【10月号③】「最速で進む!三台のコンバインでの稲刈り」よしみ

 

  
 九月に入り、まだまだ暑さは残りながらも夏のような厳しい日差しは和らぎ、時折吹く風はとても気持ち良く、外で作業していても秋の気配を感じるようになりました。
 古吉野周辺の田んぼは黄金色に輝き、私はこの景色がとても大好きです。そして、なのはなファミリーでも九月十二日から稲刈りがスタートし、初日はみんなで手刈りで稲刈りをしました。

 次の日からは機械刈りでの稲刈りも始まり、今年はお父さんチーム、永禮さんチーム、あゆちゃんチームのコンバイン三台態勢での稲刈りです。私は今回、お父さんチームとして、みかちゃんと一緒にお父さんのコンバインの補助をしました。お父さんが使うコンバインは、四条刈りのコンバインです。
     
 お父さんチームは一日目に諏訪神社方面の三枚の田んぼと那岐山三反田んぼ、二日目は桃横田んぼと石生田んぼ、そして最終日はカーブミラー田んぼの稲刈りをしました。

 私は機械刈りのチームに入らせていただくのは今年が初めてで、機械刈り初日は緊張と不安でいっぱいで前日の夜からドキドキしていました。私は稲刈りのことに関して知識が浅く、お父さんがコンバインで刈ってくださっているとき、自分はどういう動きをすればいいのか、どうすればお父さんが刈りやすいのか分からなくて、自分の判断力と認識不足でお父さんやみかちゃんにたくさん迷惑をかけてしまったと思います。

 ですが、お父さんとみかちゃんが、私が次にどう動けば良いか、何をしてほしいかその都度伝えてくださって、二日目、三日目になるに連れて少しずつお父さんとみかちゃんと連携がとれていくのを感じてとても嬉しかったです。
  

<あゆちゃんチーム>

  
 機械刈りでは四隅や入り口付近の稲はコンバインでは刈りにくいため、その部分は手刈りで刈ったりするそうですが、お父さんの運転するコンバインによれば四隅も刈ることができます。
 それに、多少倒れてしまっている稲なら人力で稲を起こさなくてもお父さんのコンバインで自動的に稲を起こして刈ってくれます。これだけ大きなコンバインを操作するのはとても難しいと思うのに、お父さんがコンバインを乗りこなし、綺麗に刈っていく姿が本当にすごくてかっこよかったです。

■ワクワクする光景

 コンバインの動きを見ていてもすごく面白くて、四条刈りのコンバインですが五条くらい一気にガッガッと刈り進んでいき、ものすごい勢いで刈られた稲がコンバインに飲み込まれてあっという間に脱穀されていき、何度見てもワクワクする光景でした。

 四条刈りのコンバインだと一回半ほどでコンテナが脱穀したお米でいっぱいになり、コンテナに移す回数も少なく済むので作業効率も上がります。那岐山三反田んぼをお父さんが一時間半ほどで刈り終えてしまったときは本当にびっくりしました。お父さんもコンバインを運転しているときとても楽しそうで、コンバインを運転しながらお父さんが笑顔を向けてくれるのが私もすごく嬉しかったです。
  
  
  
 二日目、三日目は地盤が緩い田んぼもあり、何度かコンバインに稲が詰まってしまうこともあったのですが、その都度、臨機応変に対処して困難も乗り越えていくことができました。
 二日目の石生田んぼの稲刈りでは、お母さんやみんながお父さんの応援に来てくれて、お父さんがコンバインで刈っていく姿をみんなで見学したり、コンバインの後ろをみんなで並んで追いかけていったりと、家族全員で稲刈りをしているみたいでその時間もとても楽しかったなと思います。
  

石生三反田んぼの稲刈りはみんなで応援に行きました!

  
 私はこの稲刈りの期間中、とても温かくて幸せな気持ちでいっぱいになりました。お父さんが運転するコンバインの隣について歩く時間、お昼休憩でお父さんとみかちゃんと一緒に手作りのお弁当を食べる時間、応援に来てくれたみんなと一緒にお父さんが刈っているところを見ている時間、田んぼの畦に座って景色を眺める時間、落ち穂を拾ったり刈り残した稲を刈っている時間、みかちゃんと一緒にライスセンターへお米を持って行く時間、本当に全ての時間が楽しくて幸せで、私にとって宝物の時間でした。

■あっという間の三日間

 あっという間に今年の稲刈りが終わりました。稲刈りが終わってしまうのは少し寂しい気持ちもあるけれど、この三日間お父さんチームで稲刈りに入らせていただけたことが本当にありがたくて嬉しかったです。
  
   
 それに、今年も稲刈り期間中、毎日永禮さんが来てくださり、手刈り、機械刈り、それに回送車の運転もしてくださってコンバインを田んぼまで送迎してくださいました。いつもなのはなファミリーのことをたくさん助けてくださって、本当にありがとうございます。

 手刈りから始まった今年の稲刈りも無事に終わり、今年穫れたお米も古吉野に届いてみんなで収納までできました。なのはなに来てみんなと一緒にお米作りを経験し、今こうして毎日の食事で美味しいご飯をいただけることが本当にありがたくて幸せなことなんだなと感じています。今年もみんなで新米をいただけるのがとても楽しみです。

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*新米が届き、みんなでお米運びをしました!
  
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 稲刈り後、ライスセンターに届けていたお米が届き、みんなで お米運びをしました!
 お米置き場に山高く積み上げられた米袋。
 数を数えて、反当たりの平均収量を出したところ、今年のミルキークイーンの反当 りの収量は八,一俵でした!