10月28日(木)「田んぼを守る、電気柵の張り替え作業 & 玉ねぎの苗、たくましく」

10月28日のなのはな

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 朝から午後にかけて、地域の方々と、田んぼの電気柵の張り替えを行ないました。なのはなファミリーがお借りしている諏訪神社田んぼと、今日、作業をさせていただいた3人の方の田んぼを囲っている電気柵です。
 例年は、田んぼのシーズンが終わると電気柵は外してしまいます。けれど最近は、イノシシやシカが増えており、冬でも田んぼの畔などを荒らされてしまうため、その対策として今年からは電気柵を通年、設置しておくことになりました。

 現地に着くと、地域の方が道具を用意してくださっていて、作業の仕方を教えていただきながら進めていきました。まず、柵線を順に外していきます。柵線は4段あるので、外した柵線が何段目の線かが分からなくならないように、絡まらないようによく注意しながら、内側と外側に2本ずつ置いていきました。

 その後を追って、元々ついていた留め具を外していきます。全て外し終えると、新しい留め具を付けていきます。新しいものは、クリップのような形をしていて、見た目はスマートです。けれど、強度は強くてイノシシやシカがきても動かないような頑丈さがありました。

 

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 1人がまず、1本のポールに4つずつ、留め具をつけていきます。その後を追って2人が調節し、適切な位置に留めていきました。そのとき、地域の方が用意をしてくださった竹の棒を使わせていただきました。棒にはビニールテープで印がついているので、位置がすぐにわかって、とてもやりやすかったです。

 次に、最初に外した柵線を新しい留め具につけていきます。このときに重要なのは、強すぎても弱すぎてもダメ、4段の線が同じくらいのテンションになるよう張っていくこと、と教えていただきました。実際にやってみると、ピンと張っているつもりでも結構きつめに結ばないとすぐに弛んでしまい、かなりきつめを意識して丁度良いくらいでした。結び方も地域の方に教えていただきましたが、簡単そうで意外と難しく、慣れるまでには少し時間がかかりました。
 
 地域の方が、きちんとできているかを見て確認をしてくださり、段々と慣れていきました。そうなると、リズム感をもってスムーズにできるようになり、とても楽しかったです。少し固かったので、手が擦れて痛くなってきましたが、それもなんだか、やりがいが手に残る感覚がして嬉しかったです。
 今日は、全部で約500個所の電気柵を張っていったので、思っていたよりも時間がかかりましたが、最後はとてもきれいにピンと張ることができ、嬉しかったです。

 

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 今回、地域の方のご配慮で、私たちが田んぼに入りやすいように入り口を2つ、新たに付けてくださいました。草刈りをしやすくなり、本当にありがたかったです。地域の方々の助けをいただきながら、繋がりをもっていけることの、嬉しさと、安心を実感することができました。そして、こうしてたくさんの人で協力をして田んぼや畑を守っていっているのだということもわかり、貴重な体験でした。

(つき)

 

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「根性のある5人なので、大丈夫だと思います! じゃあ、よろしくお願いしまーす!!」
 午後は、夕の子桃畑の土壌改良をしました。やよいちゃんから、指示を受けたメンバーは、5人。桃畑一面に、たくさんの籾殻と、サツマイモの蔓を敷いていく作業が始まりました!

 

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 まずは、籾殻撒きから。畑に到着すると、桃畑入り口には、先日、永禮さんが運んでくださった籾殻が、大きな山になってそびえ立っていました。広い桃畑に、どうやって撒いていくのが効率的か。みんなで作戦会議をしました。
 
 大人数でする作業なら、このような場合は、バケツリレーで先頭の人が次々に撒いていくと早い。でも、今日は、5人……。話し合った結果、籾殻の山に近い場所は、5人がそれぞれ別々の桃の木を担当し、その周囲に籾殻を撒いていく方法で取り掛かりました。みんなで一斉に籾殻をテミに入れ、一斉に自分の担当する桃の木に向かって走って撒いていきます。

