【10月号⑩】「まだまだ頑張る夏野菜にエネルギー補給 ―― 夏野菜の追肥・中耕ツアー ――」さき

  
 夏の猛烈な暑さも和らぎ、少し朝は肌寒くなってきました。そんな中、野菜たちは過ごしやすい気候に安心しているようです。また秋の収穫で使うエネルギーを補給するため、ナス、ピーマン、ゴーヤなどに追肥をしました。

 私は、みんなが朝食前に追肥してくれたところを後を追うように、中耕ツアーへと向かいます。大人数のみんなが、三角ホーをもって、畑を回るのは新鮮で、何かミッションを遂行しているようなワクワクした気持ちにもなりました。
 まず、ピーマンの畑へ。ピーマンは、この夏、すだれをかけて暑さをしのいできました。やはり暑さに強い野菜だけあって、そこまでひどく暑さでやられるということもなくここまで収穫できています。ただ、たくさんエネルギーを使っているのを感じて、はやく肥料をやりたいなと思っていたところでした。
  
  
 中耕は、牛肥をやっている畝肩を中心に、土と牛肥を混ぜ合わせ、根に酸素がいくように空気を入れてやります。
 これで水やりをすると、ちょうど根に肥料が浸透してまた元気になります。ピーマンの畑は二枚ありますが、みんながもくもくと、ものすごくはやく進んでいくので、ものの十分ほどで終わりました。

 続いて、ナス畑。こちらは、縦に広い畑ですが、各畝間に奥と手前で二人ずつ入り、両端から進めるスタイルで行いました。
 ナスがいつの間にか、自分の身長ほどにまで伸びていて、その成長ぶりを見られてうれしかったです。株にたくさんなっているつやつやのナスも、この追肥でまた実が増えるだろうと思い、追肥後の効果が楽しみになりました。ナスも、ピーマンと同じく十一月終わりまでは収穫できるので、まだまだ現役でいてほしいです。

■グリーンカーテンの森

 最後に向かったのは、夏野菜の代表格ゴーヤ。夏のピークが落ち着いたかと思えば、またピークを迎え、一日に七十キロ穫れる日も多くありました。ゴーヤの畑へいくと、ゴーヤの緑のカーテンで作られたトンネルをくぐるようにして、中に入ります。
 のトンネルはまるで、おとぎ話の森の中を彷彿させ、その下はとても涼しくて気持ちがいいです。
 中耕するときも、土が日陰で湿って柔らかく、落ち葉堆肥のおかげでふかふかでした。中耕ついでに草取りもして、すっきりとした畑になり、うれしかったです。
 
 追肥も中耕も、これでひと段落し、また秋までたくさんの実をつけ、株が元気でいてくれるといいなと思います。
 また、秋冬野菜も続々と定植されています。それと並行して夏野菜も引き続き、みんなと抜かりなく手入れしていきたいです。