【12月号③】「日頃の認識力が試される ―― 頭脳を使った、3つの競技 ――」 せいこ

  
 なのはな大運動会。今年は、競技ごとに、みんなで実行委員もできて、とても楽しいイベントでした。

 私は、あゆちゃん、ちさとちゃん率いる実行委員で、頭脳・認識力を盛り込んだ競技を、考えることになりました。運動会準備初日は、チームで集まり、どんなゲームにするか、案を出し合いました。

「頭を使う競技ってどんなものがあるだろう……?」

「せっかくグラウンドでやるんだから、頭脳競技でも、思いっ切り身体を動かせるものにできたらいいよね!」

 どんなものだったらみんなを楽しませられる競技になるかを話し合う時間が、すごく楽しかったです。

 その後、お父さんとも相談させていただいた結果、なんと、私たちの頭脳競技チームで、3つのゲームを行なえることになりました。
  
   
 1つ目は、「進化系椅子取りゲーム」。グラウンドの奥に一色ずつ色札を貼った8脚の椅子を並べ、実行委員が出す7色の色札のうち、無い色の椅子をチームのみんなでいち早く見つけて、チームの中の1人が、ダッシュして座りに行くゲームです。
  
  
 椅子の置き方は、当日の最終準備の時に、ランダムに並べることに決まりました。ほしちゃんやえみちゃんが事前に作ってくれていた色札の発色がすごく良くて、グラウンドにカラフルな椅子が散らばっている様子がすごく綺麗でした。

 運動会本番、司会のあゆちゃんの「せーの、どん!!」という掛け声で、私たち実行委員は、色札を挙げていきました。みんなは、「赤色が無い!」「緑だ! 緑!!」など、チームみんなで色札に無い色を、同じチームのダッシュしているメンバーに叫びながら、全力で遊んでくれて、すごく嬉しかったです。
  

 2つ目は「人文字ゲーム」。実行委員の出すクイズの文字を、チーム全員の身体で作ってもらうという競技です。

 こちらの競技のルールは、初めの段階では、より速く文字を作れたチームを勝ちとしていたのですが、実行委員のみんなで話し合った結果、お父さん、お母さんに体育館の二階から審判してもらい、どのチームが作った文字が1番美しいか、を競ってもらうことになりました。

 また、クイズの内容も実行委員で、熟考しました。すぐには文字作りに入れないような、ちょっと考えないといけない捻った問題が良い……。練りに練った結果、

「ハウスミーティングの火曜日のチーム名は『サラマンダー』ですが、『サラマンダー』を英語のスペルにしたときの3文字を作ってください!」

「みんなの大好きな、たけちゃん。本名は、『たけひろ』ですが、『たけひろ』の『ひろ』を漢字にした時の画数は、何画でしょう? その数字をみんなで作ってください!!」

「新しくなのはなにやって来た回送車。昨日の集合で決まったニックネームの上2文字を作ってください!」

 など、チームによって意見が分かれそうで、且つ文字をみんなで作ると面白いそうな問題をみんなで考えることができました。
  
   
 本番では、競技してくれた全チームが、ブルーシートの上で大きな文字を作っている姿が、ものすごくダイナミックで、見ていてもすごく楽しかったです。

 最後の競技は、「伝言障害ゲーム」。こちらは、チームで20メートルリレーしながら伝言ゲームをしていくのですが、ただの伝言ゲームではありません。中間地点で、実行委員の出すややこしい計算問題を解かないといけない、という障害があります。

 こちらも、実行委員で、伝言のお題を熟考しました。

「普段みんながよく間違えがちな伝達事項を盛り込んだら面白いよね!!」

 と、笑いながら、考えた結果、お題は、

「崖崩れハウス前上畑に、籾殻とクワを載せた58−08の軽トラで、7時25分に集合」
 他にも、翌朝の収穫作業の開始時間や、野菜の個数を細かく示す伝言など……なんとも数字と紛らわしいキーワードが散りばめられたお題になり、準備期間中に、実行委員で普通の伝言ゲームで遊んでみるだけでもすごく楽しかったです。
  
  
 しかし、こちらの競技。本番は、予期せぬ事態となりました。みんな、伝言や計算問題を解くのに必死で、運動会とは思えないくらいの圧倒的な静けさになってしまったのです。

 それはそれで、ほかのチームの競技とのギャップで面白かったのですが、これから運動会でやるには改善しないといけないポイントだね、と、後から実行委員のみんなで苦笑しながら反省しました。競技をしてくれたみんなは、伝言が程よく難しかったり、障害に惑わされるというのを楽しんでくれていて、安心しました。

 他のチームのみんなが企画してくれた競技もどれも楽しくて、今年は、より一層、なのはなならではの手作りの運動会になりました。来年ももっと面白い競技を考えたり、みんなで全力で遊び回れる運動会を是非やりたいです!

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『勝央町一周駅伝大会』に向けて、ランニング練習が始まりました!

  
 12月12日に開催される、『勝央町一周駅伝大会』に出場します!
 この大会は、各2.7〜3.4キロの7つの区間を赤い襷で繋ぎ、順位とタイムを競います。
  
   
 選手は朝や日中の時間を使って、ランニング練習を行なっています。
 初週はゆっくりのペースで約3キロの梅の木コースからスタートし、現在は心臓破りの坂とも言われる、石生一周コースで足腰を鍛えています。徐々にペースや距離を上げて、本番に向かっていきます!