12月14日(火)「完成! 2つの門松と、ミニ門松 & 落ち葉集め物語のはじまり」

12月14日のなのはな

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「知らないよりかは、知っていた方がいいよ。知識は荷物にならないからね」
 盛男おじいちゃんと作業をするとき、いつもそう、おじいちゃんが話してくれます。

 私は今年、初めて門松作りをさせて頂きました。
 これまで門松を作ったこともなければ、自分が門松を作らせてもらえるなんて想像もできませんでした。
 でも、なのはなファミリーでは毎年、盛男おじいちゃんの山でとった竹で、古吉野なのはなの玄関前に大きな門松を2つ、作ります。

 お正月に向けての門松作り。
 盛男おじいちゃんとみかちゃんが松の枝をとって来てくれて、私たちも梅林へ梅の枝を取りに行き、松竹梅の飾りが揃いました。

 

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〈梅林で、門松に飾る梅の枝を採りました〉

 

 昨日、おじいちゃん達と作った門松の土台に、華を咲かせます。
 門松作り最終日の今日は、門松の土台に飾るしめ縄作りから始まりました。

 盛男おじいちゃんが、しめ縄の編み方を丁寧に教えて下さいます。盛男おじいちゃんが数本に束ねたわらを、手のひらでねじりながら編んでいくと、あっという間に力強い縄ができていきました。

 

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「僕はね。戦争に行ったときにこんな風に縄を作って、助かったんだ」。
 盛男おじいちゃんが戦争に行ったとき、籐蔓(とうづる)をしめ縄のように編んで、真っ暗な穴の中を降りて行ったんだと話して下さいました。

「今はそんな必要ないけれど、しめ縄の編み方をよく覚えて置いたら、いつか役立つ日が来るよ」
 盛男おじいちゃんの言葉が心の奥に響きます。

 

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〈縄をなう練習をしながら、たくさんのしめ飾りも作りました〉

 

 私もしめ縄を編んでいくと、最初はねじれるだけで上手く編めなかったのですが、次第にコツをつかんでいくと、綺麗な縄を編むことができました。
 おじいちゃんが藁を足しながら長い縄を作る方法も教えて下さり、おじいちゃんの手の動きを真似しながら、私も編んでいきました。

 盛男おじいちゃんの手はとても大きくて、温かくて、力強いです。おじいちゃんの手を見ていると、私ももっと強く生きたい、よりよく生きたいと思います。

 

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「ななほちゃん、よくできているね。うん、いい縄だよ」
 そう言っておじいちゃんが笑いかけてくれると、それだけで嬉しい気持ちが胸いっぱいに広がり、自信になります。

 完成した縄は門松の土台の真ん中に巻き、おじいちゃんに教えて頂いた『男結び』できつく結びました。
 門松の竹も3本を固定するとき、盛男おじいちゃんに教えて頂きながらシュロ縄で『男結び』で結んだのですが、おじいちゃんが「これは、男女結びだよ」と笑っていて、おじいちゃんのユーモアが温かいなと思いました。

 

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 その後、私1人で結んでみると、最初は(あれ? この後、どうするんだっただろうか)と思うこともあったのですが、どうにか、おじいちゃんに教えて頂いた『男結び』をすることができました。

「これはね。ななほ結びです!」
 おじいちゃんが笑って下さり、おじいちゃんの作ってくれる温かい空気に安心した気持ちになりました。

 そして、午後からは門松の土台に竹を差し込み、松竹梅を飾りました。
 少し大胆にし過ぎてしまったかもしれないのですが、真っすぐに伸びる松を真ん中に差し、左に笹の葉。右には朝にとってきた梅の樹を差し、盛男おじいちゃんに見て頂きました。
「うん。立派な門松ができたね」おじいちゃんがそう言って下さいました。

 

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〈立派で美しい門松が完成しました!〉

 

 松竹梅の他にも、「難が転じる」という意味の縁起の良い南天や、マンリョウとセンリョウの真っ赤な実を飾りました。
 そして、盛男おじいちゃんとみかちゃんがとって来て下さった、フワフワの苔を敷き詰めて、赤紫色と白色の葉ボタンをそれぞれ、真ん中に植えました。
 門松の中心には、ウラジロを飾ります。

 パッとするような南天の赤色に、左右に飛び出すダイナミックな松竹梅。
 夕方に、お父さんやお母さんも見に来て下さり、「今年もとてもよくできたね。上出来だよ」と喜んで下さり、鼻歌交じりに歩いていて、私も嬉しかったです。

 

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 それと、もう1つ。
 門松に使った鋭角に切った竹の反対側が、このまま置いておくには少し寂しい様な気がして、一緒に作業をしていたメンバーにお願いし、ミニ門松を作ることにしました。

 作業時間は残り40分。ミニ門松を作ったら、お父さんとお母さんに渡して、お客様玄関などに飾れたらいいなと思いながら作りました。
 さやちゃんとまなかちゃんが竹を綺麗にカットしてくれて、りなちゃんと一緒に四角い鉢に土を詰めます。

 鉢にはしめ縄をまいて、少し早いですがウラジロや南天がついたしめ縄飾りも中心につけました。
 そして、竹を差し込んだ後は、一緒に作業をしていたみんなと、「ここに南天があったらいいね」「この大きさの松でいいかな?」と話しながら、ミニ門松を作りました。

 少しお正月の雰囲気が味わえるものができたらなと思っていたのですが、完成したミニ門松は、想像していたよりも、遥かに立派で可愛らしいものができました。

 

