「太ネギ初収穫」 えみ

12月4日

 今朝もすごく冷え込んでいて、霜も降りていました。下町川の畑に行って大根やカブのビニールをはぐっていると、ビニールの上にも氷の結晶がついていて、パリパリと板のようになってびっくりしたけれど、その光景も綺麗だったなと思いました。

 今日は、待ちに待った太ネギの初収穫の日でした。ななほちゃんやなるちゃん、そして同じ担当のほしちゃんやゆかこちゃんと一緒に収穫をすることができて、すごく嬉しかったです。収穫間近になって、こんもりとした畝の中から白くて太い首元がのぞいてくると、中ではどんな風に育っているんだろうとドキドキわくわくした気持ちが湧いてきました。

 首元をがっしりと掴んで、くいっと真上に引き抜くと、ズボッという音を立てて中からは直径5センチくらいの太ネギと言っても太すぎるくらいのネギが出てきました。正直言うと、太いけれど自分が想像していたよりも白い部分が短くて、あれ、どこかで間違ったかなというような不安と驚きが半分ずつ混じった感情に一瞬なったのですが、一緒に収穫をしていたみんなが「すごい!」「立派だね!」と口々に歓声をあげていて、安心したと同時に、立派なものがとれたことにすごく嬉しい気持ちになりました。掘りあげられた太ネギは、みんなが持っていると葉の形と根元の白さから、剣のようにも見えたなと思いました。
 
 午後には、りかちゃんがお客さんを連れてなのはなに帰ってきてくださって、演奏を見てもらうこともできてその時間がすごく嬉しかったです。

 本番前の音出しの時には、初めて新しいバンドのみんなと合わせをさせてもらって、『レインボー』も素敵なバンド演奏が出来上がっていて、すごいなと思いました。

 自分は『レインボー』で曲の初めに傘を持って出てくるところがなかなか上手くできなくて、いつも恥ずかしい気持ちに負けておどおどした自分を見せてしまっていたけれど、本番前にお父さんから、止めの瞬間を作ることや目線の方向、
「ティンカーベルになったつもりで出てきたらいいよ」
 といったことを教えてもらって、何度か練習させてもらうことができて嬉しかったです。なのはなの子として、みんなの一部として表現するんだから、いつもの自分をやっていたらいけないんだなというのにこの時にはっと気づいて、今は上手く踊れなくても、気持ちだけはなり切ろうと思いました。

 衣装部さんやお母さんが新しく考案してくださった衣装が本当に素敵で、それを着ているダンスメンバーを見ているだけでも嬉しい気持ちになったし、自分も気持ちが上がりました。

 午後の初めから、帰ってきてくれたりかちゃんやお客さんのために演奏をさせてもらうことができて、2人とも初めから最後までずっと笑顔で見ていてくれていて、演奏させてもらっている側もすごく安心した気持ちになったし、幸せな時間でした。

 今日に向かって、りかちゃんを思ってみんなと練習を積み重ねてこれた時間もすごく楽しかったなと思うし、これからスプリングコンサートにみんなと向かっていけることも楽しみです。毎回毎回良くしていく気持ちで、今回自分ができなかったところも次はできるように、練習していきたいなと思いました。
 読んでくださりありがとうございました。