 籾殻の山から遠い場所は、バケツリレーで繋いでいきました。リレーも5人でつなぐので、1人あたりが走る距離は、いつもより、うんと長いです。これは個人的な判断になったのですが、なるべく先頭の人の手が余らないように、籾殻を入れたテミを3つ持って、私の隣にいた、りんねちゃんのところまで走っていきました。テミ3つを同時に手渡すのは、少し持ちにくいし、重くて運びにくいかもしれない……そう不安だったのですが、りんねちゃんは、瞬時に3つのテミを私からひょいっと受け取り、颯爽と走っていきました。さすがです。みるみるうちに桃畑一面が籾殻で、美しい黄金色になっていきました。

 

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 続いて、サツマイモの蔓敷き。こちらも桃畑入り口で山脈を作っていました。蔓は、塊になって絡み合っていて、籾殻と同じ方法では上手くできません。さて、どうやって敷いていこうか……。こちらは、まちちゃんが提案してくれた方法を実践することにしました。蔓の山から、まちちゃんが、1人で運びやすいくらいの蔓の小山をたくさん作り、それを、4人が互いにコンタクトを取り合って、桃の木の周りに敷き詰めていきました。作業中、ずっと走りっぱなしだったのですが、走りながらすれ違うみんなは、ずっと笑顔で、私は、その度に力が湧いて来ました。

 

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「作業は、メンバーの人数や、作業時間、その畑の状況などによって、どういうやり方がベストか、どういう流れにすると美しいか、という正解の形がある」
 お父さんがよく、話す言葉です。私は、その1つの美しさを、みんなで考え、実践していくとき、心の底から幸せな気持ちになります。私の欲しかった幸せは、モノやお金じゃなくって、今日のような、みんなとの作業の中にあると改めて思いました。今日の作業も、本当に楽しかったし、桃畑もこれからもっと豊かな土壌になってくれると思います!
 
(せいこ)

 

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〈桃の木の下では、下草として育てているナギナタガヤの芽が、2センチほどの高さまで成長しています〉

 

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 山畑の苗床に、玉ネギの苗が、9000本あります。
 今作は、この苗床から直接、広げるように、山畑一面に玉ネギを植え、植わりきらなかった分は山畑下の半面に植える予定です。

 苗の草丈は、15センチ~20センチほどと、もう植えられるほどに大きくなっていました。
 種蒔きが少し早かったのと、比較的暖かい日が続いたおかげもあるのでしょうか。
 11月後半に植えるのと、どう違うのか。それによってかなり後々の玉の肥大に違いが出てくるのではないかと思います。

 今日は、土づくりとして、畑に苦土石灰をまきました。玉ネギはたくさんのカルシウムを必要とし、特に玉が肥大する時期には一番必要とします。元肥的にカルシウム分のある石灰をまいておくと、玉ネギの生育もよくなるのではないかと思いました。前作に担当させてもらったときも、石灰をまいたことを思い出し、同じやり方でまいてみました。

 

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 石灰の袋に、穴を4か所あけ、ずりずりと引きずって走ると白い線ができます。
 畑を四等分し、あやかちゃんと、さくらちゃんと、シャトルランをしているみたいに、まいていきました。気が付くと、畑一面に白い線がいくつもできて、現代アートのようで美しかったです。そのあと早速、須原さんがトラクター掛けしてくださったようで、ふかふかでカルシウムも入った土を想像するとうれしい気持ちになりました。

 毎年、みんなで定植し、大収穫をする玉ネギ。今作は、貯蔵までうまくいくように、手入れしていきたいです。

(さき)

 

 

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〈前日に引き続き、第2鉄塔畑にニンニクを植え付けました〉

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〈第1鉄塔畑には、小松菜第4弾の種を蒔きました〉
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〈今日から、白大豆の刈り取りが始まりました!〉