「希望が見えるのは」 のん

10月14日

○お父さんのお誕生日
 お父さん、お誕生日おめでとうございます。いつも本当にありがとうございます。今年は試験のことで大分心配をかけてしまいました。毎回毎回、試験の時には、お父さんやお母さんが私以上に心配してくださっている、と感じます。だから私はなんの心配もなく受けることができます。その気持ちに応えたい、と思って勉強を続けることができます。

 私が受かっても落ちても、お父さんとお母さんの利益とか、そういうものには直結しないのに、それでも応援してくださるから、私はその応援につぶされることなく、励みにすることができます。

 雨の中の出発になった今年の試験、お父さんが1人傘をさして玄関下まで降りてきて、見えなくなるまで見送ってくださったのが、本当に嬉しかったです。

 お父さんの本に出会ったとき、ぼろぼろ涙が出て、泣きながら母に「読んでよ!」と言ったのを覚えています。自分が言い表せなかった気持ち、苦しかった理由が詰め込まれていて、ああ、ここに行ったら本当に回復できるんだろうな、と思いました。

 なのはなに来てからも、依存が切れていなくて、帰りたい、と思ったときでさえ、不思議と、「帰ったら回復できない、ここにいたら回復できる」という気持ちは変わりませんでした。いつでも小手先じゃなく、本気で向き合ってぶつかってくれるお父さん。安定とか、保身とか、保証を求めたりしないお父さんだからこそ、かけてもらう言葉に心が動きます。上からじゃなくて、全力で、諦めないで、同じ土俵で向き合ってくださるから、なんとかいい方向に変わっていきたい、と思えます。

 なのはなに来て、なのはなで生活させてもらって、たくさんの家族、仲間と、成長できる機会、場所をお父さんとお母さんにいただきました。生きる意味が欲しい、全力で生きたいのにどこに向かってなにをしたらいいのかわからない。そんな私に答えを示してくださいました。

 最近、ネットの進化などの集合でのお話を聞いていて、ふと思ったことがあります。インターネットが普及して、ものは溢れているけれど、心が苦しくなっていく時代。きっとそれがもっと進んだ、今とはまた違う時代が来るんだろうなと。そんなときに立ち上がって、仲間と一緒にあるべき道を示すことができるように、今、どんなことであれ、力をつけることが必要なんだ、と。

 そう思ったら、ちょっと、目的地どこだっけ、となっていた気持ちがしゃんとしました。私はまだまだときどき目的を見失ったり、幸せのその日暮らしを忘れたりするときがあります。でも、きっとよくなっていく、と信じられるのは、お父さんとお母さんのお陰です。真っ暗でしかなかった、怖かった未来に、希望が見えるのは、お父さんとお母さんのお陰です。

 本当にいつもありがとうございます。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。