
12月22日のなのはな
今日は冬至の日。気がつけば、12月も終わりが近づいています。
1週間ほど前に収穫の始まった白カブに続いて、今日は赤カブの1弾が初収穫を迎えました。赤カブは、年末のおせち作りには欠かせない野菜の一つです。
白カブに比べると少し肥大はゆっくりだったけれど、日を追うにつれて、だんだんと土の表面から紅色の肌が見え始めて、その鮮やかな色を見るだけでわくわくした気持ちになったなと思います。
今日は全部で8株、大きくなっているものから収穫をしました。首元を片手で掴んで上にぐいと引くと、ズボッという音を立てて、土の中からは直径8~10センチまでに成長した赤カブが出てきました。地表に近いほうは濃い紅色、根に近づくにつれて薄紅色のグラデーションになっていて、その色合いがすごく綺麗だなと思いました。

午後からは、何人かのメンバーと大根の手入れをしました。今回手入れをしたのは、もうじき収穫を迎える第2弾です。今はだいたい直径5センチ程度になっていて、白い首の部分がこんもりと土の中から盛り上がってきています。種まき後の水管理が上手くいって発芽が綺麗に揃ったこともあって、畝にみっちりと株が並んでいるのも嬉しいなと思います。

今日は、全畝の草取りをしたあと、生育後期の肥大促進や食味向上のため、メガツインP56の葉面散布をしました。メガツインP56は、大根1弾やカブ、ニンジンなどにも収穫直前に葉面散布をしていて、葉がぴんとするばかりでなく、最後にぐんと実が太ったりして、とても効果があったなと感じました。
手入れ自体は時間に余裕をもってみんなと終わらせることができて、最後には少し窮屈そうになってしまっていたネットを回収したり、ビニール掛けまで進めることができて嬉しかったです。
2弾の収穫が始まるのは年が明けてからかなと思うのですが、またその日も待ち遠しいなと思います。
(えみ)
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締太鼓、囃子太鼓、うちわ太鼓、組太鼓、宮太鼓、大太鼓、チャンチキに篠笛。勝央文化ホールの舞台に、ずらりと並んだ楽器。奏でるのは、『金太郎囃子』。はつらつと、軽やかに、楽しげに。
夜7時から9時までは、来年1月30日の勝央金時太鼓保存会35周年記念コンサートへ向けた、保存会の方々との合同練習がありました。
舞台本番での、太鼓のフォーメーション移動や出はけの確認をしたあと、何度も『金太郎囃子』を通してゆきました。

締太鼓のゆったりとしたリズムから、徐々にたくさんの太鼓や鉦、笛の音が重なり、テンポが上がり、保存会の方々の大胆で躍動感に溢れたソロをはさみながら、お囃子のリズムが鳴り続けるこの曲は、とても楽しく明るい曲です。私たちが直前に演奏する『那岐おろし』の直線的で素早い動きとは打って変わり、力を抜いて、バチ先で弧を描くようにしてしなやかに、また膝や踵から身体を柔らかくはずませながら叩きます。腕は高く上げて、華やかに。そして満面の笑顔で。会長の竹内さんや、ベテランのゆいさんが、何度も、この曲の叩き方について教えてくださいました。
私は宮太鼓を叩いていますが、今はまだどうしても、身体や表情が固く、せわしなくなってしまいます。しかし、演奏のさなか、ときおりこちらを見て笑いかけてくださる、ゆいさんたちの笑顔や動きを見ていると、自分も徐々にリラックスしていくことができました。
また、ふみちゃんとあけみちゃんは、うちわ太鼓という、その名の通りうちわのような形をした手持ちの太鼓を持って、舞台を縦横無尽に動きながら叩きます。2人の足取りや笑顔を見ると、お囃子の楽しい気持ちが広がっていきました。
今日は、年内最後の練習日でした。これから私も、宮太鼓パートのみんなと、広がりのある華やかな太鼓を叩けるよう、そして『那岐おろし』では堂々と迫力ある演奏をできるよう、残り1か月、精一杯練習をしていきます。
(かに)