「変えるのではなく、作る」 ふみ

12月17日(金)

○自分を作る

 お父さん、お母さん

 少し前にアセスメント演奏があり、演奏の後に、まえちゃんとあゆみちゃんと来てくださった方とOMTをしたら、自分の気持ちも改めて再確認させてもらって嬉しかったです。

 話しているなかで、お父さん、お母さん、みんなの存在が頭に浮かび、深く共感してもらって、私は癒やされて安心できたこと、本当の回復は、症状がなくなることではないとお父さん、お母さんに教えてもらって、今自分を作っていることなど改めて気持ちが整理されていきました。

 私はなのはなファミリーに来てから、気持ち的にも、前向きになりました。どんなときでも、外向きな気持ちで笑顔でいることを、お父さん、お母さんに教えてもらいました。
 お母さんが前向きなところにしか答えはないと教えてくれました。
 自分勝手な空気のなかでは、苦しくなってしまうことに気がつき、実際に、なのはなファミリーの人のためにという優しい空気があるから、みんなと社会を作っていく1人として希望を持つことができました。

 なのはなファミリーで回復することができて、そのことをプライドにして、私は、この先自分が生きていくうえでどんな壁が目の前に来たとしても絶対に症状に逃げません。
 なのはなファミリ-があり、信じられる仲間がいるから、まだ見ぬだれかのためにも絶対に逃げません。

 私は自分が一人の人間として自立していくためには、今まで自分の中に入れてきた価値観やその上に積み上げてきた自分を変えていかなければいけないと思っていました。
 けれど、変えるのではなく、新たな自分を作っていくんだと思いました。

 生きていくときに必要な人との間に幸せを感じられる気持ちや、自分が社会の中で生きがいを持ち続けられる気持ちは私が今まで過ごしてきたなかで得た価値観の中には生まれない気持ちなのだと思いました。

 今までも、お父さん、お母さんに、数えきれないくらい教えてきてもらったことなのに、私は自分を作っていくという意味を本当には理解できていませんでした。
 自分を作るという感覚が本当にはわからなかったから、今まで自分が苦しんできた価値観を基準にして過ごしてしまっていました。
 私が本当に新たな自分になり、自分の人生を生きるということは、今まで苦しんだ価値観のなかで自分を作っていく、そのことを修正しながら自分を作っていくのではなく、お父さんお母さんが教えてくださることを土台にして新たな枠組みを自分の中に作っていくことなのだと、今になってしまいましたが気づくことができました。

 そう思うと怖さがどこかに消えて、失敗してもいい。今自分を作っている段階だから。変わっていくではなく、作っていくんだと思いました。

 最近、自分のなかで感じたことをうまく言葉にできていなかったけれど、OMTをしたときに、まえちゃんが自分を変えるではなく、作っていくんだと話してくれて、自分の最近感じた体験と繋がって、そうだったのかと思いました。
 そういうことも共感できて、共感してもらえる仲間がいることで、安心できます。

 あゆみちゃんの話を聞かせてもらって、だれかが、お父さん、お母さんに質問しているときに、答えを共有させてもらったり、だれかにお父さん、お母さんが全力で向き合っているときに、自分も同じなんだと思えて、安心できる、誰かに向けられた優しい言葉や思いを感じると自分もその子と同じように大切な存在で自分もそんな風に思ってもらっている、そういうときも共感を得られているんだと、あゆみちゃんの話を聞かせてもらって気がつかせてもらいました。

 そして、先に立っていてくれる仲間がいることが、私の大きな希望です。
 スタッフさんや卒業生など、回復している仲間がいることで、大きな希望を持つことができ、自分もその希望となることができる1人だと、使命を感じます。

 お父さん、お母さん、みんながいてくれるから、私は頑張れます。
 仲間がいてくれることが本当に心強いです。
 仲間のために、まだ見ぬ仲間のために、私は生きていきます。
 読んでくださってありがとうございました。