「本当のわたしを」 みつき

11月5日

 最近、お父さんとお母さんにたくさん迷惑をかけていると思います。
 自分の意思がない、気持ちもないから、お母さんを困らせて、呆れられてしまったと思います。
 お父さんに、相談するまでもないようなことに悩んで、ぐずぐずして、お父さんにも呆れられたと思います。毎日申し訳ありません。

 お父さんお母さん。わたしは自分自身が、全くわからないです。
 今日のお昼のお父さんお母さんの話の通りです。
 わたしが今までずっと悩んできたものはまさしくこれでした。

 いつも目の前の人に、全てをぴったり合わせてきました。
 だから、人に対する依存が止まらなくて、出会った人と、どこまでも深く落ちていこうとしました。
 でも、突然目が覚めたように自分自身の気持ちが理解できなくなって、その人に対する気持ちが萎えて、離れる、連絡先を消す。その繰り返しでした。
 誰と居ても、誰に会っても、どれだけ人に会っても、どれだけ触れ合っても、心は空っぽでした。
 満たされることは一度もありませんでした。ただ虚しくなるだけでした。
 誰も好きになれませんでした。
 誰かに必要とされたいだけで、本当は誰でも良くて、そこにわたしの好きはありませんでした。

 わたしは全くと言っていいほど自分がありません。

「この人の前ではこういう対応をすればいいんだ」

 わたしは知らず知らずのうちに察して、演じていたのだと思います。

 父親と母親の前ではおバカな末っ子キャラ。先生の前では落ち着いた真面目なキャラ。クラスのみんなの前では穏やかな天然キャラ。異性の前では面倒見のいいさっぱりキャラ。

 たくさんたくさん演じて、疲れて、どれがわたしなのかわからない。

 クラスの子には優しくてしっかり者と言われるけど、親からは何もできない赤ちゃんと言われ、異性からは遊んでると言われる。

 わたしって何なの?何がしたいの?わたしとわたしがぶつかって葛藤する。
 そうやって、気づいたときには、誰にも助けを求められなくなってしまいました。
 悩んでいるわたしの姿を見せられる人は、1人もいませんでした。

 

 今日、今までで一番、お父さんお母さんの言葉が刺さりました。
 このままじゃ、わたしは、生きていられないです。
 生きていても、このままじゃ、わたしは存在しないのと同じです。
 まだ、自分がここから這い上がれるのかどうか信じられなくて、覚悟もできなくて、逃げようとしてしまいました。「死にたい」「それなら死んでしまいたい」と絶望的になってしまいました。

 お父さんお母さん。

 本当に、泣き虫で馬鹿で未熟な不出来なわたしをここに置いてくださって、ありがとうございます。

 まだ、こわくて、こわくてたまらないし、受け入れたくないけれど、

 わたしは、このまま空っぽでは、いたくないです。

 こんなわたしですが、お父さんお母さん、仲間とともに、心の中に「子供の自分」を作るひとりになっても、いいですか。
 時間はかかるかもしれないけど、わたしは、本当のわたしが欲しいです。