「信頼」 つき

1月2日

 2022年元旦。外は雪景色。なのはなにきて初めて、雪の元旦でした。しんしんと降る雪はとてもきれいで、穏やかな気持ちにさせてくれました。
 
 31日の紅白歌合戦で大騒ぎをして一夜が明け、起きた時は心地よい疲労感が残っています。でも元旦の朝は記念すべき、今年初の朝食当番です。お雑煮の配膳はいつもと段取りが違い、メンバーみんな緊張していました。眠い目をこすりながら7時40分に食堂に集合し、ゆいちゃんと一緒に飾りつけをしました。食堂が一気にお正月のムードと化し、気持ちが上がりました。

 ちさとちゃんを中心に配膳の流れを確認し、スタート。さくらちゃんとみんなが詰めてくれたおせちを配っていきます。1つ1つ特徴があり、見ているだけで楽しい気持ちになりました。

 途中でひろたかさんが、「おはようございます! なにかできることありますか?」ときてくださいました。そこからひろたかさんも一緒に配膳をしてくださって、積極的に動いてくださる姿が嬉しかったです。
 
 あやかちゃんとさきちゃんが焼いてくれたお餅が到着し、そこからはみんなでお餅部隊を追いかけるように、ホウレンソウやかまぼこなどのトッピング部隊が次々に盛り付けをしていきます。最後にするめの出汁のお汁を、トッピングが崩れないようにお椀の淵から慎重によそい、怒涛の勢いで無事に元旦の配膳が終了しました。

 挨拶の時には、ひろたかさんも一緒に立ってくださって、新年最初の挨拶ができたことがとても嬉しかったです。

 午前は、抱負を言い、お屠蘇をいただきました。お父さんのお話を聞かせていただいて、自分の抱負を実際に言葉に出してみんなに聞いてもらうと、自分の中で考えているよりも心が定まって、固い決意へと変わっていくのを感じました。みんなの抱負も聞かせてもらうことで、さらに背筋が正されて、また今年もみんなで頑張ろうという気持ちになりました。

 元朝参りの行き帰りの道中は、紅白の話題で盛り上がりながら歩けて楽しかったです。行きはまおちゃんと話していましたが、すごく良い体験になったと言ってくれて、まおちゃんにとっても本当に楽しく、かけがえのない時間になっていたことがすごく嬉しかったです。まおちゃんの気持ちの変化を感じられました。こうやって、みんなと楽しいことをたくさん経験していけることが、やっぱり気持ちを作っていく上で大切なことなのだと改めて思いました。

 午後は二人羽織。二人羽織は個人的に得意な方の遊びで、楽しみにしていました。のんちゃんとペアで、私は後ろで目隠しをして豆をつかみました。

 今年のお箸は、先が細くなっていて滑りやすく、掴んだ感覚がつかみにくく感じました。最初は誘導ののんちゃんやゆりかちゃんやあんなちゃんがつかめたことを教えてくれないと、自分がつかめたのかどうかも分かりませんでしたが、回数を重ねていくうちに、これが掴めた感覚だ! ということが分かるようになってきて、そうなってくるとお箸の微妙な力加減も分かってきて、コツがつかめました。

 のんちゃんとは名人戦に出させてもらって、黒豆11個と落花生4個の高得点を連続して出すことができてすごく嬉しかったです。のんちゃんが常に冷静に、お箸の向き、箸先の揃えるタイミングをサッと教えてくれて、あとは「掴んで。離して。」の指示だけ。そのシンプルで分かりやすい誘導に、ただ心と体をゆだねていくだけでした。洗い部の部長と副部長の信頼関係で、二人羽織の名人になることができて、すごく嬉しかったです。ちゃんちゃんこを完全に被った状態は、結構息が苦しくて、その中で集中力を保つのが大変でしたが、のんちゃんに引っ張ってもらって最後まで切らさずに頑張れました。
 
 普段の洗いの時から、あの洗い部の形はあって、私はのん部長の心の声を背中で感じながらシンクですすぎをさせてもらうことを、本当に常に大事に、誇りを持ちながら洗いをできていると思っています。それは、のん部長との信頼関係があるからできることなのだと、今回の紅白や二人羽織で実感することができました。ちょっと大げさかもしれないけれど、そのくらい私は洗いが好きだな、と思います。二人羽織をしている時も、その信頼感があったから、ゆだねて同じ集中力で一体になれたような感覚があります。私はのんちゃんようなリーダーには程遠いけれど、近くで少しでも力になって、全体をよくしていける1人でありたいと思います。
 少し話がそれましたが、部長とだったから余計に嬉しかったです。

 夜の新年ライヴは、お父さん、お母さんのお話や歌をたくさん聞かせていただけて、本当に充実して時間でした。お父さんの1番嬉しかったことと悲しかったことのお話は、ものすごく感動しました。温かくて、優しくて、強くて、こんなお父さんが私のお父さん、お母さん……。そのことが、どれだけ安心できることなのかということを、こころから感じました。そう思えると、つい取り繕ったりできている振りをしてしまう自分は無駄だと、そんなことがバカバカしいことだと、もうそんなことしなくても私は見捨てられることはない、呆れられることはないと、今更ながら安心しました。大事なお話を聞かせていただけて、本当にありがたかったです。ありがとうございました。
 
 隣では、ずっとしほちゃんがいてくれたことも嬉しかったし、安心感がありました。久しぶりに一緒に過ごして、同じ気持ちで隣でお父さんとお母さんのお話や歌を聞けたことが本当に嬉しかったです。

 今日は、書初めを集中して書いて、午後には百人一首や青冠や坊主めくりが楽しかったです。百人一首も洗い部チームは健在で、ちらしどりでは、のんちゃんが上の句を読み終える前に取っているのが何回もあって、さすが部長! という感じでした。私は何もできませんでしたが、青冠は坊主めくりでは勝つことができて、少しは貢献できたかな、と思います。とても盛り上がって楽しかったです。

 明日は最終日。みんなで楽しんで三が日を締めくくれるように頑張ります。