「使命」 りな

1月13日

 

 夜にみんなで、自尊心ミーティングを受けさせてもらえてとても嬉しかったです。

今日のお話を聞いて、私はこれまで自尊心とは何かを本当のことは分かっていなかったなと自覚することが出来ました。自尊心を持とうと思っても、自尊心が、どんな気持ちで、どうやったら持つことが出来るのかも分からなくて、とても曖昧で、抽象的に感じていました。でも、お父さんが、たくさんの具体的な例を出して、自尊心とはどういうものかを詳しく教えて下さりました。そのことで、私も、初めて自尊心を知ることが出来ました。

 自尊心を持つということは、「何に向かって尊い人になるか」、その向かう先を設定する必要があることを知りました。その向かう先が、どのようなものであるかが、摂食障害から回復するキーワードとなっていることを教えてもらいました。 

 向かう先が利己心であるか、利他心であるか。その二手が、回復のできるかできないかの境目だと聞いて、気持ちが引き締まりました。向かう先が狭ければ狭いほど利己心に近づいていき、広ければ広いほど利他心になっていく、そのサイクルが、お父さんのお話を聞いて理解することが出来ました。

 狭い自尊心しか持てていないと、視野が狭くなり、目の前の今、現状が全てになります。損得勘定が出てきます。被害感情、自己否定が出てきてしまいます。

 私は、これまで自尊心の持ち方が分からなくて、利己的な気持ちになっていたのだと思いました。何を信じ、何に向かっていけばよいのかがはっきりとしなくて、心の軸が不安定で、本当に、海の中で波に揺られて流されるだけのヨットになっていたのだと気が付きました。

 「摂食障害は、人生観の崩壊の病気なんだよ」、お父さんがそうおっしゃいました。人としてあるべき生き方をしているのかどうか、病気がいつも試すんだと思いました。そして、人が人であるために最も大切な気持ち、人間味のあふれた気持ちが自尊心なんだと知りました。

 「お前たちは、危険を知らせるカナリアなんだよ。真っ先に気が付いて苦しくなったカナリアなんだよ」お母さんの言葉が蘇ります。

 摂食障害になった者として、世の中の生きにくさを知り、新しい優しい価値観での生き方を広めていく使命を持っているのだと思いました。きっと今もなお、世の中の生きにくさに苦しんでいる人がたくさんいます。そんなまだ見ぬ誰かにきっとあえて、自分は、その人にとって尊い存在の人になりたいと思いました。きっと、自分は未来には、たくさんの人に希望を与える存在になれるんだ!そう強く思ったときに、今の自分の自己否定が消えて、今はでこぼこしていてもいいんだ、と許すことが出来るようになりました。そして、そんな素晴らしい人になれるように、変わっていきたい、変わることができる!、と思うと、未来に明るい希望の光が差して、とても安心するような気持になりました。前向きな気持ちになりました。

 今は5年先の未来に気持ちを向けているけれど、その5年後を、一生持ち続けるんだと思うと、もし挫けてしまったらどうしよう、もし今のような、苦しい気持ちになってしまったらどうしよう、というような不安や怖い気持ちがあります。でも、お父さんのお話を聞いて、そんな自分の気持ちはわがままだし、甘えだと思いました。

 なのはなファミリーがあって、なのはなのお父さんとお母さんがいて、前向きに回復した卒業生の姿もたくさんあります。そんな姿を見て、私はたくさん希望をもらったし、お父さんとお母さんから正しい答えをもらいます。そして、なのはなファミリーでは、同じく苦しんだ人が、強くて優しい志を持って、日々を楽しんで過ごしています。そんな、同じ世界を作っていく仲間に囲まれて、私はなんて恵まれていて幸せなんだろうと思いました。その恵まれた環境に甘えずに、強く決心しないといけないと思いました。強く未来を信じたいと思いました。

 ミーティング1を受けて、お父さんとお母さんの話をたくさん聞かせていただいて、胸に差し迫ってくるものがありました。自分は自尊心が正しく持てていなかったという気づき、そしてどう自尊心を持つとよいのか知ることが出来ました。そして、自尊心を持とうと思ったときに、たくさん希望や勇気をもらったような気がしました。今はでこぼこしていてもいい。未来に、私は同じ苦しみを背負って救いのない人に、希望を与える人になります。だから、そのために日々を過ごしていきます。自分の評価や、名誉ではありません。だから、何か失敗をしても、注意を受けても、挫けることはありません。摂食障害になったものとしての使命を持ち続けます。

 

 明日も、卒業生ののんちゃんにダンスを教えていただけるので、みんなと細かく振りを揃えていけるように、私も精一杯頑張りたいです。