【12月号⑥】「なのはなに乾燥機と籾摺り機がやって来た」 みか

盛男おじいちゃんが大切に使われてきた、乾燥機と籾擦り機が今、なの花の農機具小屋にあります。来年の稲刈りに備え、なのはなでも籾摺りの環境作りを進めています

 いつもなのはなファミリーを支えてくださっている、山小屋のオーナーである盛男おじいちゃんから、乾燥機と籾摺り機を頂きました。
  

 スタッフさんのまえちゃんから運び出しのメンバーの発表があり、私もメンバーの一員として運び出し作業へ行きました。一足先に、須原さんと、なのはなの回送車にロープやアルミブリッジ、道板、インパクトレンチなどの道具を載せて、盛男おじいちゃんのお家へ出発。

 到着すると、すでにおじいちゃんの息子さんである将郎さんが、準備をして待ってくださっていました。

 最初に籾摺りで使用する計量器を3人で外に運び、続いて籾摺り機。籾摺り機は3人で動かすには、大変な重さがありました。少しずつ少しずつ外へ出しました。

 そして、最後は1番大きく重量のある乾燥機です。乾燥機はドアの間口につかえてしまうため、乾燥機の一部である屋根の部分を取り外して運ぶことになりました。

 私は乾燥機の仕組みを理解できていないので、どこのネジをどう外したら一部分が分解出来るのか、実際に乾燥機を目の前にして見ても、よくわかりませんでした。将郎さんや須原さんが、手際よく分解されていくのを見て驚きました。 

 そうこうしていると、運び出しメンバーが到着しました。みんなで屋根部分の分解に取り掛かります。問題は、ネジをとるのはいいけれど、ネジをなくさないこと。どこの場所にどのネジを使ったのか覚えておくために、このネジは、さくらちゃん。このネジは、まとめてどれみちゃんというふうに、その種類ごとにネジを管理する人を決めて、なくさないように、またわからなくなってしまわないように工夫しました。

 また将郎さんがネジをいれるための入れ物も用意してくださって、有難かったです。インパクトレンチや金槌を使って、ネジやピンをとり、モーター部分のベルトや電気の線は将郎さんが中心になって外してくださいました。

 そして全員で脚立や椅子に乗って、乾燥機の屋根部分を取りはずし、運びました。

 乾燥機の下の部分は、キャスターがついており、みんなで押しながら外へ出しました。

■宝物を載せて

 無事に倉庫から出せたのはいいけれど、難関は、回送車へ載せることでした。須原さんの指示のもと、回送車の荷台を斜めにして、道板をブリッジとして使い、道板の上にキャスターを乗せてみんなで押して転がしながら、荷台へ載せました。

 少しでも段差があると、キャスターが前に行かずに止まってしまったり、道板からキャスターが落ちてしまいそうになったりしたのですが、無事に載せることが出来たときは、本当にホッとしました。
  
  
 帰りは、将郎さんが回送車を運転してくださって、古吉野まで無事にすべて持ってくることが出来ました。私も回送車の助手席に一緒に乗らせてもらいました。乾燥機や籾摺り機が揺らされていないか、落ちそうになっていないか、サイドミラーで確認するたびに、荷台に載っている乾燥機を見て、大切な宝物を頂いた嬉しさが込み上げてきました。

 これからは、乾燥や籾摺りが自分たちでも出来るようになると思うと、とても楽しみな気持ちになりました。盛男おじいちゃんから頂いた乾燥機と籾摺り機の使い方を覚えて、大切に使っていきたいと思いました。