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 盛男おじいちゃんの山にある竹や植物などで作らせて頂いた3つの門松。
 今の時代に、門松作りという経験をさせて頂けるのは本当に恵まれたことで、ありがたいことだなと身に染みて思いました。

 真っすぐに空に向かって伸びる松竹梅。お正月らしい、縁起の良い立派な門松を作ることができて、とても嬉しかったです。
 おじいちゃんに教えて頂いたことや、おじいちゃんの話して下さったことを胸に、日々の生活にも向かっていきたいし、来年も素敵な1年になりそうです。

(ななほ)

 

***

 

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 この冬初めての落ち葉集めへ行きました。
 もみ殻運びから引き続き、永禮さんがダンプで来てくださり、ダンプを先頭にして、みんなで大井が丘へ向かいました。

 大井が丘へ入ると、道の左右の木立から、たくさんの落ち葉が道路へ落ちていて、道路の際に吹き溜まっていました。
 私たちは、道路の左右や、側溝に溜まった落ち葉を、熊手で山にする人、てみですくってダンプへ運ぶ人、ダンプの上でてみを受け取る人、そして、みんなが落ち葉を集めた後を、きれいに竹ぼうきで掃く人、という役割に分かれて、落ち葉集めをしました。

 

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 カラカラになった、赤茶色の落ち葉は、てみに入れても入りきらないほどの山になっていて、宝の山のように感じられました。自然の恵みを思う存分、みんなで集められることに、とても豊かな気持ちになりました。
 朝方は霧が深くて、冷え込んでいましたが、落ち葉集めをしていると、身体が芯から暖かくなっていきました。てみいっぱいに落ち葉を集めて、ダンプの上の子へ渡すと、上にのっている子も、みんな、満面の笑顔でほっぺたを赤くしていました。

 

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 まえちゃんが、「集め終わった後も、きれいにしよう」と呼びかけてくれて、あらかた落ち葉を集めた後も、最後まできれいになるように、していきました。
 そのとき、永禮さんが今回持ってきてくださった、新たな秘密道具を使ってくださいました。それは、ブロアーというエンジン式の送風機で、永禮さんがブロアーで風を送って、道路に散らばった落ち葉を、一枚残さず、左右の木立へ吹き寄せてくださいました。
 後ろを振り返ったとき、私たちが落ち葉を集めた道路は、最初からは見違えるように美しくなっていました。

 

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 大井が丘の、地域の方々も、笑顔で挨拶を交わしてくださり、落ち葉集めをするなのはなのみんなを、快く思ってくださっていることを感じました。

 私が熊手で落ち葉の山を作っているとき、とても優しい笑顔を浮かべた、おじいさんがみんなを見ていらっしゃって、挨拶をさせてもらいました。
 そして、ふと気が付くと、そのおじいさんも熊手で、少し先の落ち葉を、私たちと一緒に集めてくださっていました。
 隣り合ったときに、「枯れ葉がきれいになります」と温かく声をかけてくださり、「本当にありがとうございます」とお礼を言いました。
 その方が、静かにそっと、平らかで温かい気持ちを持って、一緒に落ち葉集めをしてくださったことが、とても嬉しかったです。

 なのはなのみんなが、笑顔で、一生懸命、丁寧に落ち葉を集めることで、地域の方にもこんなに良く思っていただけるのだと感じました。そんな落ち葉集めの作業をさせてもらえることがありがたいし、落ち葉集めが、とても大好きだなと思いました。

 

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 午前中は、大人数であっという間に、永禮さんのダンプいっぱいに落ち葉を集めることができました。
 古吉野へ帰り、崖崩れハウス前上畑で、落ち葉を降ろしました。みんなで永禮さんのダンプが傾斜して、落ち葉が落ちるところを見守りました。

 落ち葉は、みんなでしっかりと踏んで圧縮されていたので、あおりを下ろしただけでは全然こぼれて来ませんでした。ダンプが45度以上傾いても、なかなか落ちてこなかったのですが、ある角度になると、勢いよく落ち葉がなだれ落ちてきました。その角度のまま、ゆっくりとダンプが前進し、落ち葉は四角い山になって、すっかりと落ちてしまいました。

 畑に降ろされた落ち葉の山は、たっぷりとした重厚感があって、一回でこんなにたくさん集められることが、すごいなあと思いました。

 

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 午後のはじめは、なのはなのことを応援してくださっている地域の方が、集めてくださった落ち葉の山から、ダンプへ載せていきました。
 少し広くなっている場所に、落ち葉が壁のように積まれていました。4,5人で一つの山に取り掛かって、どんどんダンプへ積んでいきました。てみに入れても入れても、フカフカの落ち葉はなかなか減らなくて、とてもお得なボーナスポイントへ来たような気持ちになりました。

 最初の山だけで、ダンプの半分ほどまで落ち葉を集めることができました。地域の方がなのはなを応援する気持ちで、落ち葉を集めてくださったことが、本当にありがたいなと思いました。

 

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 午後も、午前中よりは人数は少なかったけれど、かなりしっかりと落ち葉を集めることができました。
 永禮さんがいてくださり、午前と午後でダンプ2杯、こんなにたくさんの落ち葉を集められるのは、本当にありがたいことだなと感じました。

 落ち葉集めの1日目が、とても順調なスタートとなって、とても嬉しかったです。
 今日、明日、明後日、と、落ち葉集めに永禮さんが来てくださると教えてもらいました。この機会を大切にして、また作業に入ったら、一生懸命落ち葉を集めたいです。

(りんね)