「外向きに」 ひろこ

1月1日

 明けましておめでとうございます。今年1年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 新年をなのはなファミリーで、仲間と共に迎えられたことがとても嬉しいです。
 卒業生がたくさん帰って来て下さり、ひろたかさんも帰って来て下さり、朝食当番をしていると、いつもよりも20人も多い人数で、とても嬉しい気持ちになりました。

 家族みんなで、おせちとお雑煮の朝食を頂きました。みんなが協力して作ったおせち料理。誰かが誰かのために詰めてくれたおせちの御重。とても嬉しい気持ちになりました。どのおせちもとても綺麗で、美味しかったです。

 午前のはじめには、お屠蘇を頂き、豊富を述べさせて貰い、お父さんのお話を聞きました。
 私は、「内側と外側の壁を無くし、外向きに過ごします」と述べました。
 表裏の無い、正直さ、素直さ、真面目さ。そして、視野を広くもって、自分よりも周りに意識と気持ちを向け、外向きな笑顔、気持ちで1年を過ごし、それが当たり前となり、その様な人間になりたいです。
 人の上にたって偉そうになること。自分の意見や気持ちを優先させてしまう、自分を守っている自分を変える年にしたいです。

 また、結果を残せる人間になっていきたいです。物事を具体的に建設的に考える、深い所で頭と心を使って考え、取り組み、堅実な仕事をし、着実に積み重ねていく、そして結果を出す。そのようになっていきたいです。
 心を耕し、深める為にも、読書をします。今年は70冊を目標に、良い本をたくさん読みたいです。
 
 その後に神社にお参りに行かせて頂きました。家族みんなで並んで歩く、その時間も私は大好きだなと感じました。道中で、隣に卒業生のゆきなちゃんがいてくれて、ゆきなちゃんがいない間になのはなであった出来事などお話させてもらったり、ゆきなちゃんのいる石川でのお話を聞かせてもらい、お話出来たことが嬉しかったです。
 お父さんのお話を聞き、お屠蘇や神様にお参りをすると、厳かな気持ちになり、気持ちが引き締まる思いがしました。

 午後には二人羽織、夜は新年ライブがありました。
 1年のうち、この時間が一番好きかもしれないと思う程、お父さんお母さんのお話と歌をたっぷり聴かせて貰える、新年ライブがとても嬉しく、心に残り、凄く幸せだなと感じました。

 お父さんの大切なお話を聞かせてもらうことが出来て、とても嬉しかったです。心に痛みをもった人の苦しさの答え。その大きなヒントとなった出来事。そのお話は、自分自身にとってもとても大きなものと感じました。お父さんが5歳の私にお話して下さっているようにも感じ、癒やされていくのを感じました。こんなにも深く考え、向き合い、話してくれるお父さんの深い優しさ、そして決して諦めない気持ち。誰かの為に走り続ける。行動し続ける。お父さんの仲間として、子供として、摂食障害になった者としての誇りと責任を持って、自分を進化させ、尽力していきたいと思いました。

 今年のミーティングでは、確実にステップアップしたいです。自分を材料として、まだ見ぬだれかの希望となれるよう、精一杯で向かっていきたいです。私は自分で、自分はまだまだだと自覚があります。自分の未消化な部分を見つけ、解決を与え、進化したいです。
 なのはなに、世の中に役に立てるように、この殺伐とした世の中を変える一人として、私は成長し続け、走り続けます。

 お父さんお母さんのお話や、弾き語りを、たくさん聞かせて頂けてとても嬉しかったです。
 リビングに家族みんなが集まってぎゅうぎゅうになって、お父さんお母さんに心を向けているこの時間、幸せだなと感じます。自分は生まれてきて良かったなと思えます。その分、成長して、誰かに希望を与える者となりたいと思います。