「前髪に白い雪」 るりこ

12月18日

○雪
 朝起きて、外を見たら、真っ白な世界が広がっていてびっくりしました。こんなに雪が積もった景色を見たのはいつ以来だろうと思いました。雪景色は見た目は寒そうだけれど、晴れていてキンと張り詰めた空気よりも、まだ雪が降っている方が暖かく感じます。
 7時30分から野菜切りの放送があって、家庭科室へ行きました。どんどんと人が集まって、最終的には10人くらいいたと思います。お仕事に行く前のあけみちゃんの姿もありました。朝からわいわいとした賑やかな空気が嬉しく思いました。
 みんなが自分にできることはないかと動いている姿を感じると、わたしも常にそうありたいと思いました。

 8時からは崖崩れ下ハウスでシュンギクの害虫つぶしがあり、野菜切りが終わったみんなと外へ出ました。窓越しからでも雪の明るさを感じていたけれど、玄関を出た瞬間、つい目を閉じたくなるくらいに雪の白さが眩しかったです。
 ハウスまでの道のりは先に行った子たちの足跡が続いていました。わたしたちも同じ道取りをたどっていきました。ときどき、わざとまだ誰も足跡をつけていない真っ新な部分を踏んでみたりしました。上手く音には表現できないけれど、『きゅむっ』というような音が心地よくて、好きです。
 帰りはまた雪が降り出していました。また、みんなと列になって並んで帰りました。古吉野に着いた頃には、みんなが前髪に白い雪が積もっていて、笑いました。

 午前に収穫に回る予定でしたが、予想以上の積雪と、お昼まで雪が溶けなかったので、午後一で収穫に行けました。土日だから、嫁入りしたい野菜もたくさんあったので、よかったです。
 まだちょっと雪が残る中、畑へ出ると、何だかいつも以上にわくわくしました。軽トラに雪が積もっていて、さきちゃんと雪をはらっているだけでも、(こんなことって滅多にないな)と思いました。

 第一鉄塔畑に着くと、ちょっと残念な光景が広がっていました。まず、ネットをかけていないホウレンソウが雪に埋もれていたのと、コマツナやホウレンソウにかけているネットが雪の重みでたるんでいて、野菜にのしかかってしまっていました。コマツナの大きいものでは、折れるまではいかなかったのが救いですが、首を垂れる状態になってしまっているものもありました。
 ここまで良い状態で育っていたので、雪のダメージは痛いなと思いました。溶けたら復活することを心から願っています。

 そのあと、さきちゃんとみかちゃんとしなこちゃんとまちちゃんと、昨日収穫をしたパセリの冷凍作業の続きを行ないました。
 ひたすらみじん切りをして、1回分を量ってジップロックに詰めていき、最終的に21回分もできました。

 昨日、パセリは強いと書きましたが、調べたところによると、パセリは零度以下でも枯死しないそうです。

 夕方はほしちゃんと鉄筋校舎を掃除しました。ほしちゃんが丁寧に掃き掃除をしている姿や、時間いっぱい使って、できるだけ多くの場所を掃除しようとしている姿がとてもきれいで、ほしちゃんと一緒に掃除をしていたら、気持ちまですっきりして楽しかったです。