10月29日(金)
○ななほちゃんいると
夕食の席で、お父さんとお母さんに『ホウレンピザ』のプレゼントをお渡しすることができました。
今朝からホウレンソウ第1弾の嫁入りが始まり、いつものように7時30分にななほちゃんと第一鉄塔畑で集まりました。すると、ななほちゃんが、「甘じめホウレンソウ、お父さんたちにプレゼントする?」と提案してくれました。確かに先日の雨でホウレンソウがひときわ大きくなったよう。思い立ってでしたが、急遽、第2弾の初収穫となりました。
朝食後に採れたての甘じめホウレンソウを軽く生薬し、ラッピングしました。甘じめ特有の肉厚の葉を折らないように、そして横広がりの形をキープしたままにラッピングするにはどうしたものかと悩んだ末、ビニールでサンドしてみたところ、思いがけずピザみたいな見た目になってしまいました。そのことをななほちゃんに伝えると、「それなら箱に入れて、本当に宅配ピザみたいにして渡そうよ!」と言ってくれました。
展覧会から帰ってきたあとの時間を使って、早速、2人で飾り付けに取りかかりました。「ホウレンピザがいいかな? それともピザレンソウ?」
「新メニュー、”甘じめ味”なんてどう?」と、傍から聞いたら、何言ってるんだというようなことを、2人でわいわいと作っている時間がとても楽しく感じました。
近頃、何かとななほちゃんと作業をすることがとても多いです。野菜のチームも一緒で、山小屋便りの編集でも一緒。
ななほちゃんといると、ななほちゃんが純粋に目の前のことを楽しんでやっていて、そして物にも人にも「好き」という気持ちを100パーセント向けてくれるから、ななほちゃんといると何でも楽しくなるなと思います。
今日のラッピングでもそうでした。人によっては手間にしてしまうようなことも、ななほちゃんはとにかく誰かを喜ばせたい! 楽しませたい! という気持ちが1番にあるから、本当に本当に楽しそうで、わたしもすごく嬉しくなりました。
お父さん、お母さんがどんな顔をして喜ぶだろうか。みんなも一緒に喜んでくれるかな?ななほちゃんからそういう思いが溢れていて、わたしも一緒になって、みんなが驚く顔を思って作りました。ななほちゃんと同じ気持ちになって、ただ純粋にみんなを喜ばせたいという気持ちになったとき、心から楽しいなと思いました。
ななほちゃんの心遣い、気持ちの向け方が優しいなと思います。だから、ななほちゃんといると楽しくて、嬉しくなるんだと思いました。
ななほちゃんと仲間でいられること、そしてこれからも一緒に野菜をみたり、山小屋便りを作っていける相棒でいられることが心から嬉しく、頼もしいと思いました。