11月15日(月)「楽しんでもらう、充実感 ――運動会のまとめ & 吉畑奥ハウスの扉づくり & アスパラ菜の手入れ」

11月15日のなのはな

 運動会での興奮を胸に残しつつ、眠りについた昨夜。
 たくさん身体を動かし、ぐっすりと眠り、目覚めた今日の朝は気分がスッキリと晴れやか。しかし、ちょっと身体のあちこちが痛いような気もします。

 運動会の余韻を残しているうちに、やるべきことがあります。
 運動会のまとめと反省です。
 今回、行なった競技についての概要。良かった点。反省点。
 それらをまとめ、記録として残します。

 私たち青チームは、『ボッチャリング』の実行委員をつとめました。
 ボッチャとカーリングを組み合わせ、オリジナルのルールをつくって、なのはなの運動会でプレーしやすいように競技を企画しました。

 チームメンバーみんなで集まり、良かった点、反省点を挙げていきます。
 チームメンバーの意見をひとつひとつきいていくと、ゲームの進行をしているときは見えなかったこと。気づけなかったこと。
 様々な角度から、自分たちの企画した競技を振り返ることができました。

 

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 今回、『ボッチャリング』の実行委員をしていて、遊びやゲームの企画をすることは、本当に楽しい、とあらためて感じました。

 どんな競技にすれば、プレーヤーに楽しんで貰えるか。勝っても負けても楽しめるゲームとはどんなものか。スムーズにルールを理解して貰うには、どうしたら良いか。

 そんなことを考えながら、企画を練る過程。競技の方向性が決まってからは、コートの形を決め、対戦表を組み、必要な道具を準備し、そうやってチームメンバーで知恵や力を出し合いながら、具体的な形にしていく時間。

(この競技ならば、きっとみんなに楽しんでもらえるはず!)
 そんな思いを胸に準備を進める時間は、とてもワクワクするものでした。

 運動会当日、競技の進行をしていて、みんなが競技に熱中してプレーしてくれていることを肌で感じ、嬉しかったです。
(自分たちの企画したものが、みんなに楽しんでもらえている)
 その手応え、喜び。ちょっと他では味わえないような、独特の充実感がありました。

 まとめと反省をしていると、そんな運動会の記憶が蘇り、胸の中にストンとおさまっていくような心地がしました。(素敵な運動会だった)そんな思いを、しみじみと噛みしめました。

 まとめた内容は、記録としてファイルにファイリングして残し、次の機会に役立てます。
 楽しかった運動会も、これで一区切り。片付けの面でも、気持ちの面でも、ケジメがついた。そんな思いがしました。

(あやか)

 

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 吉畑奥ハウスのドア枠作りを、須原さんに教えていただきながら、行ないました。
 
 今年の夏、吉畑奥にみんなで作った新ハウスは、入り口、出口が開放された形になっていて、妻面に壁と扉がありません。
 新ハウスでは現在、冬キャベツを育てています。今まさに、冬キャベツは結球の途中で、玉が肥大する時期です。
 冬の寒い夜にはハウスを密閉して、冬キャベツを守れるように、お父さんとも相談させてもらって、ビニールを張る枠組みから作ることになりました。
 今日はその第1段階で、ドア枠の制作に、取り掛かりました。

 

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 3センチ×4センチの角材を、須原さんが丸鋸で2メートル、1メートル、各8本ずつに、切ってくださいました。
 今回、再利用する角材には、錆びた釘が刺さっていて、それをプライヤーや、バールを使って、取り除いていきました。
 須原さんから、ドライバーをかませてプライヤーを使う、てこの原理を利用したやり方も、教えていただきました。うまく道具を使うと、まったく力を入れなくても、すっと釘を抜くことができました。
 一本いっぽん、角材を釘のない状態にしていくと、角材を新しくドア枠に生まれ変わらせる、下準備をしているようでした。下準備から丁寧に行なえることが、とても嬉しかったです。

 そして、角材をつなぎ留めるビス打ちをするために、インパクトドライバーの使い方を、教えていただきました。私は、インパクトドライバーを使うことは、人生で初めてでした。
 須原さんのお手本を見させてもらうと、あっという間に、まっすぐ、ビスが打ち込まれていきました。
 けれど、練習で、実際にインパクドライバーを持って、ベニヤ板に打ち込もうとすると、よれよれとビスが不安定に曲がり、まっすぐに打ち込むことができませんでした。

 須原さんから、コツは、垂直に力を入れることで、「地球の中心がどこにあるか、感覚を掴むこと」と教えていただきました。
 中には、ビスの先が角材から飛び出してしまうような大失敗もあったのですが、須原さんに教わったことを胸に、何度も練習をする中で、だんだんとまっすぐにビスを打つ感覚が、掴めてきました。

 

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 練習を終えて、ドア枠の組み立てに入りました。
 長辺の角材は、曲がっている場合がありました。角に目線を合わせて、一直線に角材を見て、どの方向に曲がりがあるのか、ないのか、確認していきました。
 曲がりがある場合は、ドアの内側に、曲がりが入るようにすることを、教えていただきました。
 角材の向きを正しくして、長辺と短辺の端を、ぴったりと合わせました。そして、重なり合うところの、中心より少し内側に、まっすぐにビスを打ち込んでいきました。少し内側にずらすことで、角材が割れにくくなる、ということでした。

