「たけちゃん」 ななほ

10月18日

 昨日はあゆみちゃん一家がなのはなに泊まってくれて嬉しかったです。朝、リビングに行くとたけちゃんが「ガーガー」と言いながらリビングに来てくれて、ハイタッチで挨拶をしました。その後は、すぐに金魚の水槽を指さして、「まんま、まんま」と言っていて、金魚にエサをあげようとするたけちゃんは、ふと自分もお腹が空いたことを思い出したようで、今度は食堂を指さして「まんま」と言っていて可愛かったです。

 今日は朝食も昼食もたけちゃんの隣でいることがあったのですが、朝にバナナを食べたはずのたけちゃんは、朝食の柿を見つけた瞬間、目をキラキラさせて手を合わせていました。
「まずはご飯を食べてからだよ」とたけちゃんに声をかけると、素直にナスやジャガイモの副菜となのはなのご飯をパクパクと食べていて、1度も口を開けないということが無く、美味しそうにご飯を食べていました。そんなたけちゃんは、見ているだけで嬉しくなるし、なのはなでみんなの中で大きくなっていくたけちゃんは、どんな子になるのだろうかと思うと、こうして今たけちゃんといられることも、これからたけちゃんの成長を見ていけることも本当にありがたいことだなと思いました。

 今日もササゲの収穫やブロッコリーとカリフラワーの追肥・土寄せなど朝から夕方までとても充実した濃い1日でした。
 また、夜の集合でお父さんが信じる気持ちについての話をして下さって、改めて本当にその通りだなと思いました。なのはなに来るまで未来のことも今も信じられないし、信じたくなかったです。どうしてこんなことになってしまったんだ、もう取り返しがつかない、できる事ならもし1つだけ願いが叶うとしたら、5歳まで戻してほしいと思っていました。

 でも、お父さんが、
「現実を見たら平等ではないけれど、そう思っている人にはチャンスがあると思ったらいい」
 と話して下さり、私もそのチャンスが私にも来るかもしれないと絶望の中に、ほんの小さな希望を持ち続けられたから、今こうして生きていられるのかもしれないなと思いました。もう目の前が真っ暗で、希望なんてないと思った時もどうしてもこのまま終わりたくなくて、もっとよく生きられるんじゃないか、死ぬくらいなら死ぬ気で力いっぱい生きてやると思っていました。

 夜のお父さんのお話がその時の自分と重なってお父さんの言葉が胸に染みたし、今も信じる気持ちを忘れないでいたいです。どんな難しい事があっても、それを乗り越えた先にその難しさや苦しさを越えた喜びが待っていると今は信じることができます。だから、挫けないでいられるし、普段の生活でも本気で生きることに楽しさを感じて、忙しい時も大変な時も、そんな時こそ生きるのが楽しいと思えます。

「人間の思う気持ちは、案外抽象的なもので文字で表せない」
 とお父さんが話していたように、私も上手く伝えられないことや気持ちがたくさんあります。でも、なのはなではそれを野菜作りやダンス、スポーツなどでも表現しているんだなと改めて思い、私も変に固く、理屈っぽくなりすぎずに、豊かな気持ちで視野を広く持って、自分の中の神様に恥のない行動をしていきたいです。