「モチベーションを切らさずに」 まお

10月22日

 

 今日も朝からさわやかな寒空が広がりキンとした空気が朝に漂います。

 今日はりなちゃんとセロリの見回りをしてから春菊の不織布を回収しました。最後の一畝の半分くらいが古い不織布だったらしく、春菊の芽が布を貫通していて、不織布を持ち上げたときに一緒に芽が土から抜けないようにしたり、双葉がちぎれないようにするのに二人で四苦八苦でした。春菊は本葉が嘴のようにちょこんと出ていて順調な様子で育っていてよかったです。

 昼の掃除の時間に朝はずした不織布ちゃんをりなちゃんと回収しにいったときに、私が「草取りするようになってからそこら辺に生えてる雑草の名前が気になる」といったら色々教えてくれて、りなちゃんの博識さに、さすがなのはなの子だあ、と思いました。次草取りの作業に入るときにまた楽しめるように本でいろいろ調べよう。

 古吉野に戻って廊下掃除をした後に、るりこちゃんたちが午前中間引いたという小松菜の生薬の作業のお手伝いをさせてもらえました。小さい小松菜はとてもかわいくてきれいでみずみずしく、さっそく台所さんが使ってくれるそうで食べられるのが楽しみです。

お父さんお母さんや須原さんにプレゼントする用にるりこちゃんが袋にたっぷり詰めてラッピングしましたが、これは店頭に出しても普通に売れるのではと思いました。

 

 今日も1日を通して桃ジャムの梱包に入らせてもらって集中して、質高くを意識し、楽しく作業ができました。今日は今までラベルを貼ってきた瓶をいよいよ箱詰めすることになりました。2種類の赤い箱と白い箱で商品として出るのは今回が初出陣だったようで、私はそれを一日の作業を終えた夕飯のときに初めて知ったのですが、その重要な役割を担わせてもらって本当にうれしかったなと思います。桃ジャムの、賞味期限や原材料が書かれている裏ラベルの右側には「『(特定の桃の品種名)』だけで作りました」というラベルが貼られていて、それをみんなで「だけでラベル」と呼んでいます。どうやらつきちゃんやさとみちゃん、みくちゃんたちが考案したネーミングらしいのですが、3日前ほどに一緒に作業した時にさとみちゃんが「だけでラベルの呼び名が浸透してる…!」と感動していました。作業に入っている人にしかわからない細かい物の名称を当然のように使うと、その道の職人感や、同じ業界の仲間入りができた感覚があって嬉しいなと思いました。

 箱詰め作業の進捗は、昨日紅清水のだけでラベルを切らしたので、あとはそれを貼って3箱くらい箱詰めをしたら完了というところまで行きました。るりこちゃんやちさとちゃんはラッピングの速さと綺麗さをとても喜んでくれて私もそれが嬉しくて、みんなのためにできることをまたできるといいなと思います。

 

 最近の歯の痛みに耐えかねているという相談をお父さんにしに行かせていただいたら、歯医者を進めてくれたり延々と歯の話を聞かせてもらって、何とかなるかもしれないと思うと気が少し楽になりました。

 お父さんは、自分が「こんなことで相談するのもなんかあれだよな」「こんなことを言って時間を取らせるのもな」と思う些細な悩みや話題でも、話をいくらでも広げてお父さん自身の手数をいくらでも惜しまずに時間を取って話をしてくださるので、とても安心して相談事や言いたいことを言えるなあと実感しました。

 歯の話のあとも、摂食障害を治していくための自分の心持ちやどういう気持ちで生きていくべきかなど大事な話をしてくださって、私が思ったのは、「私はこういうお父さんの大事な話は定期的に何度でも聴いて、症状を治したり、よりよく生きていくためのモチベーションを切らさずにしていくことが必要だな」ということでした。

 食事のことや吐き気でしんどいとき、体を動かす作業が嫌な時などは、自分1人でいろいろと考えを巡らせていては、気持ちがどんどんマイナスの方向に走って心がぽっきり折れる傾向が強いですし、まわりのみんなの優しさに触れたり、シスターさんたちに話を聞いてもらったりしても気持ちがくじけることも多々あります。

 そういうときに自分の存在や気持ちを受け止めてもらって、解決策を提案してもらったり、気持ちを楽にしてくださるような頼れる人がいる、ありがたさが心にしみました。

 昨日から厚着に厚着を重ねて上半身まんまるいシルエットで生活したり、布団の上に寝袋を広げて重ねて寝たりと防寒対策に念を入れました。そうしたら、寒さがそこまでつらい瞬間が少なくなってきたので、今日もモコモコにして寝て。明日もモコモコにして作業に向かいたいと思います。