 恐る恐る打っていくと、まっすぐにしているはずなのに、曲がっていってしまうことがありました。
 それは、「節の流れがあるから、曲がってしまうんだよ。意志を持って、強く打ち込まんと」と須原さんに教えていただきました。節の流れに関わらず、確実にまっすぐに打ち込める須原さんが、かっこいいなと思いました。

 また、ビスは、角材の表面より5ミリ深く打ち込むことで、しっかりと角材同士が固定されると教えていただきました。インパクトドライバーで、ビスをぐっと角材に押し込んで、固定されるようにするのは、とても楽しかったです。

 四辺の角を留めることができると、ウマに枠を置いて、対角線の長さを測りました。すると、2センチほどのずれがありました。それを、須原さんが少し手を加えて、調整してくださり、対角線の長さが同じになりました。
 今度は、そこからさらにずれないよう、四つ角にさっきよりも細いビスを使って、補強をしていきました。補強は、すでに打たれているビスの少し内側から、ビス方向へほんの少し角度をつけて、打ち込みました。
 補強をすると、する前よりも格段に、枠が安定しました。

 

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 次は、1.5センチ×4センチの角材を、枠の内側に3本、渡していく工程に入りました。
 3本のうち、中央の角材を取り付けるときには、枠の外側から1メートルの場所が、角材の中心になるように印をつけました。
 けれど、残りの2か所は、枠の外側から測った50センチの場所だと、微妙にずれが生じると教えていただきました。つまり、角材の“芯”から測ることが、正確に測れる方法ということでした。
 芯から測って印をつけると、各印から2センチずつ外側に印をつけて、角材がぴったりはまるようにしました。
 この3本の角材を固定するときは、枠の長辺をウマに乗せて、横から2本ずつビスを打っていきました。

 これで、1枚のドア枠が、完成しました。とてもしっかりとした、歪みのない枠が完成し、とても嬉しかったです。
 須原さんに、手取り足取り教えていただく中、たった1枚のドア枠を作るだけでも、緻密に美しく仕上げるための工夫が、凝らされていることを知りました。
 ユーモアを交えながらも、弟子に伝えるように1つずつ教えていただいた時間は、目を見張るような新しい発見ばかりでした。
 須原さんの知恵や技術を、こうして伝えていただけることが、本当にありがたくて、貴重なことだと思いました。

 

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 ドア枠は、1枚が完成し、1枚が途中になっています。明日は須原さんはいらっしゃらないのですが、残り3枚、今日教わったことをよく思い出して、自分で組み立てようと思います。

 夢中になってインパクトドライバーを使っていると、知らぬ間にものすごく集中力を使ったようでした。今日はしっかりと眠って、明日も怪我なく作業できるようにしたいです。

(りんね)

 

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 ユーノスハウスには、一面にアスパラ菜が植わっています。丸みを帯びた葉が旺盛に茂り、菜の花にそっくりの蕾がにょきっと伸びています。
 私は、ユーノスハウスに足を踏み入れるのは、定植のとき以来で、それから随分と大きく成長したアスパラ菜を間近で見ることが出来て、とても嬉しい気持ちになりました。
 
 ハウスに入ると、ふんわりと、花の甘い蜜の香りが漂ってきます。アスパラ菜は、花蕾を収穫する野菜です。花蕾から15センチほど下のところで、茎をぽきっと折ります。
 花を摘むので、少し株には申し訳ないような気持になるけれど、収穫を終えて、収穫かごの中を見ると、黄色い花の花束になっていて、とても可愛らしいです。茎はツヤツヤしていて、瑞々しいです。
 
 そんな、華やかなアスパラ菜ですが、最近は少し茎が細くなってきたようで、追肥のタイミングです。あやかちゃん、つきちゃん、のえちゃんと一緒に、アスパラ菜の追肥や、数々の手入れをしました。
 
 まず初めに、あやかちゃんと少し傾いている株の土寄せを行いました。傾きを直すために、株を手で持つと、想像以上にずっしりと重たかったです。太い茎が伸び、これからも成長真っ盛りのアスパラ菜をこれからも支えていけるように、アスパラ菜の株もとに、たっぷりと土を寄せました。

 

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 土寄せをした後の畝を見ると、花蕾が真上に向いて、ピンと立ったアスパラ菜がずらっと並んでいて、とても綺麗でした。
 
 次は、追肥です。片手半掴みの化成肥料と、両手で2掴み分の牛肥を、株間にたっぷりと与えました。
 
 そして、追肥した肥料を、アスパラ菜が吸収しやすいように、忍者熊手で中耕し、土に肥料を混ぜ込みました。アスパラ菜の根を切らないよう、肥料の固まりが畝の表面に出ないよう、気をつけながら、進めていきました。
 
 ユーノスハウスの土は、フカフカしていて柔らかくて、肥料と土がとても混ざりやすかったです。なぜこんなにも土が柔らかいのだろう、と思ってよく見ると、土にはもみ殻が混ざっていて、もみ殻が土を柔らかくしてくれたんだなあと思いました。
 
 最後に水やりをして、アスパラ菜の手入れは完了です。今日追肥した肥料が、アスパラ菜に届いてくれたらいいなあと思いました。細い茎から太くて柔らかい茎へ、成長してくれたら嬉しいなあと思います。

(りな)

 

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〈山小屋で、柿の収穫もしました!〉

 

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