「今いる場所」 ななほ

10月19日

 夕方に久しぶりのハウスMTがあり、お父さんのお話を聞かせて頂けて嬉しかったです。
「今いる場所や与えられた環境が、一番いやすいと思う人は豊かで素晴らしい人生を歩むことができる。その反対に、どこに行っても今いる場所が一番嫌な場所で、いつも周りを羨ましがったりする人は損だね」
 お父さんがそう話してくれました。

 私もなのはなに来るまでの人生は、その損の人生でした。家にいるなら病院で入院していた方がいい。そう思って入院したら、1日で(あんなこと言わなければ良かった)と思い泣き続けて、学校に行きたいと言ってようやく、行けるようになっても頑張って学校にいられるのは3日が限界でした。

 どこに行っても苦しくて、どこにも居場所のない現実が苦しかったです。でも、なのはなに来て、私の居場所はここだったのか、そしてなのはなでなら私は生きられるんだと思った時、今いる場所が一番安心できて、大好きな場所になりました。
(住めば都なんて、そんな綺麗な気持ちになんかなれないよ)ずっとそう思っていたけれど、本当に気持ち次第で住めば都だなと思います。

 自分の年齢を考えた時、本当の意味で手遅れになる前に、こうしてなのはなに来れて良かったなと思います。なのはなに来るまでは周りから言われるがままに、良い高校へ良い大学へと思い、私には何の目的も目標もなく、ただプレッシャーのような苦しい気持ちがあるだけでした。
 だから、勉強する意味が分からない、どんな高校に行ったらいいのか分からないと思っていたし、その疑問に答えてくれる人はどこにもいませんでした。でもお父さんが、「どうして中卒よりも大学に行っているほうがお給料が高かったりするか分かる? それはね、遊びがあるからなんだよ」と教えてくれました。遊びがある分、遊びが社会性になって、豊かな気持ちになる。そう思うと私は、十分遊びのある生き方を、なのはなでしているなと思います。

 畑作業もダンス練習も私にとって、遊びであり役割のようなモノでもあり、好きなものです。その中でお父さんが話して下さるように根拠を持った考え方をしたり、自分の頭と心と身体を使って何かをする中で、色々な経験が積み重なっていきます。私は普通の高校生や大学生のような遊びはしていないけれど、なのはなでの生活は既存の物よりも、よくある遊びよりも高度で楽しいなと思います。
 

・たけちゃん

 今夜はたけちゃんやみんなとリビングにお泊りをする予定です。今はたけちゃんとあけみちゃん、さとみちゃんと一緒にお父さんのお誕生日会のムービーを見ているのですが、たけちゃんが前のめりになってムービーを見ているのがとても可愛いなと思うし、あゆみちゃんやひでゆきさんを見つけて「まんま、ママ」と言っていてとても可愛いなと思います。

 また、今日はあゆみちゃんとたけちゃんとお風呂に行ってきたのですが、お風呂で泣いているたけちゃんに桶を渡してブクブクと遊んでいると、たけちゃんがいっぱい笑っていて、「なのはなの湯で、初めて笑った」とあゆみちゃんが満面の笑みで話してくれました。

 脱衣所でも最初は泣いていたのですが、さやちゃんとまなかちゃんとひたすら歌を歌うと、たけちゃんも手拍子をして笑っていて、とても可愛かったです。

 今日も肌寒い一日だったのですが、日中はとても暖かくて、作業もしやすく、ホウレンソウの種蒔きやパパイアのビニールハウス作りが進められて嬉しかったです。