「強く」 えみ

1月15日

*朝
 昨日の夜のミーティングの話を聞かせてもらって、自分の生き方は、すごく弱すぎたと思いました。もっと、もっと気持ちを強く持って、意志のある生き方をしていかないといけないと思いました。
 お父さんがしてくださった話の中でも、特に、これからちゃんと自尊心を持って生きていくと決めた時、これまでの人生の喪失感、取り戻せない感覚をどうするか。今の未熟な自分から、ちゃんと再スタートできるのかについての話が、今の自分の心にぐさりと刺さりました。

 自分の生き方が間違っているか、合っているか。そんなことを聞いても、誰も答えてくれる人はいない。そんなことを聞くこと自体、潔くない。
 自分も、ちょっと弱気になれば、何でも誰かに答えを求めたくなります。自分にとにかく自信がなくて、現状を肯定してもらうために、きゅうに人に甘えたくなってしまいます。でも、お父さんお母さんは決してそんなことをしないと思います。

 摂食障害になり、これまで無駄にしてきてしまった人生は、今まで自分を縛ってきた枠を全部取っ払って、強く生きることでしか埋められない。みんなに対してそう強く教えてくださるお父さんの言葉を聞いて、自分も、誰に何と言われようと、ちゃんと強く生きていきたいと思いました。何よりも、頭の中でぐちゃぐちゃ言っている、今まで自分が作ってきた枠にとらわれた思考を、全部取っ払いたいと思いました。

 今の自分は本当の自分からはまだまだ程遠いと思います。でも、その未熟さにあぐらをかかないで、逃げないで、ちゃんと立ち向かいたいです。
 でも、今の自分を完全に否定して、我慢をし続ける生き方も違うと思います。その日その日の幸せをちゃんと見つけて、人に希望を与える人になるために、まずは自分が人生の主人公になって生きていきたいです。

 一昨日から、卒業生ののんちゃんに教えてもらいながら、『マディ・ウォーターズ』のダンスの振り入れが始まりました。
 私は、今回コンサートに向けて練習をするのは初めてで、だからのんちゃんにダンスを教えてもらうのも初めてだったのですが、のんちゃんが作ってくれる明るい雰囲気の中で練習させてもらえる時間がすごく楽しいなと感じます。

『マディ・ウォーターズ』は、動きは比較的シンプルで覚えやすいけれど、みんなのその動きが集合すると、そこから始まる人体や宇宙の世界観がとてもはっきりと表現されているような感じになっていて、振り入れが進んでみんなの動きにだんだん意志が出てくれば出てくるほど、のんちゃんの作ってくれるダンスが本当にすごいなと思いました。

 前転や腹筋など、今までのダンスではやったことも無いような動きもあって、それをみんなとできるのがすごくわくわくするし、楽しいです。でも、硬いところで前回りをするのにはまだ慣れていなくて、なぜか自分は背骨のところにあざができていたりしました。
 貴重な時間を大切にして、ダンス練習も頑張っていきたいです。