【10月号⑰】「なのはなバンドの一員として ―― アコースティックギター教室 『フー・ニーズ・ユー』の練習 ――」りんね

 アコースティックギター教室では、『フー・ニーズ・ユー』という新しい曲の練習が始まりました。
 『フー・ニーズ・ユー』はクイーンの曲で、なのはなで今までにバンド演奏もしてきた曲でした。ユニークで軽快なメロディが、とても魅力的な曲です。ウィンターコンサートでのなのはなの演奏の動画を見ると、何倍もこの曲が好きになりました。
  
   
 舞台の真ん中で、まえちゃんがアコースティックギターを弾いていて、その周りをかわいらしいフラダンサーたちが囲うようにして踊っていました。フラダンサーのひなのちゃんと、ギタリストのまえちゃんが、お互いを引き立てるように微笑みあっていて、とても素敵だなと思いました。舞台のみんなの表情が、一人ひとり生き生きとしていて魅力的で、この曲が大好きだと思いました。

■歯切れのよい音を

 私たちが弾くことになったのは、この曲のバッキングパートでした。バッキングでも、ボーカルのメロディと繋がっているところが多くて、耳に馴染みやすいなあと思いました。
 軽快で、歯切れのいいフレーズを練習をしているだけでも、楽しかったです。

 この曲を始めるときにまえちゃんが、アコースティックギター教室のみんなで、バンドと一緒に演奏したいと話してくれていました。完成させたら、私たちもなのはなバンドの一員になれるのかな、と思うと、とても嬉しくなりました。
 バンド曲なので、今回は楽譜を見ても、いつも練習しているような、ギターだけの曲とはかなり違っていました。ギターだけでメロディとベースを同時に弾いていく場合は、音を極力つなげることで、流れるような美しい演奏になっていきます。
  
   
 けれど、今回のバッキングでは、楽譜に休符がたくさん出てきて、繋げるというより、歯切れよく切らなければなりませんでした。
 私は、練習を続けていても、弦をミュートすることがうまくいかず、なかなか歯切れ良く弾けませんでした。
 藤井先生にどのようにミュートすればよいのか、お聞きすると、右手の弾いた指を、そのまま返して、弦に当てたらいいことを教えてくださいました。また、左手をセーハするときは、左手を少し浮かせると素早くミュートができるということでした。

 藤井先生に教わり、練習してみると、休符で歯切れよく音を止められるようになりました。楽譜に沿って、うまくミュートを取り入れていくことが、とても大切だと思いました。
 曲の譜読みが一通り終わり、一小節、指がつってしまいそうな難しいところがあるのですが、後は何とか、曲らしく弾くことができそうだと感じました。

 シンプルな繰り返しが基本なのですが、確実に綺麗な音を出せるようになるのは、とても難しいと思います。これからは、音源もしっかりと聴きながら、地道に練習を重ねていきたいです。なのはなバンドの一部として、軽快な歯切れのよいバッキングが演奏できるように、コツコツと頑張ろうと思います。