「小さな鈴」 ななほ

12月3日

 最近、
「朝に畑へ行くと、少しだけ雪が降っていました」
 と聞いて、気が付いたら今年最後の1カ月に入っているのだと感じます。

 昨夜は版画教室もあり、ようやく、サザンカの下書きが完成し、カーボンシートを使い、木の板に写す工程が終わった所なのですが、残り20日間で1つの作品が完成するように、頑張りたいです。
 藤井先生と毎週、火曜日と木曜日にお会いできるのが嬉しくて、ギターを弾いていても、版画の作品作りをしていても、(ああ、夜通ししていたくなっちゃうな)と思います。

 でも、毎朝アコーステックギターの練習をしていると、自分でも分かるくらいに難しかったところが、急にスラスラと弾けるようになっていたり、考えなくても手が勝手に動くようになり、その度にギターが今までよりもっと好きになって、楽しいなと思います。

 また、今日は嬉しいことがたくさんある一日でした。朝食前に、いつものように第一鉄塔畑へホウレンソウや小松菜の収穫、草取り、追肥などに行くと、いつも声をかけてくれる古吉野保育園の男の子が、今日も声をかけてくれました。

「ねえ、ねえ。そこに落ちてる金色に光るのとってくれない?」
その男の子が指をさす方向には金色の小さな鈴が落ちていました。

その男の子が落としてしまったものなのか、ただ単に落ちていて気になっていた物なのかは知らないのですが、「いいよ」というと、「そこから投げて!」と言われました。
 つい、優しく投げたら保育園のフェンスにぶつかって溝に落ちてしまい、「あ、」と私もその男の子も声を出してしまったのですが、「ちょっと待ってて」と壁のぼりをするように溝へ飛び降り、鈴を渡すと、「わー。すごい。やったー! やったー!」と喜んでくれました。

 本当に小さい子が可愛くて、喜んでくれると朝から元気をもらうし、いつも話しかけてくれるのが嬉しいです。

 他にも、りなちゃんと2人で廊下を歩いていたら須原さんに捕まって、「2人に渡したいものがある」と言われてついていくと、そこには可愛らしいリースがありました。
「奥さんが作ったユーカリのリースです」

 須原さんの奥さんから、可愛らしいユーカリのリースを頂いて、すぐに古吉野中に飾りました。
「ユーカリ、ああ、パンダが食べるやつですね!」
 私がそう言うと、須原さんもりなちゃんもずっこける振りをして、「パンダは笹だよ」「ユーカリはコアラね」と言われてしまいました。
 3人で笑いながらも、ユーカリの話をするのが楽しかったし、ユーカリのリースは優しくて爽やかな香りがして、色や形も優しくて、とても嬉しかったです。