【11月号⑦】「根菜類が下町川畑に集結!! ―― ダイコン、カブの成長と手入れ ――」つき

 

  
 今年、下町川下畑の全面にダイコンと白カブと赤カブが集結します。そのスタートとして、九月下旬にダイコン第一弾の種まきをしました。そして十月上旬には大根の第二弾と、白カブ赤カブの第一弾。さらに十月中旬には大根の第三弾と白カブ赤カブの第二弾が、次々と後を追うように種まきされました。  

 ダイコンの第一弾の種まき後、毎日水やりを一回行ないました。けれど、十月に入っても九月なみの暑さが続いていたために、種まき培土がすぐに乾燥してしまい、発芽率は八割ほど。もう少しというところでした。

 その反省を踏まえて、大根の第二弾とカブの第一弾からは水やりを一日二回、午前と午後に一回ずつ行なったところ、発芽率は九十五パーセント以上。種まきからだいたい三日後から四日後には、ほぼ発芽がそろいました。  
  
  
 ぞっくりと芽が出ている光景を見ると、すごく嬉しい気持ちになります。お父さんがよく、野菜はスタートダッシュが重要、と話していることを思い出しました。幸先が良い気配が感じられて、これからの成長がより楽しみになりました。

 型にはまらず、気候や条件によって臨機応変に考えて手入れをしていくことの重要性も強く感じました。  
  
  
 ダイコンの芽は、あの太くて力強い大根とは思えないようなハート型の双葉がとても可愛らしいです。赤カブは、発芽したての双葉のときから、茎と葉の中心がすでに赤くて、こんなに小さいときから赤色が見えることがすごいな、と感動しました。赤カブの将来が見えるようでとても嬉しかったです。  

 下町川の畑に行くたびに、畑の全面にダイコンとカブがびっしりと植わっている光景を見ると、とても豊かな気持ちになります。毎回パワーをもらえる感じがして、どこか温かい雰囲気が大好きです。  

 まだ株が小さいうちは、ネキリ虫にやられてしまうと致命傷になってしまうので、ネキリ虫対策として草敷きをしました。畑の畔の草を草刈り機で刈ってくれて、その刈りたてのふわふわの草を敷きます。
   

第1段の赤カブは本葉4枚に成長しています

   
 発芽したての大根やカブの周りにドーナツ状に若草を敷いていると、しっかりと守られているようで、とても安心感がありました。草敷きをした後は、ネキリ虫被害がピタッと止まっています。  

 草刈りもできて、なおかつそれがネキリ虫対策として有効に使えるので、一石二鳥。お父さんが考えてくれたこの方法が、本当に効果的で画期的な方法だと思います。まだ株は小さいので、ある程度大きくなるまで継続的に草を交換しながら守っていきたいです。 
今年、ダイコンは四品種です。ダイコンと一言で言っても、品種ごとに特徴や味わいが少しずつ違います。そういった違いも楽しみながらこれからも育てていきたいと思います。  

 下町川の畑は石が少なくてサラサラの土質なので、根菜類には絶好の畑。まっすぐで又割れのない、美しくて美味しい大根ができそうです。ダイコンが大好きなお母さんにも、美味しいと言っていただけるようなダイコンを頑張って育てたいと思います。