「みんなとの片付け」 えみ

11月7日

*みんなとの片付け
 昨日、今日と、お母さんやみんなと校舎中のお片付けをさせてもらえたことがすごく嬉しかったです。
 昨日は、初めに、放送室と呼ばれるパソコン室の隣の部屋や、図工室からものを運び出すのに、そこから階段を下りて体育館、フローリングへと校舎の端から端までみんなで並んでバケツリレーをしました。自分が担当する区間は数メートルなのですが、それでもお仕事組さんもいてくれて、大人数のみんなが一列に並ぶと、あっという間にものを運び出すことができて、本当にすごいなと思いました。前の人から次の人にはい! と言いながら渡す時にも、相手の人の笑顔や声にすごくパワーをもらって、それが物と一緒にどんどんつながっていくような感じがして、バケツリレーをみんなとすると、みんなの力が人数の何倍にも感じて毎回すごく楽しいなと思います。

 その後は、体育館や5年生教室、図工室、衣裳部屋とチームに分かれてそれぞれの場所の片付けを進めました。私は、最初はお母さんや何人かのみんなと図工室を担当させてもらいました。図工室には、歴代のコンサートや納涼祭、イベントなどで使った制作物がたくさん眠っていて、それを運び出したり綺麗にしたりするのが一番の山場でした。中には卒業生が描いた油絵などもありました。掘りだされた物を見て、「これはいついつに誰ちゃんが作った物だよ」とかお母さんやみんなから教えてもらったりもして、自分が知らない過去の先輩たちに会えた気持ちになって嬉しかったです。また次に何かの時に使えそうなものはそれぞれの行き場に運んだり、今度の運動会で使えそうなものもあったりして、片付けをしながらも色んなお宝がたくさんでわくわくしました。

 私は、こうやって大人数のみんなでやる作業になると、どう自分が動いていいのか分からなくなって固まってしまい、完全に指示待ち状態になってしまうことが多いです。そうなってしまうことが分かっているから、昨日今日の片付けも楽しみな気持ち半分、自分がちゃんと動けるか不安だなという気持ちがありました。でも、例え少しとんちんかんな動きをしてしまっても、とりあえずみんなの中でできる限り動こうと決めて、分からないことは誰かに聞けばいいや、そのくらいの気持ちでいたら、自然とだんだん自分でもできることが見えてきました。ものを運んだり、掃いたり拭いたり、一つひとつは小さなことでも、それを淡々とやっていったら、周りもどんどん片付いていっていて、今日も気づいたら視界が開けていて、図工室の窓からは綺麗な石生の田んぼの景色が広がっていました。

 自分は大したことはできなかったと思うけれど、それでもみんなの小さな力が結集すると一人では到底できないようなことができて、みんなの力やお母さんのお片付け力に本当にびっくりしたなと思います。そして、何より自分が何ができたかできなかったよりも、とにかくみんなの中で埋もれて、図工室を綺麗にするという一つの目標に向かって動いている時間がとても楽しかったです。最後ピカピカになった窓や床を見た時は、何にも代えられない達成感を感じました。
 みんなとの成功体験がすごく嬉しかったです。

 読んでくださりありがとうございました。