

1月19日
 
 昨夜、まえちゃんが声をかけてくれて、スプリングコンサートの舞台美術の係のみんなと集まって、スケジュールを話し合いました。
 
 まえちゃんが、4月10日までのカレンダーに、大まかな予定を書き込んで、コンパクトにまとめたスケジュール表を見せてくれました。そこには、もう1週間後には準備が始まることが書かれてありました。まずは、バンドメンバーが乗る舞台のパイプの骨組みを出してくる作業があります。
 
 私は、ウィンターコンサートコンサートの舞台にたたずんでいた、自分たちで組み立てたとは思えないぐらいの、大掛かりな舞台美術がとても印象に残っています。まさか、バンドメンバーさんが乗っていたパイプで組まれた舞台も、自分たちで組み立てて準備をするんだなあと思って、本当に凄いなあと思ったし、歴代、コンサートで積み重なった舞台美術のスケール感が本当に大きくて驚きました。
 
 ステージの上に一つの世界を作るのは、演劇でも、ダンスでも、舞台美術でも同じです。舞台美術の係になって、少しでも力になれたらいいなあと思うし、お父さんの書く脚本や、伝えたい気持ちに沿った、舞台美術が作れるように、私もその舞台を作っていく一人として、責任を持って動きたいなあと思いました。
 
 そして、これからは本格的に、コンサートの練習や準備がスタートしていく中で、朝はみんなで嫁入り準備当番を進めています。朝は氷点下になって、霜が降りていたり、野菜も凍っていて、畑には出られません。室内で、嫁入り準備当番を回して、朝の時間も有効的に、動いていけることが嬉しいなあと思いました。

 私は今朝、水曜日チームのみんなと紫黒米の嫁入り準備をしました。今季の紫黒米は、黒々と色が濃くて、ピンク色のサクラの花が舞っているような袋に入れると、そのサクラの花がとても浮き立って見えます。それがとても綺麗だなあと思いました。

 役割分担を決めて、流れ作業で進めていきました。みんな、その役割のプロフェッショナルになって、黙々と進めていきました。
 一つひとつの役割が重要で、一人いなくなってしまうと、次の工程の人に手に負えないぐらいにたくさん流れてきたり、反対に手を余らせてしまいます。一人ひとりがベストで作業しているからこそ、とてもスムーズに流れていて、嬉しかったです。一緒に作業しているみんなと「工場みたいだね」と話していました。一緒にしていたななほちゃんが、
「チャーリーとチョコレート工場に出てくるリスになった気分だね」
 と言っていて、ななほちゃんの例えが私もとてもぴったりと当てはまって、とても楽しかったです。 

 大きなタッパーぱんぱんに紫黒米が入っていたはずだけれど、いつの間にかタッパーに入っていた紫黒米すべての嫁入り準備することが出来て、とても嬉しかったです。チームのみんなが、意欲的に、楽しそうにしてくれるのがとても嬉しいなあと思うし、毎週毎週、紫黒米の選別や嫁入り準備にプロフェッショナルになって、進化していけたらいいなあと思いました。

 午前は、のんちゃんに『ホーリーウォーター』のダンスの振り入れをしてもらいました。私はホーリーウォーターは、あまり聞き覚えがなくて、どんな曲なんだろう、と思っていました。なつみちゃんが、ホーリーウォーターは、日本語で、「聖なる水」という意味だよ、と教えてくれました。それを聞いて、ますますどんな曲なのかが楽しみだなあと思いました。

 その曲名にぴったり当てはまるように、本当に清らかで、綺麗な曲だなあと思いました。スプリングコンサートでの、これまで振り入れをした曲とのつながりを考えると、それだけでもストーリー性を感じて、ワクワクしました。

 真ん中で、のんちゃんやあけみちゃん、しほちゃん、なるちゃんが踊ってくれて、その4人を半円で取り囲むように、みんなで踊ります。ラストの曲を、今いるメンバー全員で、作っていけることがとても嬉しいなあと思いました。

 ホーリーウォーターでは、聖なる水を手に掬って捧げるような振りが何度も出てきたり、手を左右に広げて、羽ばたくような振りがあります。動きはシンプルだけれど、全員で揃えたら、本当に綺麗なんだろうなあと思います。今はまだ、振りを覚えることに精一杯になっているけれど、みんなと細かなところまでそろえていきたいなあと思いました。

 あゆちゃんが午前の最後に見てくれて、目線の先に景色を見ることを教えてくれました。目線の先にどんな景色を思い描くのか、どんな気持ちで踊ればいいのか、私はまだ分からないでいるけれど、コンサートを作っていく過程で考えたいし、同じく踊るみんなと一緒に、気持ちを揃えていきたいです。
 
 夜、金時太鼓のコンサートが延期になったことを聞きました。少し先延ばしになったことは残念な気持ちもあるけれど、先延ばしになったから安心したり、ほっとするのではなく、3月27日のコンサート当日にピークを持っていけるように、気持ちを引き締めて、チャンスだと思って、太鼓メンバーのみんなと一緒に、向かっていきたいです。