「感じて、力いっぱい動く」 ななほ

11月14日

 なのはな秋の大運動会。
 お母さんの開会宣言があり、一気に心の中が運動会モードに切り替わりました。
「皆さん、おはようございます。見て下さい、今日の空には雲があります。くれぐれも、今日の日記に雲一つない青空の下でと書かないでくださいね」
 と会長挨拶でお父さんが話していたように、今日は雲はあったのですが、外は暖かく、小春日和でした。

 そして、やよいちゃん、りんねちゃん、りなちゃんと一緒に選手宣誓をやらせて頂けて嬉しかったです。
 私はなのはなに来るまで、ほとんど外でスポーツをする事がなかったり、外が嫌いだったので、足も速いわけではないし、運動会も運動するということも、自分とは距離が遠い様に感じました。
 そんな私が、選手宣誓をするのかと最初は驚いたのですが、やよいちゃん達と、なのはならしいユーモアのある選手宣誓を考える時間が楽しかったし、なのはなだから、緊張もせずに選手宣誓も言うことができたなと思います。

 運動会。小学校の頃は、運動会と聞くと人の目が怖くなったり、やたらと靴を綺麗に、身だしなみを綺麗にしないといけない、足が遅いのは恥ずかしい、転ばないようにしないと、笑わないようにしないとという風に変に緊張して、気持ちを作る所まで気持ちにゆとりがありませんでした。

 でも、なのはなの運動会は違います。畑の一環でというのも少し違うのですが、お父さんが言うように、ゲーム感覚で運動会を迎えて、雨の日に突然「リレー大会をします」言われた時のように、いつ何を言われても、走れます、何でもしますと思えるくらい、気持ちが作れているなと思いました。

・運動会前日の夜

 また、あゆちゃんに、「なのはな大運動会っていう、看板を作ってくれないかな」と頼まれて、看板作りをさせてもらえることになりました。
(グラウンドで映えて、運動会らしい色合いがいいな)、あと1日で完成できるように)。考えることはたくさんあったのですが、昨日の夕方から夜にかけてもたくさんの人が手伝ってくれて、無事に夜までにパーツを完成させることができました。
 今回は桃スポンジで作った菜の花と、お花紙で作った赤いお花です。

 なるちゃんとさくらちゃんが岸本ハウスの倉庫まで、桃スポンジを探しに行ってくれたり、しなこちゃんが小さな輪ゴムを探してきてくれたり、声をかけたらみんなが快く、本当に楽しそうに飾り作りをしてくれて、本当に嬉しいなと思いました。
 『情けは人の為ならず』という言葉をスクーリングでも教えてもらったのですが、なのはなでもいつもお母さんが教えて下さるように、誰かの為に動いていたら、自分も罪悪感なく動けるし、みんなも快く助けてくれて、「お花紙作るの、楽しいね」「わー。できたできた!」と喜んでくれます。

 私はいつも、(誰かに頼んでしまうのは申し訳ないな)(みんな忙しいから声をかけない方がいいかな)と思ってしまいがちなのですが、お母さんのように勇気を出して声をかけてみると、みんなが自然に、自分のこととして手伝ってくれて、私もそんな風にスッと誰かの為に動ける人になりたいと思ったし、私もそうであるように、何か頼まれて一緒にする事は、楽しいんだなと思いました。

 そして、罪悪感のようなモノを感じるのは、自分の自尊心に反している時なんだろうなと思い、私は罪悪感(自己否定)を感じなくてもいいんだと改めて、今日の出来事に教えてもらったような気がしました。
 今日の午前中も、かにちゃんチームのみんなが飾り作りを助けてくれて、気が付いたら桃スポンジをなのはな型にしてくれていたり、ひろこちゃんに習字で文字を書いてほしいとお願いすると、快くいいよと言ってくれて、みんなで看板を作り、みんなでグラウンドまで運び、みんなで看板も取り付けました。

 その時間がとても嬉しかったし、完成した看板は思った以上に可愛らしく、お父さんお母さんからの評判も良くて、空の青や校舎裏の緑に映える、なのはな大運動会の看板を作ることができて楽しかったです。

・楽しませて、楽しんで

 運動会についての日記はまた明日、書こうと思うのですが、消灯時間まで簡単に今日の感想を書こうと思います。
 もう早速、太ももの辺りと横腹、腰が筋肉痛になっていて、(一体、何の競技で筋肉痛になったんだろう?)と思うのですが、筋肉痛の痛みの分、思いっきり動いて、楽しめました。
 
 今回の運動会は、勇志のスクーリングと準備期間が重なった事もあり、私はあまり準備に貢献できなかったのですが、チームのみんなが緻密に段取りを立ててくれていて、昨日の進行練習や、今日の本番も問題なく、スムーズに進みました。
 普通、運動会と言えば先生方が種目を考えて、生徒たちみんなで運動会当日まで競技の練習をすると思うのですが、なのはなでは自分たちが楽しませる側と、楽しむ側として、競技ではなく、進行の練習をしたり、何かを準備する時も誰かを楽しませ、自分も楽しむためというのが一番で、そんな風に準備ができるのもありがたいことだなと思いました。

 お父さんがいつも、「本番はおまけのようなモノで、これまでの過程、プロセスが大切なんだよ」と話して下さるように、本当に準備の時間も楽しくて、チームのみんなと実行委員として準備する中でも、この人のこんな所が好きなんだよな、こんな風に思ったらいのかなどと、感じることがたくさんありました。

 そして今日の本番も、あゆみちゃんにひでゆきさん、たけちゃんも来てくれて60人のみんなと、なのはなのグラウンドで運動会ができて嬉しかったです。直ぐ目の前に、大きなステージ、グラウンドがある家も中々ないよなと思うのですが、みんなで今日の日の為に片付けをした真っ新なグラウンドに、あゆちゃん達がラインをひいてくれて、みんなで運動会を楽しむことができました。

 どの競技も名試合が生まれたり、私も普段の印象を覆す位、勝つときは勝ちに拘って、目の色を変えながら、黄色チームのみんなと闘うことができました。
 力の出し惜しみをしたり、楽しい気持ちにセーブをかける事もなく、思いっきり楽しんで、感じて、力いっぱい動ける、今の環境やなのはなで作り直してもらった、心と身体があることが、本当に幸せな事だと改めて思いました。

 途中ですが、時間になってしまいました。今日はよく眠れそうです。