「ホウレンソウのベッド」 りな

10月30日

 今日は土曜日、朝から何人ものお仕事組さんが畑に出ている姿を見られて、収穫嫁入りの時間も賑やかで、とても嬉しかったです。今朝は、なるちゃんとまおちゃんと、春菊とセロリの水やりをしました。春菊は今、草丈3センチ、本葉2枚が大きく育っている頃です。双葉が丸くて、本葉が少しギザギザしていて、肉厚な葉がとても可愛いなあと思います。日に日に大きく育っていて、水やりのたびに、成長を感じられることが嬉しいです。

 水やりをしている途中で、まえちゃんが写真を撮りに来てくれて、まえちゃんが、セロリを見て「綺麗だね!」と言ってくれました。毎日のようにセロリを見ていると、セロリの葉の美しさをつい当たり前のように思ってしまうけれど、改めてこんなに綺麗な葉を出して、すくすく成長してくれてありがとう、とセロリに言いたいなあと思いました。
 崖崩れ下ハウスの裏に、1本だけユズの木があります。そのユズも、黄色く色づいている実が増えて、1つ2つ、完全に黄色くなっている実もありました。もうそろそろユズが収穫できることが楽しみで、ワクワクします。

 午前中はホウレンソウ最終弾の種まきをしました。まおちゃんと畑に向かっていて、後ろに気配を感じて振り返ると、うめちゃんがトコトコ付いてきていました。まん丸い目を向けて、興味津々に覗いていて、とても可愛いなあと思いました。6月になのはなに来たばかりの時は、ぬいぐるみのように小さな猫だったけれど、今はくろと並んで魚を食べ、ぷっくりとしてきました。うめちゃんを抱っこしても、重くなっていて、元気そうで何よりだなあと思いました。

 どこまで付いてくるのだろう、そう思いながら歩いて、畑に着きました。そして、作業に入ろうとしたら、第一鉄塔の斜面をサーッとうめちゃんがかけ降りてくるのが見えて、ここまで付いてきていたんだ! と驚きました。それからは、うめちゃんも居てくれる中、第一鉄塔畑で種まきを進めました。

 るりこちゃんが中心になって、作業の流れを作っていきました。朝食前に、やよいちゃんや何人かのみんなが種まき準備をしてくれていて、畝は耕され、ゴロゴロとした土もなく、綺麗に均されていました。その畝の上に、4条の筋を付けるところから始まりました。

 筋付けが出来たところから、株間10センチ間隔にベッド作りをします。ベッド作り、というのは培土を敷いて、種を置けるベッドを作ることです。培土をあらかじめ敷くことで、種が土の大きな塊の隙間へ落ちることなく、水で流れることもなく、とどまってくれます。ホウレンソウ第4弾、5弾がほとんど発芽が揃っていて、ベッド作りの効果なのかなあと思いました。今日種まきする6弾も、発芽が揃ってほしい! スピードは意識するけれど、質を落とさないよう、一つひとつの工程を慎重に進めていきました。

 覆土の量は、やよいちゃんから教えてもらいました。覆土の量が厚すぎると、発芽しないので、とても緊張しました。ティースプーンに軽く一杯程度の培土を種に乗せます。その、スプーンに乗っている培土の量を、やよいちゃんのお手本どおりに、均等にすることが難しかったです。ホウレンソウの種から、細い葉の芽が出てくることを想像しながら、覆土をしていきました。

 6弾は甘じめホウレンソウの種を蒔きました。でも、4畝分も種がなく、途中から、クロノスという品種のホウレンソウに変わりました。同じホウレンソウなのに、品種が違うと、色や、大きさが違いました。甘じめホウレンソウの種はオレンジ色をしていて大きく、クロノスはキラキラした水色で、少し小さめでした。甘じめホウレンソウは葉が地面に広がっているような形だけれど、クロノスは葉が鋭角で、ピンと立ちます。同じホウレンソウでもここまで違いがあるんだなあと思って、面白いなあと思いました。
 途中で、玉ねぎのマルチ張りをしていた人が、ヘルプに駆けつけてくれました。最後には、最初のメンバーの約2倍の人数になっていて、たくさんの人のヘルプがとても心強くて嬉しかったです。
 
 そして、うめちゃんはというと、ふと見ると、るりこちゃんの横にちょこんと座っていたり、ゆりかちゃんの「痛い、痛い」という声が聞こえてみると、うめちゃんがゆりかちゃんに猫パンチしたり、じゃれていました。そのたびに、笑い声が聞こえて、心が温かくなりました。

 でも、うめちゃんが種に興味があるようで、種を蒔いたばかりの畝に、デーンと横になるのは少し面倒でした。「キャー!」という悲鳴が上がって、びっくりしてみると、うめちゃんが畝の上にいる、ということが数回あって、大変でもありました。
 でも、まおちゃんがうめちゃんをさっと抱っこして、ホウレンソウ第1弾の畝に連れていってくれました。まおちゃんが第1弾のホウレンソウの草取りをしてくれて、その横で、うめちゃんが気持ちよさそうに、畝間に寝そべっていました。
 昼食までに、水やりや不織布かけが終わらなかったところがあったのですが、午後にも進めてくれたみんなが居て、今日で無事、ホウレンソウ最後の弾の種まきを終わらせられて嬉しかったです。

 夕方、まおちゃんと一緒に、香本さんハウスに行かせてもらいました。明日、あゆみちゃん一家が引っ越されると聞いて、もうすぐ岸本ハウスになるんだなあと思うと、ドキドキします。すぐ近くに、あゆみちゃんのお家があることがとても嬉しいなあと思いました。

 ユーノス畑の横の道を歩いていると、「サッサッ」という、箒で掃く音が聞こえていました。恐る恐るではあったけれど、覗いてみると、お仕事組さんや、まえちゃんが倉庫やお庭を綺麗に掃除しているところでした。お庭は整然と、とても広々としていて、うわあ、と声を上げてしまうほど綺麗になっていました。どれみちゃんやまえちゃんが、「中も見ていったらいいよ」と声をかけてくれて、少し、家の中にもまおちゃんと入らせてもらいました。

 玄関を上がると、とてもオシャレな柄の床があって、畳の部屋が広がっていました。つい、自分の靴下が綺麗がどうか確認してしまうほど、床も、壁も、家具も、ピカピカで新品のようでした。これが、あゆちゃんや、どれみちゃん、須原さんが直してくださったところなのかなあと思って、お話で聞いていたことを今、実際に目にしていることが、ワクワクしました。本当に凄いなあと思いました。

 畳の部屋の隣には、お庭が見渡せる縁側があって、これがちさちゃんがコメントで話していた、米ぬかで磨いた縁側かなあと想像していました。どこを見ても、新築のようで、古い家だとは全然見えなくて、ここに住んでみたいぐらい、素敵なお家だなあと思いました。昔の家のような、懐かしくて温かい雰囲気があって、ここであゆみちゃんやひでゆきさん、たけちゃんが住まれるんだなあと思うと、嬉しいなあと思いました。
 お仕事組さんや、お父さん、お母さん、お片付けに携わったたくさんの人の力が本当に凄いなあと改めて感じました。

 明日は、9000株の玉ねぎの植え付けがあるので、頑張りたいなあと思います。夜の集合は、お父さんが楽しいことについてお話してくださって、みんなで楽しいことを考えられた時間が嬉しかったです。私は、玉ねぎの植え付けが、手植えのようでとても楽しいなあと思っていて、明日もみんなで楽しく作業出来たらいいなあと思いました。