「心が解放されていく」 えみ

12月31日

*朝
 今年も、残すところ24時間を切ってしまいました。あれ、今年は早いな。そう思いつつも、あまり気持ち的に実感がわかないうちに今日を迎えてしまっていた感じで、あまりの時の早さにびっくりしています。
 今日までの紅白やお正月の準備の間にも色んなことがあったけれど、今回は特に、正直もう本番はどうでもいいくらいに思ってしまうくらい、チームのみんなとの準備の過程が楽しいなと感じます。

 私は、まえちゃんチームで『ドント・ストップ・ミー・ナウ』を紅白でやらせてもらいます。メンバーはまえちゃん、りゅうさん、どれみちゃん、のりよちゃん、まおちゃん、私の6人で、最初、自分以外のメンバーの名前を聞いたときから、これは面白くしかなりようがないだろうな、という想像はつきました。

 初回の集まりの時に、まえちゃんが、こんな風にしたいというアイデアを持ってきてくれて、一発でそれで決まりという流れでした。日中はなかなかメンバー全員が揃わなかったけれど、夜の時間などにダンスの振りを詰めたりセリフを考えたりして、内容的には結構コンパクトだけれど、勢いがあって自分たちでも思わず笑ってしまうような構成がだんだん形になっていって、毎回の練習の時間がとても楽しいです。

 私は、小さい頃から、歌うことほど嫌なことはないというくらい、みんなの前で歌うことに対する抵抗や嫌いな気持ちがありました。でも、今回チームのみんなとたくさん歌の練習もさせてもらって、しかも英語の歌詞で、最初は全然覚えられそうになかったけれど、繰り返し聞いたり歌ったりして歌えるようになってくると、どんどん楽しいという感情が湧いてきました。

 夜の時間にお母さんやみんなと『育つ雑草』の練習をさせてもらった時もそうで、お母さんが、
「綺麗にと思わなくていいから、今年の厄払いのつもりで思い切り歌おう」
 と言ってくださってから、みんなとステージの上で声を出して歌うと、どんどん自分の中から、恥ずかしさとか、もやもやした気持ちが出ていって、心が解放されていくのを感じました。

 今回の紅白の演出は、自分にとって、自分の殻を破らないとできないようなぶっ飛んだものなのですが、より面白くなるように、みんなを楽しませられるように、まえちゃんやりゅうさん、のりよちゃんが指導してくれました。実際みんなを前にして演じるとなると、すごく緊張するけれど、みんなに笑ってもらえるように、本番も精一杯頑張りたいなと思います。

 紅白の準備と同時並行で、おせち作りやお正月遊びの準備もみんなと進めました。
 おせち作りでは、私たちのチームでは、煮しめと田作りを担当させてもらいました。おせち料理の中でも、特に煮しめは使う野菜や食材が多くて、調理の前にそれらを切りそろえる工程がメインでした。人参は「ねじり梅」の形に飾り切りをしたり、こんにゃくは「手綱こんにゃく」にしたり、おせちならではの切り方というものも河上さんから教わって、体験できたことも嬉しかったです。

 一度にたくさんの人数が家庭科室に集まって作業することもあって、一つ一つの工程を間違いないようにしていくのには、とにかく他の人との連携が大切なんだなということも実感しました。自分を否定されたり間違いを指摘される怖さから、何でも自分で完結させたくなってしまうけれど、それでは余計失敗してしまうということ、そうなる前に相談する分には、誰も嫌に思うことはないし、むしろ分からないことは教えてもらえばいいんだなというように思えるようになって、それがありがたくて嬉しかったです。

 一応担当は決まっているけれど、チームの垣根を越えて他のチームのみんなが切るのを手伝ってくれたりして、みんなの力で作ることができたなと思います。
 今回おせち作りが初めてだった、まおちゃんも一緒に材料を準備する工程を一緒にすることができて、最後はりゅうさんや、やよいちゃんや、どれみちゃんが台所で調理をしてくれて、つやつやで見た目も綺麗な煮しめや田作りが完成していて、とても嬉しかったし、今日みんなとお重におせちを詰められるのが楽しみだなと思いました。
 昨日から卒業生のみんなが続々と帰ってきてくれて、家族みんなと年末年始を過ごせるのがすごく嬉しいです。
 今日も、紅白の最終準備やおせち詰めがあると思うので、自分にできることを頑張りたいなと思います。