
11月17日のなのはな
毎週火曜日と木曜日に古吉野に来てくださり、私達にギターや版画の教室を開いてくださる藤井さん。今日は、藤井さんのお隣のお家の方から、使わなくなった植木鉢や、ブルーベリーの苗木など、たくさんの種類の植物や園芸用品を頂きました。
藤井さんと、お隣の家の方が、こころよくお宅の庭に案内して下さいました。
まず目に入ったのは、直径40センチはありそうな、大きな鉢に植えられた、ブルーベリーの苗木です。苗木と聞くと、枝が数本出た、小さな苗を想像するけれど、目の前にあるのは、想像を遥かに超えた、とても大きなブルーベリーでした。
鉄パイプが組まれた支柱が出来上がり、ネットが束ねられています。その中で、ブルーベリーの葉が鮮やかな赤色に紅葉して、葉を伸び伸びと広げている光景が、とても綺麗で、ブルーベリーの展示会のようでした。
ブルーベリーの向かい側には、美しく枝が誘引されたイチジク、さらに奥へ進むと、ブドウ棚が広がっていました。ブドウのまだ青々とした葉が張り巡らされていて、ブドウの天井が作られていました。ブドウ棚の下は、カンカンに太陽の日が照り付けることなく、半日陰になっていて、風通しもよく涼しかったです。
ブドウが植わっている庭園には、他にも様々な植物がありました。「コモンマロ―」、「てっせん」…数種類の植物の鉢植えも頂きました。「コモンマロ―」という植物は、葉、茎がふわふわした毛で覆われていて、葉をかき分けると、小さな白い花がスイートピーのようにさりげなく咲いていて、とても可愛らしかったです。
「コモンマロ―」の葉は、ハーブのような用途につかえて、葉をお湯に入れて、その中にレモン果汁を絞ると、青色だった葉が、ピンク色に色が変わるんだよ、と教えて下さいました。とても珍しい植物を頂けて、とてもありがたくて嬉しかったです。

ガラス張りの温室には、南国の果樹や植物を育てていらっしゃって、その中でも、コサージュとして飾ることの出来る、薄緑の綺麗なシダ植物も頂きました。また、オーストラリアなどでよく栽培されている、お花の植木も2鉢頂きました。
花芽がもう葉の高さを越えそうなほど、伸びてきていて、藤井さんが、もう少ししたら花が咲くかもしれないね、と話してくださいました。暖かい場所で見守って、無事に花が咲いてくれたらいいなあと思いました。
まだ新しい、様々な大きさの素焼き鉢も下さいました。陶器のような、濃紺に染められた植木鉢もあれば、模様の付いているもの、形も様々で、どれも本当に可愛くて、すぐにでも、植物を植えたくなってしまうなあと思いました。ほんの8センチほどの直径の、とても小さな植木鉢は、飾っていても、とても可愛いだろうなあと思いました。
本当にたくさん植木鉢を頂いて、とても嬉しかったし、良いように植物を植えられたらいいなあと思いました。
小でまりの植木や、アマリリスの鉢植えを、20鉢近くもたくさん下さって、本当にありがたくて嬉しかったです。葉が綺麗で、とても元気の良い植物たちを、これからも、古吉野で伸び伸びと育てていけたらいいなあと思いました。
(りな)
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♪天テケ ステツ 天ステ ステツ テ天ガ天 ステ スッ天 天 ヨッ ハ!
これは『金太郎ばやし』のワンフレーズです。
夜7時から9時の2時間、勝央文化ホールで、勝央金時太鼓の練習がありました。今日は、勝央金時太鼓保存会の方々と一緒に練習させていただだき、とてもありがたくてうれしかったです。なのはなの太鼓チームは、この『金太郎ばやし』で、宮太鼓、うちわ太鼓、大太鼓を叩くことになりました。
最初に1曲通して演奏してみて、これまで自分のなかで曖昧だった、曲のイメージがだんだんとわかるようになりました。保存会の方がわかりやすく、立つタイミングや、叩き方などを教えてくださいました。

中でも、ふみちゃんとあけみちゃんが叩く“うちわ太鼓”は、保存会メンバーである舞さんが、「回って叩いたり、打ち方を変えてもいいんだよ」と、実際に叩いて見せてくださって、それがとても楽しそうでした。
それから、何回か通したのですが、まだ頭と手が追い付いておらず、楽しんで叩くという領域に達していないと感じました。もう、これは、練習あるのみだと思います。叩くときも、身体でリズムをとって、楽しく叩くにはまず、譜面を覚えて確実にたたけるようになってから。このリズムを身体にしみこませたいと思いました。
後半は、『那岐おろし』の練習です。こちらも、1月の勝央金時太鼓保存会35周年記念コンサートで、披露する曲です。なのはなの太鼓チーム10名で、演奏します。
今日は強弱の練習もかねて、足腰を上下に動かして、大きな音を出すときには身体を伸びやかにするということを竹内さんから教えていただいて、以前よりも、うんと身体が動かしやすくなった気がします。
思い切り叩くところと、弱くたたくところはメリハリをつけて、頭の高さもグッと15センチ~20センチは下げるようにと教しえていただきました。見た目も音と連動していることを、わかるような叩き方をできるようになりたいです。
私は今まで、右肩が上がる癖があると思っていたけれど、そうではなく、まっすぐに構えたと思ったときに、左肩下がっていることがわかりました。もっとしっかり腰を落として、肩をまっすぐにする意識をしようと思います。
これから、保存会の皆さんと練習をさせていただく時間を大切に、自分もしっかりと自分のパートに責任を持って叩けるようにしたいです。
(さき)