「走ることがこんなにも」 えみ

12月12日

*勝央町一周駅伝大会
 今日は、駅伝大会本番でした。朝からそこまで冷え込んでいなくて、少し曇り空ではあったけれど駅伝日和だったのが嬉しかったです。
 あまり緊張しすぎないように不安な気持ちはセーブしているつもりだったのですが、本番直前は、無意識のところで体も緊張に反応していて、自分でも正直びっくりしました。でも、走り始めてからは、本当にあっという間だったなと思います。

 駅伝メンバーのみんなと早めの朝食を食べた後、あゆちゃんがキャラバンを運転してくれて受付のある勝央町役場に向かいました。開会式が終わり、みんなと別れて送迎のバスに乗り込んだ時、やっと、これから自分も走るのかという実感が湧いてきました。
 3区の中継地点に到着してからスタートまでは30分近く時間があったのですが、気づいたら道路を挟んだ向かい側にカメラを首から下げたみかちゃんがいて手を振ってくれたり、ポンと後ろから肩を叩かれたと思ったら永禮さんだったり、たくさんの応援のみんなの存在を感じると不思議と寂しい気持ちがどこかに飛んで行っていました。

 初めに到着した男子チームが通り過ぎていって、しばらくすると係員の人の「315番!」の声が聞こえました。ラインのところにスタンバイしてから、1分後くらいに、満面の笑顔で、こちらに向かって力強く走ってくるせいこちゃんの姿が見えました。その笑顔と走りに力をもらって、たすきを受け取って走り始めました。

 3区の初めは平坦な細い道で、そこを抜けて大通りに出たところで、タンバリンや鈴のシャンシャンという音が聞こえたと思ったら、ななほちゃんやなつみちゃん、さやねちゃん、さくらちゃん、のえちゃんたちの姿がありました。すごく嬉しくて、手を振って通り過ぎてしばらく行くと少し軽めの上り坂がありました。これが聞いていた坂のことかな、と一瞬は思ったけれど、これまで石生の坂をみんなと走っていたこともあって、上り切ってからそれがその坂だったんだと実感するくらいで、坂自体はあまりきついと感じませんでした。ちょうど坂のてっぺん近くではお父さんお母さんたちが大きく手を振って待っていてくださっていて、みんなに応援してもらっていると、自分ではない、どこかから力が湧いてくるような不思議な感覚がありました。

 その後もいたるところでなのはなの応援団のみんなが応援してくれたり、地域の方も沿道に出てこられて拍手をしてくださったり、本当にたくさんのみんなの存在に力をもらって走り続けることができたし、何よりも今までで一番、走ることがこんなにも楽しいと感じたなと思います。

 坂を下ってしばらく行くと、石生の見慣れた風景が戻ってきて、4区の中継地点に立っている、りなちゃんの姿がだんだん近づいてきました。みんなのおかげで3区を走りきれて、りなちゃんにたすきを繋ぐことができて、安心したと同時に嬉しい気持ちがこみあげてきました。
 自分が走り終わってからは、役場のゴール地点に送迎バスで送ってもらいました。すでに到着していた、のりよちゃんやせいこちゃん、あゆちゃんが待っていてくれていて、りなちゃんも帰ってきたら来るまで最後の区を応援に行こうと話していたら、すでに1番のチームがゴールに帰ってきて驚きました。

 そのまま役場前で並んで応援をすることになって、後から続々とかえって来てくれた、なのはなのみんなと、ゴール前の歩道に並んで7区のやよいちゃんを待っていました。
 出発から1時間40分を過ぎて、315番! と呼ぶ声が聞こえた時、すごく嬉しかったです。まだかなまだかなと、曲がり角からやよいちゃんが出てくるのを待っていると、しばらくしてやよいちゃんが満面の笑顔で、カーブを過ぎてゴール前の直線に入ってきました。
 これまで一緒に駅伝練習をしてきた7人と、応援してくれたみんなの力でたすきがここまで帰ってきたんだなと思うと、すごく嬉しくて、感動しました。

 その後は閉会式があり、結果は一般女子の部で、チームなのはなが優勝でした。
 今回選手としてみんなを代表して走らせてもらえて、貴重な経験をさせてもらえたことがすごくありがたかったです。
 自分にはこんなにもたくさんの心強い家族がいるんだ、そのことを改めて感じさせてもらった機会でもあって、そのことを誇りにして、もっとみんなの役に立てるように心も体も成長していきたいなと思いました。

 読んでくださりありがとうございました。