10月30日(土)「期待に胸を膨らませながら、玉ねぎの植え付け準備&ホウレンソウの種まき」

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 畑の一番端の畝に、鉛筆ほどの太さの玉ねぎの苗。
 端から端まで、発芽から大きさまで揃ったその畝は圧巻です。
 今日は明日に控えている玉ねぎの定植に向けて、畝の均し、マルチ張りを行いました。
 
「水はけが良い畝にできるように、高畝のかまぼこ型にしたい」
 畝たての時からやよいちゃんは、
「今日立てた畝が、来年の収穫に繋がります。みんなの収穫の喜びに繋がります」 
 と話してくれていて、今日の畝均しやマルチ張りも、立派で美味しい玉ねぎを作るうえで大事な工程だと、肝に銘じて、畝を均していきました。
  
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 いかに美しい、水はけのよいかまぼこ型にできるか、畝の高さや幅などをしっかりと認識して目的意識を持って畝を作っていきました。質を重視しどの畝も均一な形にできるように意識しました。

 質重視で均していると、自分が職人になったような気分で、自分の均した畝を評価して、もっと良くするにはどうしたらいいか、周りの上手な人の均し方を真似て実践していきました。最後に私が担当したところはやよいちゃんが見せてくれたお手本のように、美しいかまぼこ型にできたかなと思って、ここに玉ねぎが植わって、育っていく過程がとても楽しみだなと思いました。
  
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 わたしたちが均している間に、さっそく一畝目からしなこちゃん、えみちゃん、さくらちゃんが穴あきマルチを張っていってくれます。
 真っ黒なマルチがぴんと張られて、風にあおられることもなく、静かにマルチングされている姿は整然と美しく、玉ねぎのお家がこんなに美しいのなら、きっと、最高の玉ねぎが採れるだろう、最高の玉ねぎを作りたいと期待が膨らむ完成度でした。
  
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 明日はついに定植です。苗はお父さんからも大絶賛のサイズとコンディション。
 ここまで順調に玉ねぎの定植向けての準備が進んできました。
 明日も玉ねぎにとって一番優しい定植できるように、みんなと頑張りたいです。

(なつみ)

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〈第1弾のコマツナは収穫間近です〉

 

 朝露を浴びて、艶々と輝く葉物野菜たち。
 毎朝、第一鉄塔畑に行くと、ホウレンソウ、コマツナ、水菜の葉物野菜が元気に育っている光景が見られて、わたしも活力をもらいます。種まきをしたばかりのコマツナ4弾にも朝夕の2回、たっぷりと水を与えて、発芽を促進します。

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 今朝は水やりを終えてから、コマツナ2弾の間引きと追肥をしました。1弾に続いて、2弾も虫食いがない、美しい葉が伸びていて、間引いてしまうのが惜しいと感じるほどでした。肥料を与えたあとには土をたっぷりと寄せてあげ、畝に沿って4条に並ぶコマツナたりが連なっている光景を見るのが好きだなと思いました。
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 そして午前には、ホウレンソウ第6弾の種まきがありました。
今日が最後の最後。第一鉄塔畑の葉物野菜の種まきが完了する。ちょっと大げさすぎるかもしれないけれど、長かった旅がようやく幕を閉じて、そしてまた新たなスタートを切る、そんな気持ちになりました。
9月の初旬の第1弾のホウレンソウの種まきから始まり、コマツナを4弾、ホウレンソウ6弾分の種まきをしてきました。初めは真っ新だった、広い第一鉄塔畑に少しずつ種が蒔かれ、そして今日でほぼ全畝に種が蒔かれました。少しずつ畑の景色が変わっていきました。畑に種を蒔いていくのは、何もなかったところに自分たちの手で野菜たちの新しい町を作っていっていたようだと思いました。

 第1弾のホウレンソウの種は発芽が不揃いでした、その失敗があったからこそ100パーセントの発芽率に繋げる、解決策を生み出すことができました。
 これまでの積み重ねがあっての最終弾の種まき。最後の最後はこれまでの経験を発揮して、絶対に良い結果に繋げたいと願う、強い気持ちで臨みました。

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 種まきメンバーはもう顔なじみです。これまで何度もこの仲間たちと種まきをしてきて、失敗も成功も共に分かち合ってきました。
 種まきも全10回も行うと、1人ひとりがそれぞれの工程のプロフェッショナルになっていて、いちいち細かい説明をしなくても、自動運転で動いてくれることがとても心強かったです。

 作業が流れにのると、いつものように黙々とした、集中した空気が流れました。この日は日が照っていて、じっと種を蒔いているだけでも、背中に汗がにじんでくるような暖かい陽気でした。
 種まきは時間との戦いでもあります。急ぎ過ぎたら、雑な仕事になり、いい結果が出ない。でもじっくりやり過ぎても終わらない。時間配分を考えつつ、時間がギリギリだと焦る気持ちも出てきたとき、いつの間にか畑まで着いてきた子猫のウメちゃんが現れて、場の空気をほっと和ませてくれる瞬間もありました。

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〈種まき培土で種をサンドイッチする撒き方をしています。種が発芽した繊細な時期に根が伸びやすいようにお父さんが提案してくれた撒き方です。種は二粒撒きをしていきます。この方法で発芽率がぐんと上がりました〉

 

 最終弾は葉が横に広がる『甘じめホウレンソウ』と、葉が上にピンと伸びる『クロノス』という品種の2種を混合で蒔きました。どちらも好きなので捨てがたく、2品種を蒔けたことは最終弾に相応しいなと思いました。

 

 作業が終盤になるにつれて、他の作業だった子たちが続々と駆け付けに来てくれて、畑には大勢の人でいっぱいになりました。今季最後のホウレンソウの種まきを大人数のみんなで蒔き終えられたことが嬉しく思いました。
 全工程をやり終えたとき、達成感と安心する気持ちの両方がありました。
 それと同時に、本当の始まりはこれからなんだという責任も感じました。まずは発芽を成功させることだけれど、最終の目的は収穫です。みんなで蒔いてきたホウレンソウやコマツナの種が大きくなるように手入れをし、この冬にはみんなと質の良い葉物野菜をたくさん収穫したいです。この日を節目に、新たなスタートを気持ちを入れ直して踏み出したいと思います。

(るりこ)

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〈ハウスのセロリや春菊も順調に育っています。毎日の作業では水やりや細々した手入れを行っています〉
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〈セロリ。苗作りが難しいのですが、今回は成功し、順調に成長しています。ハウス一面にきれいに揃って育っているセロリがとてもきれいです〉
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〈春菊〉

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〈天日干しをしていたサツマイモの貯蔵をはじめました。籾殻と入れて保存したサツマイモを貯蔵庫へ運び、長期間保存できるようにしていきました〉

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